子供に絵本で寝かしつけをしたいけれど、いつからどんな絵本を読んであげたらいいのか悩みますよね。
絵本で寝かしつけを始める時期に正解はないので、いつから始めてもOKです。
絵本のテーマは「寝る」ことに絞って探してみるとたくさん出てきます。
絵本を使って寝かしつけることは語彙力や表現力が身につく、感情表現が豊かになるなどプラスの効果があります。
私は寝る前には「この絵本を読んだら寝るよ」と約束をしています。
約束をしておくと子供たちも「読み終わったら寝るんだ!」と気持ちを持っていけるようで、何冊も読んでと言われることは少なくなります。
今回、私がリサーチしてみて寝かしつけにおすすめだと思った絵本を紹介します。
まだ絵本を購入していない方は参考にしてみてくださいね♪
絵本を使って寝かしつけをするのはいつからでもOK
絵本を使った寝かしつけっていつから始めたらいいのか迷いますよね。
絵本の読み聞かせを始める時期に正解はないので、いつから始めてもいいです。
早い人は0歳から始める人もいます。お母さん、お父さんが読み聞かせをしてあげたいなと思ったタイミングで始めるといいですよ。
私の子供が3ヶ月健診の時、待合の部屋に何冊か絵本が置いてあったのですが、待っている間に一生懸命絵本の読み聞かせをしているお母さんとお父さんがいました。
お父さんが赤ちゃんを抱っこして、お母さんが感情を込めてリズムよく読んでいたので、こちらも聞き入ってしまいました。
こんなに小さい時から絵本を読んであげて、とても熱心だなと感心したのを覚えています。
私は子供が1歳を過ぎてから絵本の読み聞かせに挑戦してみましたが、子供は絵本を口に入れて遊んだり、ビリビリに破くだけなので読むのを諦めてしまいました。
2歳を過ぎてから少し絵本に興味が出てきたようなので、時々寝る前に読んであげています。
寝る前に絵本を読んであげる時期は子供によっても個人差がありそうですね。
絵本での寝かしつけにピッタリなおすすめ4冊を紹介♪
絵本は「寝ること」がテーマになっているものを選びましょう。
寝かしつけにどんな絵本がいいのか悩みますよね。ネットで調べても情報がありすぎて何を選んだらいいのかわからなくなります。
ゆったりした気分になれるテーマや今から寝るんだよというのが伝わる絵本を選ぶといいですね。
逆に好奇心をくすぐる絵本、まねっこして楽しむ絵本はテンションが上がって子供が興奮して眠れなくなってしまうのでおすすめしません。
私の子供たちはおばけの話が大好きなのでおばけ系の絵本に偏りがちです。
寝かしつけにおすすめの絵本をリサーチした中で、乗り物が主役の絵本や動物が主役の絵本など様々なジャンルがありました。
これから絵本を購入する時には色々なジャンルに挑戦したいと思いました。
今回私が調べてみた中でおすすめだと思った絵本を紹介しますので参考にしてみてくださいね♪
やさしいタッチで描かれていてゆったりした気持ちになる
「おつきさまこんばんは」 作:林明子 福音館書店
この作品はおつきさまがやさしいタッチで描かれています。
夜になって真っ暗になったところにおつきさまが現れ、ネコとあいさつをします。
途中おつきさまが雲で隠れてしまうシーンがありますが、雲さんとちょっと会話していただけですぐに去っていきます。
そしてまたおつきさまが現れにっこりした顔になります。
短いストーリーですが、その中でおつきさまの感情が伝わりやすいように描かれています。
表情でどんな気持ちになっているか子供にも想像しやすいので、子供から「おつきさま悲しいの?」や「おつきさま笑ったね」、「おつきさま、おやすみ」と言ってくれます。
おつきさまと背景のコントラストがはっきりしているので、まだあまり目が見えない0歳の赤ちゃんから読み聞かせてあげても刺激になって良いですよ。
ゆっくり読むと眠りを誘うような内容になっているので是非読んで見てください♪
乗り物が好きな子にはとても喜ばれる一冊
「おやすみ、はたらくくるまたち」 文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド 訳:福本友美子 ひさかたチャイルド
こちらは乗り物が大好きな子供が喜ぶ絵本です。
私は乗り物に詳しくないですが、乗り物たちがどのような仕事をするのかがわりやすく描かれていて勉強になります。
動物みたいな乗り物たちが可愛いので、自分の子供に買ってあげたいなと思った1冊です。
それぞれ楽しく仕事を終えたくるまたちは疲労困憊です。自分の寝床に行き静かに眠りにつきます。
これはくるまたちが主役なので人は出てきませんが人間らしさもあり、興味深い内容になっていました。
最後にくるまたちも気持ちよさそうに眠りにつくシーンは見ているこちらも眠くなってきます。
乗り物好きな子供にはぜひ読んであげて下さいね♪
子供が眠れない時にやりそうな行動が話になっている
「ノンタンおやすみなさい」 作・絵:キヨノサチコ 偕成社
眠れないノンタンが夜にお友達の家に遊びに行くものの、やっぱり寝る方がいいやと思わせる内容です。
ノンタンが眠れないからお友達の家に遊びに行くのですが、みんな寝ていて遊んでくれません。
唯一起きていたフクロウくんと遊びますが、外が真っ暗で石につまづいたり、水たまりに入ってしまったり散々な目にあいます。
それに懲りて夜に遊ぶのは楽しくないと帰っていきます。
最後はノンタン自身もやっぱり寝た方がいいやと納得して眠りにつきます。
これは子供が眠れないときにやりそうな行動を上手に絵本にしているなと感じました。
暗い時間に外で遊ぶと危ないよ、夜は寝る時間なんだよというのを自然に教えられる絵本です。
怖いもの見たさで子供が読みたくなる絵本
「ねないこだれだ」 作・絵:せなけいこ 福音館書店
遅くまで起きている子供がおばけになっておばけの世界に連れて行かれる話です。
文字数がとても少なくすぐに読み終わるのですが、その中でもほどよく怖さを伝えてあり、寝ないといけないんだと思わせてくれる話です。
この絵本は私の4歳の子供が大好きで、何回も読んでと言われます。
イラストが貼り絵になっていて、可愛いタッチですが少し怖さもあり、子供にとってはドキドキするみたいです。
作中の「あれ あれ あれれ・・・」、「よなかに あそぶこは おばけに おなり」のシーンが大好きで、私にしがみつきながらも喜んで聞いています。
早く寝ないとおばけの世界につれていかれるよ~
やーだー!寝るー!!
こんな会話をしながら3回は読まされます。怖いけど見たいという心理をついている絵本だなと思いました。
寝る前の絵本の読み聞かせにはプラスの効果が5つある!
寝かしつけに絵本を読み聞かせることはいくつかプラスの効果があります。
寝る前の絵本を読むのが習慣になると、[読み終わったら寝る]とスイッチを上手に切り替えられます。
大人でもこれをしたら寝るというルーティンがありますよね。
私も部屋の片付けをして歯磨きをしたら、勝手に寝るモードに切り替わります。
子供は親が思っている以上にお母さん、お父さんが大好きです。
一緒にくっついて絵本を読んであげると子供の心も安定し、安心して眠りに入りやすくなりますよ。
私には4歳と6歳の子供がいますが、寝る前には二人が私の横にピッタリくっついてきます。
絵本を読んであげるととても嬉しそうで、くっついたまま横になると安心するのか割とすぐに寝てくれるんです。
また、入眠前にリラックスできることで睡眠の質が向上し寝覚めがよくなると言われています。
寝る前に見たり聞いたりしたことは寝ている間に記憶に定着しやすいと言われているので、絵本を読み聞かせることで語彙力や表現力が身につきやすくなります。
毎日できるだけ寝る前に絵本を読んであげたいですね。
絵本を読む時の部屋の電気は明るすぎず暗すぎずにしよう
子供は光の感受性が高いので、部屋が明るすぎると興奮して眠れなくなってしまいます。
寝かしつけのために絵本を読む時の部屋は少し暗くするといいでしょう。
暗くしすぎると絵本が見えにくくなり、視力も悪くなるのでほどほどにしましょう。
寝室の照明はリラックスするためにも青みの強い昼光色は避けたほうがいいです。
部屋の明るさが調整できる照明にしておくといいですね。
我が家はリビングの隣が寝室なので、寝室の電気を消してリビングの電気をつけたままドアを少しだけあけて明るさを調整しています。
絵本での寝かしつけはいつまで続けても問題はない
絵本で寝かしつけをするのはいつから始めても良いように、何歳までという決まりもありません。
絵本を読んであげることで想像力がふくらみ、語彙力も上がるので勉強にも役立ちます。
お母さん、お父さんに読んでもらうことでいつまでもコミュニケーションが取れますし、精神の安定にもつながるので続けたいですね。
文字が読めるようになれば、子供に読んでもらってもいいですね。
私の6歳の子供は小学生になったばかりで、文字が読めるようになったので私や下の子に読み聞かせをしたいと言います。
今日は私が読んであげるよ~♪
一生懸命ひらがなを読んでいる姿はとても可愛いです。
絵本を最後まで読めると達成感があり嬉しそうで、私も子供の成長を感じるので嬉しいです。
読み終えたら「上手に読めたね」と褒めてあげ、一緒にくっついて布団に入るとすぐに寝てくれます。
子供が一人で自分のタイミングで読みたいと言うまでは寝る前の絵本の読み聞かせは続けてあげましょう。
こちらでも絵本の読み聞かせについてのメリットを紹介しています♪
まとめ
- 絵本を使って寝かしつけを始める時期に正解はない。早い人は0歳から始める人もいる。両親が始めたいと思ったタイミングで行うといい。
- 寝かしつけには今から寝るんだよというのが伝わる絵本を選ぶと良い。おすすめの絵本4冊を紹介。
- 絵本で寝かしつけをするとプラスの効果がある。習慣化することで読み終わると寝るという切り替えができるようになる。
- 絵本で寝かしつけをすると親子のふれ合いにより子供がリラックスでき、ぐっすり眠れるし寝覚めが良くなる。語彙力や表現力も身に付きやすくなる。
- 寝かしつけのために絵本を読む時の部屋の明るさは、明るすぎず暗すぎずがいい。部屋が明るいと興奮して眠れなくなってしまう。
- 絵本で寝かしつけはいつまで続けても問題はなく、続けてあげた方が想像力もふくらみ語彙力も上がるので勉強に役立つ。
- 絵本で寝かしつけをすることでスキンシップも取れ子供の精神安定にもつながる。
絵本で寝かしつけをするのは何歳から始めてもOKです。
寝かしつけに絵本を読むのは想像力や表現力が養われ感情表現も豊かになります。
親子のスキンシップも取れ、子供の心も安定します。絵本を読むことによって勉強にも役立ちます。
寝る前に絵本を読んであげた日は、子どもたちから「お母さん大好き」オーラがたくさん伝わってきます♪
寝かしつけの絵本選びに迷ったらぜひこの記事を参考にしてください♪