本が好きな私のスマホには、全部で500冊程の電子書籍が入っています。
昔からコツコツと溜めたものですが、総額でいくら使ったのだろうと、少し青ざめる時もあります。
そんな電子書籍ですが、最近はいろいろなサイトで購入出来るようになりましたね。
支払い方法も色々な形を選べるようになったので、気軽に購入出来るようになったのではないでしょうか。
しかしその中でも、クレジットカードとキャリア決済はどこのサイトでも利用出来てしまうため、思わず使い過ぎてしまう危険があります。
支払い方法には電子マネーやQR決済といった、クレジットやキャリア決済以外を選ぶべきです。
そこで今回は、電子書籍のいろいろな支払い方法についてご紹介いたします。
様々な支払い方法を知って、快適に電子書籍を購入しましょう!
電子書籍の支払い方法にはいろいろな種類がある!!

私が初めて電子書籍を購入したのは、今から10年以上前のことです。
当時はまだスマホの影も形も無い頃で、「巻購入」なんて物は存在しませんでした。
今で言う「分冊版」がほとんどで、支払い方法も携帯料金と合算するキャリア決済しかありませんでした。
そんな時代から比べると、最近の電子書籍って、コンテンツも豊富ですし、支払い方法もたくさんあるなと感じます。
現在はQR決済や電子マネー、またはポイントを利用して支払うことも可能です。
自分の利用しやすい支払い方法を選べるのはとても便利で、嬉しいサービスですよね。
けれど、こんなにたくさんの支払い方法が増えたと言うのに、どのサイトでも利用出来る支払い方法はクレジットとキャリア決済の2つのみでした。
クレジットカードは確かに便利です。まだクレジットカードが普及していなかった頃のことを思い返すと、こんなに身近なアイテムになるとは思いもしませんでした。
また、キャリア決済も、昔から利用されていた「一番簡単な課金方法」として今でも人気のある支払い方法です。
しかし、電子書籍を何年も、クレジットとキャリア決済で購入してきた私が出した結論は、この二つの支払い方法はおすすめ出来ないということです。
その理由について、これから詳しくご説明していきますね。
現在はクレジット決済とキャリア決済の二強
今回私が調べたサイトは以下の通りです。大手の企業が配信しているサイトや、マンガの広告でよく見かけるサイトをピックアップしてみました。
- Amazon(Kindle)
- 楽天(Kobo)
- 紀伊國屋 (kinoppy)
- honto
- コミックシーモア
- ピッコマ
- めちゃコミ
- ブックライブ
- Renta!
- マンガ王国
全部で9個のサイトを調べてみたのですが、なんとすべてのサイトでクレジット決済とキャリア決済が利用出来るようになっていました。
歴史が一番長いのはキャリア決済ですよね。スマホが普及する前の、二つ折り携帯の頃から利用されていた支払い方法です。

キャリア決済は携帯料金と合算されるから、新たに登録する手間も省けて便利に使えるのがメリットよね
けれど、スマホが普及する前は、今ほど「課金」をするタイミングは無かったように思います。
ゲームも電子書籍も携帯で入手するものでは無かったので、課金するとしても音楽サイトで数曲購入したくらいでしょうか。着うたとか懐かしいですね。
また、スマホが普及する前というと、「インターネットはパソコンで利用するもの」でした。
インターネット自体がそこまで身近なものでは無かったため、クレジットカードを登録するという考えもあまり一般的では無かった時代です。
そのため、今でも「インターネットにクレジットカードを登録するのが怖い」という声が聞こえてきます。
実際に、過去には決済トラブルも問題になっていましたのでなおさらですよね。
しかし今では、セキュリティが強化されたため、ネットショップでもクレジット決済やキャリア決済が当たり前のように利用されています。

万が一不正利用された場合、補償の対応をしてくれるところが多くなってきました。ご利用のカード会社や携帯会社をチェックしてみてくださいね
たくさんのサービスが利用出来るようになれば、より便利なもの、より手軽なものが優先され、不便なものや「古いもの」は消えていくことが多いです。
そんな中でクレジットカードとキャリア決済は、消えていくどころかすべてのサイトで利用されているほど、便利で手軽な支払い方法として定着していきました。
しかし、クレジットカードには「ついつい使い過ぎてしまう」というデメリットがあります。
サイトに登録してしまえば、後はほとんどワンクリックで購入できてしまうため、「続きが読みたい!」と連続で購入してしまいがちです。
実は私も、メインの電子書籍ではクレジットカードを登録していますが、ついつい大人買いをしてしまって後悔することが多いです。
10冊以上を一気に買ってしまうことも少なくありません。
その他にキャリア決済で支払いをしている電子書籍にも登録しています。
上限の設定はしているのですが、日用品のお買い物でもキャリア決済をすることがあるため、比較的高額な上限設定となっています。
そのためついつい購入してしまって、金額がかさんでしまうことも多いです。私も支払い方法について見直さなければいけませんね…。
このように、支払い方法の二強であるクレジットカードとキャリア決済ですが、使い過ぎてしまうというデメリットもあります。
電子書籍は、続きが気になるとついつい購入してしまう恐れがあるので、使い過ぎ対策のためにもクレジットとキャリア決済を利用するのはおすすめ出来ません。
けれど電子マネーやQR決済なら、チャージ方法を少し工夫するだけで使い過ぎを防止出来ます。
しかし、電子書籍の購入に電子マネーやQR決済って利用出来るのでしょうか?
気になったので、どんな支払い方法があるのか調べてまとめてみました。支払い方法について迷っているあなた、必見です!
電子書籍で利用できる支払い方法一覧
電子書籍の支払いには、クレジットカードやキャリア決済、または独自のポイントを利用するくらいしか、支払い方法は無いと勝手に思っていました。
しかし実際に調査してみると、こんなにたくさんの支払い方法があるのだと判明しました!!
- クレジット決済
- キャリア決済
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天Pay
- Amazon Pay
- d払い
- Apple Pay
- ヤフーウォレット
- モバイルスイカ
- WebMoney
- BitCash
- PayPal
- 楽天Edy
- Tポイント
- 独自ポイント
あなたが普段から利用している支払い方法も中にはあるのではないでしょうか。
すべてのサイトで全部の支払い方法が利用出来るわけではありませんが、普段使いしている電子マネーやQR決済で電子書籍を購入出来たら嬉しいですよね。
私も楽天ポイントやd払い、PayPayなど、普段使いしているものがいくつかあるので、どれを利用しようか迷ってしまいます。
ただ、支払い方法が増えて便利になったと思う反面、電子書籍のサイトが急激に増えたり、特徴が複雑になったように感じます。

PayPayが使えるのはこのサイトだけだわ

このサイトではWebMoneyが使える!!
このようにサイトにも支払い方法にもそれぞれ特徴があり、自分に合ったサイトを選ぶことが出来るのは魅力的だと思います。
しかし、サイトも支払い方法も予想以上にたくさんあるため、どのサイトに登録すると便利なのかがいまいちよく分かりませんよね。
そこで、今回調べたサイトを支払い方法別にまとめてみました。
すると、登録しておいた方が良い、便利な支払い方法が判明したのです。一緒に確認していきましょう!
電子書籍のサイトを支払い方法別に比較してみた

それではここで、電子書籍のサイトの支払い方法について調査した結果をお伝えします。
先ほどもご紹介したとおり、クレジットカードとキャリア決済の2つは、どのサイトでも取り扱いしておりましたので、ここでは省略させていただきます。
そのうえで、AmazonのKindleや楽天のKoboなど、大手で有名なショップについてまとめたのがこちらです。
Amazon | 楽天 | 紀伊 國屋 | honto | コミック シーモア | ブック ライブ | |
PayPay | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
LINE Pay | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天Pay | × | × | × | × | 〇 | × |
Amazon Pay | × | × | × | × | × | × |
d払い | × | × | × | × | 〇 | × |
Apple Pay | × | × | × | × | 〇 | × |
ヤフーウォレット | × | × | × | × | 〇 | × |
モバイルスイカ | × | × | × | × | × | 〇 |
WebMoney | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bitcash | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
PayPal | × | × | × | × | 〇 | × |
楽天edy | × | × | × | × | 〇 | × |
Tポイント | × | × | × | × | × | 〇 |
独自ポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
コミックシーモアが様々な支払い方法に対応しているのに比べ、Amazonや楽天では、クレジットカードとキャリア決済以外の支払い方法がほとんど無い、という結果が出ました。
私もKindleを利用していますが、確かにクレジットとキャリア決済の二択しか見たことがありませんね。
コミックシーモアはマンガやライトノベルといった、若年層向けの作品を多く取り扱いしているので、支払い方法についても柔軟に対応しているのかもしれません。
また、コミックシーモアやブックライブでは、ポイントをチャージして作品を入手するスタイルとなっています。
例えばAmazonで600円の本を購入する場合だと、本の料金600円が直接請求されます。
しかしポイントをチャージするシステムでは、チャージした金額から600円分のポイントを利用し本を購入するため、チャージした金額の分を支払わなければいけません。
1,000円分をチャージしたとすると、料金の請求は1,000円。残りの400円はサイトの中で保有ポイントとして、次に本を購入する際に利用出来ます。
このように、サイトごとに様々な特徴があるため、どの支払い方法を選べば良いのか迷ってしまうますよね。
それではここで、サイトを比較してみて判明した、おすすめの支払い方法について、詳しくご紹介いたします。
「こんな支払い方法があったんだ?!」と目からウロコが落ちるかもしれません。ちなみに私はウロコが落ちたので登録しようと思います(笑)
大人気のWebMoneyはクレジット決済もOK!
様々なサイトで利用出来るWebMoneyは、電子マネーの一つです。
しかし、たかが電子マネーだと侮っていはいけません。
チャージして利用するのはもちろんのこと、なんとクレジット決済しか利用出来ないサイトでも、WebMoneyなら利用出来るのです!!

引用:WebMoney
WebMoneyには3つのタイプがあります。シートタイプやギフトカードタイプは、コンビニやドラッグストアで購入出来るため、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
使い方は全タイプ共通で、プリペイド番号を入力して利用しますが、シートタイプとギフトカードタイプは使い切りのため、チャージをして繰り返し使うことは出来ません。
しかし、3つ目のタイプであるWebMoneyプリペイドカードなら、チャージ機能が搭載している他、クレジット支払いが出来る便利な電子マネーとなっています。
ここで重要なのは、クレジットカードとの違いです。見た目もクレジットカードとそっくりなので、少し不安になってしまいますよね。
WebMoneyプリペイドカードでクレジット決済する場合は、チャージしてある金額から即時決済されるため、チャージ金額以上の購入は出来なくなっています。
また、利用出来るのはマスターカードというクレジット会社の加盟店のみです。
JCBやVISAなどのクレジットカードも、使えるお店や使えないお店がありますよね。
それと同じで、WebMoneyプリペイドカードも、利用出来るのはマスターカードが使えるお店に限ります。
とはいえ、電子マネーなのにクレジット決済が出来るのはとても魅力的ですよね。
例えば、上の表を見るとAmazonと楽天はクレジット決済とキャリア決済しか対応していません。
けれどWebMoneyのプリペイドカードなら、電子マネーなのにAmazonと楽天が利用出来る、ということになります。

年齢制限、所得制限なしで作れるからとっても便利ですよ!
また、ポイ活をしている方の中にはWebMoneyの存在を知っていた方も多いのではないでしょうか。
私もポイ活をしていて、存在は知っていたのですが、電子マネーを利用するメリットが感じられず登録していませんでした。
ですが今回調べてみて、WebMoneyの素晴らしさに驚きました。何より使い過ぎないで済みそうな所が、私にはとても魅力的です!!
お子さんの課金にもぴったりなWebMoney。あなたもぜひ一度チェックしてみてくださいね。
シンプルな電子マネーならBitCash

引用:BitCash
BitCashも電子マネーの一つです。プリペイド番号が数字ではなく、ひらがなを利用しているところが特徴的です。
先程紹介したWebMoneyは、タイプがたくさんあり、使える場面も幅広く便利に感じられましたが、逆に「複雑で分かりにくい」と思われるかもしれません。
けれどBitCashなら、シンプルな従来型の電子マネーなので、初めて利用される方におすすめ出来る支払い方法です。
不正利用のリスクも低いので、お子さんに買い与える場合でも安心して利用出来ますね。
また、BitCashでは会員登録をしてから支払いをすると「びっ得コイン」というポイントが貯まります。
びっ得コインは、BitCashのチャージ分として利用出来るのはもちろん、dポイントや各種ギフト券に交換することが可能です。

支払いのたびにポイントが付くのはやっぱり嬉しいよね!!
今では電子マネーやQR決済、クレジットカードでも、支払いの分のポイント還元が当たり前のように行われていますね。
ただ、ポイントの種類もたくさんあるため、どのポイントを貯めるか決めておかないと、上手に貯めることが出来なくなってしまいます。
ネットショップや電子書籍をよく購入する方であれば、支払い方法をBitCashに限定してみてはいかがでしょう。
多くのサイトでBitCashが利用出来るようになっていますので、登録しておけば便利に利用出来るはずですよ。
私も使い過ぎ防止のために、シンプルで使いやすそうなBitCashを検討してみたいと思います♪
身近なアプリで登録できるLINE Pay

引用:LINE Pay
スマホが普及される前まで、連絡手段と言えば電話かメールでした。
そのメールがLINEに代わったと言って良いほど、今では多くの人がLINEを利用していますよね。
連絡手段としてだけではなく、お友達登録をした企業からクーポンが発行されたり、マンガや音楽を楽しんだりすることも出来ます。
そんなLINEが提供するQR決済がLINE Payです。QR決済の中でLINE Payは、多くのサイトで利用出来るようになっています。
LINE Payのチャージ方法はいくつかありますが、銀行口座を登録するか、コンビニ等でチャージするかのどちらかがメインとなります。
もちろんポイントを貯めることも出来ます。LINEポイントクラブに登録すると、LINE Payで支払うごとにポイントが貯まりますので、使えば使うほどお得になりますね。
私もLINE Payに登録していますが、アンケートの配信があったり、Webページを閲覧してポイントがもらえたりと、支払い以外でもポイントが貯まりやすくなっています。
ポイ活の一環としても利用しやすいですし、何よりごく身近なアプリですので、登録しないのはもったいないですよ。
LINE Payは今すぐ始めやすいQR決済です。これを機にぜひ登録してみてくださいね。
電子書籍の支払い方法をコンビニ払いに出来るサイトは?

さて、ここまで様々な支払い方法についてご紹介してきましたが、まだ紹介していないサイトがあることにお気付きでしょうか。
- めちゃコミ
- Renta!
- マンガ王国
どのサイトも一度は聞いたことや見たことがある、有名なサイトだと思います。
実はこちらの3つのサイトでは、電子書籍の支払い方法としては珍しい、コンビニ払いが可能となっています。
ここまで、電子マネーやQR決済について紹介してきましたが、チャージについてはどこも、コンビニで行うものがほとんどでした。
しかしよく考えてみると、コンビニで電子マネー自体を購入、またはチャージ金額を購入し、その金額をスマホに登録して支払うことになります。
これでは、支払いまでの間に「登録作業」が必要となるので、面倒だと感じる方もいらっしゃいますよね。
それならば、直接コンビニ払いが出来るサイトを利用したほうが、手間が省けて便利だと思いませんか?
電子マネーやQR決済の利用が苦手な方や、シンプルに利用したい方には、コンビニ払いが出来るこちらの3つのサイトがおすすめです。
ちなみに、3つのサイトの他の支払い方法も一緒に確認してみましょう。
めちゃコミ | Renta! | マンガ王国 | |
PayPay | × | 〇 | 〇 |
Line Pay | × | 〇 | 〇 |
楽天Pay | 〇 | × | 〇 |
Amazon Pay | 〇 | 〇 | 〇 |
d払い | × | 〇 | × |
Apple Pay | × | × | 〇 |
ヤフーウォレット | 〇 | 〇 | × |
モバイルスイカ | × | 〇 | × |
Webmoney | 〇 | 〇 | 〇 |
Bitcash | × | 〇 | × |
PayPal | × | 〇 | × |
楽天edy | × | × | × |
Tポイント | × | 〇 | × |
独自ポイント | × | × | 〇 |
3つのサイトを比較してみると、どこも多種多様な支払い方法があるという印象です。
めちゃコミとまんが王国では、atone翌月後払いという名称のコンビニ払いで、月末に締め切り、翌月の期日までにコンビニで支払い、という流れになります。
また、Rentaの場合は払い込み番号や受付番号が表示されるので、コンビニで入力、または店頭に伝えてお支払いとなります。
面倒な登録作業や、セキュリティについて心配する必要が無いため、気軽に利用出来るところがコンビニ払いのメリットですよね。
しかしコンビニ払いの場合は、電子マネーやQR決済のようにはポイントが貯まりにくい、というデメリットがあります。
そこで、コンビニ払いをしたい方で、ポイントも上手に活用したいという方は、まんが王国を利用してみてはいかがでしょうか。
ポイントを購入して利用するサイトの中でも、まんが王国は無料で貯まるポイントやお得なサービスがたくさんあります。
毎日来店ポイントや、LINEで送られてくるクーポンなど、一度で121ptも無料でもらうことが出来ました!!
ポイ活もマンガも妥協したくないあなたにぴったりですよ。詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ

- 電子書籍の支払い方法で、確実に利用出来るのはクレジットカードとキャリア決済
- 電子書籍の支払い方法は電子マネーやQR決済がおすすめ
- WebMoney・BitCash・LINE Payは多くのサイトで利用出来る
- コンビニ払いが出来るのはめちゃコミ・Renata!・まんが王国の3つ
電子書籍の支払い方法は、今でもクレジットカードやキャリア決済が多く使われています。
けれど、スマホが多くの人に使われるようになり、様々な支払い方法が開発されたため、より便利に電子書籍を購入出来るようになりました。
今回ご紹介した支払い方法についても、今後さらに便利になるかもしれませんし、クレジットカードやキャリア決済が「もう古いよね」と言われる時が来るかもしれません。
あなたもぜひ、新しい支払い方法を導入してみてはいかがでしょうか。