あなたは読書が好きですか?今は、便利な電子書籍を購入して読書を楽しむ人も増えていますね。
私は本の紙質が好きなので断然紙派ですが、家の本棚があふれるようになってきたことから電子書籍に興味を持つようになりました。
そこで問題になるのが「目の疲れ」です。電子書籍はパソコンやタブレット、スマホでも読むことができますがブルーライトによる目の疲れが心配です。
私は時間を気にせず読書を楽しむために、目に優しい電子書籍用タブレットがあるかを調べてみました。
するとブルーライトが極限まで少ないタブレットがあるということが分かりました。
ICTを用いた授業や、スマホの使用で子供たちの目も疲労している時代です。
この記事では、大人も子供も安心して電子書籍を長時間楽しめる商品をご紹介します。参考にしてみてくださいね。
電子書籍用タブレットは目に優しい!
電子書籍を読むことに特化した電子書籍用タブレットが目に優しい理由は、ブルーライトが極限まで低い構造になっているためです。
電子書籍用タブレットは電子ペーパー技術を採用しています。パソコンやタブレット、スマートフォン等は電子ペーパーではなく液晶モニターの端末です。
この違いが、電子書籍用タブレットが目が疲れにくく安心して長時間の読書を楽しむことができるポイントになります。
電子書籍未経験の方の中には、目に優しい電子書籍専用のタブレットがあることを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は電子書籍を調べて、初めて電子書籍専用のタブレットがあることを知りました。
電子書籍専用タブレットのことを「電子書籍専用リーダー」や「電子書籍リーダー」と言います。
それでは電子書籍リーダーは本当にブルーライトが極限まで少ないのか、またそのメリットとデメリットも見ていきましょう。
電子書籍タブレットは本当にブルーライトが少ない
液晶モニターの端末よりも電子ペーパーのタブレットの方がブルーライトが少ないとお伝えしました。
どのくらい少ないのでしょうか?では、そのデータを見てみましょう。
2013年のデータですが、電子ペーパー技術を採用したKindleやKoboのブルーライトが圧倒的に少ないことが分かります。
液晶モニターであっても、ブルーライトをカットする眼鏡をかけて見ることで目を疲れにくくすることができます。
また、明るさを調節したりセピア色にすることでブルーライトの抑制効果が期待されます。
しかしもともとブルーライトが極限まで少ない電子書籍リーダーは、いつでもどこでも安心して長時間読書を楽しむことができますね。
私は夜の落ち着いた時間に読書をすることが好きなので、寝る前にブルーライトを気にせずにいられることは嬉しいです。
電子書籍リーダーのデメリット
電子書籍リーダーは電子書籍を読む専用に作られた目に優しいデバイスですが、デメリットもあります。
- 特定のストアからしか書籍を購入できない
- 白黒表示のみだから雑誌やカラーコミックに適さない
- 凡用性が低い
KindleならKindleの電子書籍、楽天Koboの電子書籍リーダーなら楽天Koboの電子書籍というストア縛りがあります。
決まったストアのみでの購入に限られますが、Kindleはamazonポイント、楽天Koboは楽天ポイントが貯まってお得に利用することができます。
しかし、複数のストアから電子書籍を購入したい人にとっては困ってしまいますね。
カラーコミックや雑誌を中心に読む人にとっても、白黒表示のみという機能は大きな難点です。
反対に小説や白黒のコミックを主に読む人にとっては問題ありません。
紙の本と同様の心地よさと、電子書籍リーダーならではの機能を使って快適に読書を楽しむことができます。
また、電子書籍リーダーは読書に特化した端末であり動画やSNSには対応していません。
そのため、これらの機能も求める人にとっては不都合になってしまいます。
電子書籍リーダーのメリット
電子ペーパーは、目に優しい以外にも消費電力が非常に少ないというメリットもあります。
電子書籍リーダーは8GBでも小説なら数千冊、コミックでも百冊以上の容量があります。
つまり、スマートフォンのように容量や電池の減りを気にせずに楽しむことができます。
そして、紙の視認性を保ちながら表示しているため紙の本と同じような読書体験ができます。
本は紙派と考えていた私にとって、紙の本と似た体験ができることはとてもワクワクします。

目に優しい以外のメリットも分かったけど、デメリットも知りたいわ
電子書籍用タブレットのおすすめを徹底解説
目に優しい電子書籍用タブレットのおすすめは、amazonのKindleと楽天KoboのKoboシリーズです。
これらは読書に特化した目に優しい電子書籍用タブレットで、電子書籍リーダーといいます。読書に集中できるというメリットがあるので特におすすめです。
それでは早速商品と特徴を見ていきましょう。
電子書籍タブレットでも目に優しいAmazonのKindleシリーズ
Kindleの電子書籍専用リーダーは、大きく分けて3種類あります。(2021年6月現在)
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
価格 | ¥8980~ | ¥13980~ | ¥29980~ |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 8GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
防水機能 | × | 〇 | 〇 |
実はパソコンやスマートフォン、タブレットの液晶モニターは後方から液晶を照らしています。その光が直接目に届くので目が疲れてしまうのです。
一方電子書籍専用リーダーは、液晶モニターの代わりに電子ペーパーを採用してフロントから照らす構造になっています。

光が直接目に届かない仕組みでいいね
このことによって目が疲れにくいのです。ブルーライトもゼロに近いので安心して長時間読書を楽しむことができますね。
電子書籍タブレットといえば楽天KoboのKoboシリーズ
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楽天Koboの電子書籍専用リーダーは、全部で5種類あります。(2021年6月現在)
Kobonia | Koboclara HD | Kobolibra H2O | Koboforma | Koboelipsa | |
価格 | ¥10978(税込) | ¥15180(税込) | ¥25080(税込) | ¥34980(税込) | ¥46990(税込) |
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ | 8インチ | 10.3インチ |
容量 | 8GB | 8BG | 8GB | 32GB | 32GB |
解像度 | 212ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 227ppi |
防水機能 | × | × | 〇 | 〇 | × |
Koboelipsaは解像度が低いながら、値段は一番高くなっていますね。
こちらはKoboスタイラスペンと専用スリープカバーを含んだ価格となります。
楽天Koboとは楽天ブックスの中で電子書籍を扱っているストアです。
楽天Koboの電子書籍リーダーも、電子ペーパーとフロントライト技術によって目に優しい構造になっています。
こちらもブルーライトが極限まで少ないので、安心して長時間読書を楽しむことができます。
ところで、あなたは目の疲れが気になりませんか?私は40歳を過ぎてから、とても目の疲れを感じるようになりました。
原因は「老眼」です。母が昔、新聞や雑誌を見るのに目から離して見ていた光景そのものです。同じことをしている自分に気づいて可笑しくなりました。
そして、同年代の友人たちも同じ現象に悩まされています。
子供の学校の保護者会で久しぶりに友人たちに会うと、たいてい目の話になります。もはや挨拶代わりのようです笑。
学校から配られる資料を見るのに一苦労で、紙を遠くにしてピントを合わせます。そのしぐさが可笑しくて、友人たちと笑いあっています。
私たちは楽しく老化を受け入れているわけですが、目の疲れ自体は心配です。
今の時代は、多くの人が一日中パソコンやスマートフォンに触れている生活ですので、目が疲れてしまいますよね。
さらに心配なのは、子供達です。スマートフォンを使用している小学生もいます。また、小学生からプログラミングの授業がある時代です。
知り合いの中学生は、一人一台タブレットを用意して授業で使用しているそうです。
高校生の娘も、一人一台パソコンを用意して毎回の授業で活用しています。宿題もパソコンを使用するので、一日中パソコンを見ている状況です。
夜になると目が疲れた様子で目薬をさしているので、私は娘の目をとても心配しています。
若い頃から目を酷使しているので、読書くらいは目が疲れにくい媒体を用意してあげたいと思います。
電子書籍用タブレット以外の使い方もしたい!
読書に特化した電子書籍専用リーダーは、目に優しく読書に集中できるメリットがあるのでおすすめとお伝えしました。
しかしカラーで読みたい方や、読書だけでなく動画を見たりSNSの機能を求める方もいらっしゃいますよね。それでは、こちらの商品もご紹介します。
カラー表示もできるFireタブレットシリーズ
Fireタブレットは、電子ペーパーではなく液晶モニターになります。Kindleよりもブルーライトが多いことをご承知の上、検討してみてくださいね。

Fireタブレットは液晶モニターなんだね
FireはKindle同様にamazonから販売されています。Kindleストアから電子書籍を購入というストアしばりも同じで、amazonに特化したタブレットです。
様々なラインナップがあり、セール時期を狙うと5千円代から2万円弱で購入できるという高いコストパフォーマンスです。
それでは、Kindleと大きく異なる点を見ていきましょう。
- カラー表示ができる
- 読み上げ機能が搭載されている
- 複数色のマーカーで線を引くことができる
- 映画や動画、音楽やアプリ、ゲームも楽しむことができる
- 電子ペーパーではなく液晶モニター
Fireはカラー表示のため、カラーのコミックや雑誌を見ることに適しています。
読み上げ機能も搭載されているので、料理中や運転中など、タブレットを見ることができないときに便利です。
Kindleは一色でしかマーカーを引けませんが、Fireでは複数色のマーカーで線を引くこともできます。
そして、読書だけでなく映画や動画、音楽やアプリ、ゲームも楽しむことができます。しかし、amazonが許可しているアプリしか使用できないので注意が必要です。
FiresシリーズはiPadのようにアプリの数や種類が豊富にありませんが、お値段はiPadよりリーズナブルです。
amazonのプライム会員ならPrime Video特典対象のドラマや映画をダウンロードすることができます。
そして、外出先ではオフライン状態で楽しむことができるというメリットもあります。
ブルーライトの影響ですが、Fireタブレットは電子ペーパー技術を使っていませんのでKindleに比べると高い数値になってしまいます。
しかし上記の2013年のデータで他社のタブレットと比べてみると、Fireのブルーライトは低い数値になっているということが分かります。
また、Fireにはブルーライトを抑制するBlue Shade機能があり、快適に夜の読書も楽しむことができます。
ブルーライトが極限までゼロに近いKindleや楽天Koboには劣りますが、Fireタブレットはまずまず目に優しい商品と言えるでしょう。
amazonをよく利用される方で、読書以外の機能も求めている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
キッズモデルも販売されているので、お子様用にお考えの方はタブレットデビューに興味深い商品になっています。
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カラー表示で複数のストアを利用出来るBoox Nova3 Color
ここでご紹介するのは、「Boox Nova3 Color」という商品です。
電子ペーパー技術を採用しながらも、カラー表示ができるという大きな特徴があります。

電子ペーパーでカラー表示ができるなんてすごいわ!
私は、とても革新的なタブレットだと思いました。
引用 SKT株式会社
読書に特化したKindleと楽天Koboの電子書籍リーダーは、電子ペーパー技術を採用しているため目に優しいです。しかしカラー表示はできません。
Fireは読書以外にも動画やゲームを楽しむことができるタブレットですが、電子ペーパーではなく液晶モニターです。
電子ペーパーでカラー表示ができるというBoox Nova3 Colorは良いとこどりですね♪
【Boox Nova3 Colorのメリット】
- 電子ペーパー技術採用で目に優しい
- カラー表示ができる
- 複数の電子書籍ストアを利用できる
- マンガ、イラスト、絵を描くのに向いている
- 教科書や参考書を読むのに適している
- snsができる
続いて、デメリットはあるのでしょうか?調べてみると、そのデメリットは使う人によってはメリットにもなるということが分かりました。
【Boox Nova3 Colorのデメリット】
- 表示色が少ない
- 動画やゲームはできるが不向き
Boox Nova3 Colorは、電子書籍リーダーと同じく目に優しいタブレットでありながら、動画やゲームをすることができ、電子書籍のストア縛りもありません。
自由度の高いタブレットですが、動きの速い表示やゲームは不向きです。
この点はデメリットになりますが、考え方次第では読書に集中できるというメリットに変わるのではないでしょうか?
電子ペーパー技術のタブレットを使いたい、複数の電子書籍ストアを利用したい人にはおすすめの商品です。
お値段は5万円強とお高めですが、動画やsnsに集中する心配が少ないのでお子様向けにも適しているように感じました。
子どもが読書の途中で動画やゲームに興味を示しても、快適に使えないなら遊びに夢中になってしまう心配が少なくていいですね。
電子書籍用タブレットの容量やサイズの選び方
目に優しいタブレットをご紹介してきましたが、サイズや容量、解像度などが様々でどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
私は解像度という言葉さえ知りませんでした。調べてみると、画像の密度のことを意味し、単位はppiで表すことが分かりました。
解像度が高いということは、よりなめらかで綺麗な画像ということになります。それでは選ぶポイントをご紹介いたします。
電子書籍タブレットを比較するポイント
選ぶポイントはシンプルで、何の電子書籍をよく読むかを振り返ることです。
文庫本をよく読まれる場合は6~8インチがおすすめです。
漫画や雑誌が中心になる場合は、10インチあると読みやすくなります。また、10インチのタブレットなら動画やゲームも快適です。
次に容量が気になるところだと思います。容量はGBと表示されています。
文庫本やコミック中心なら、8GBあればいいですね。コミック中心なら16GB、コミックや雑誌、動画が中心の場合は32GB以上が目安となります。
楽天Koboの電子書籍リーダーでは8GBでも小説なら約6000冊、コミックなら約150冊も収納することができます。
漫画や雑誌中心の場合は、解像度が高いものの方が綺麗に見ることができます。

ぼくは小説を読むから6~8インチで8GBあればいいね
また、お風呂でも読書を楽しみたい方は防水機能の付いたものを選ぶと良いでしょう。至福の時間を過ごせますね。
私が購入するなら電子書籍リーダーの楽天Kobo
楽天KoboのKoboclara HD一択です!目に優しい電子書籍用タブレットを調べてみたところ、私は読書に特化したリーダーが欲しいと思いました。
カラーのコミックや雑誌をカラーで見ることはできませんが、私が読むのは文庫本ばかりだと思うので気になりません。むしろ、雑誌は紙媒体で購入したいです。
普段はパソコンやスマートフォンで目が疲れているので、読書の時は目に優しい電子書籍リーダーを使いたいですね。

私は楽天をよく利用するので、ポイントを考えてKoboのリーダーを選択しようと思っています。
その中でもKoboclara HDに一番興味があります。サイズも容量も解像度も問題ありませんし、お値段もお手頃なので、電子書籍専用タブレットとして使いたいです。
もし私がamazonの商品で選ぶとしたら、Kindle Paperwhiteの8GBがいいなと思いました。
性能がKoboclara HDと似ていて、しかもお値段がKoboよりリーズナブルです。防水機能があるのも魅力的です。
まとめ
- 目に優しい電子書籍用タブレットの中で一番のおすすめはamazonのKindleと楽天のKobo
- KindleとKoboは電子ペーパーを採用しているためブルーライトが非常に少ない
- KindleとKoboはモノクロ表示のみで電子書籍を読むことに特化した電子書籍リーダー
- カラー表示やタブレットとしての機能も求めるならamazonのFireがおすすめ
- Fireは液晶モニターだがブルーライトは低めになっている
- 電子ペーパーでカラー表示ができるのはSKTのBoox Nova3 Color
- Boox Nova3 Colorは複数のストアを利用できてタブレットとしての機能もある
私は今回、目に優しい電子書籍用タブレットを調べてみて、電子書籍リーダーを自分用にも子供達用にも購入したいと思いました。
それは読書の時だけでも目の負担を少なくできる、という新たな発見があったからです。
また、通常のタブレット機能がないため読書に集中できる点もいいですね。
容量やサイズ、解像度など様々なタイプがありますが、ご自分が普段何の電子書籍を読むかに合わせて最適なタブレットを選んでくださいね。
目に優しい電子書籍用タブレットを調べてみましたが、あなたの快適な読書ライフのお手伝いができたなら幸いです。