電子書籍を読む方も増えたと思いますが、我が家は主人がKindleで読書を楽しんでいますし、私はiPadで料理本を見ながらお菓子を作ったりします。
ただ子供たちが「紙マンガ」を購入するので、部屋が散らかりストレスが溜まります。
そこで電子書籍を家族で共有する情報をリサーチしながら、子供たちにも電子書籍でマンガを購入したらどうかと考えるようになりました。
家の本棚には保管スペースが限られますし、電子書籍はスマホやタブレットなどで本棚を共有できるので、いくら増えても家の中はごちゃごちゃになりませんよね!
これなら部屋も散らからず私のストレスも解消されるかもしれない!!
そんな期待を込めて、この記事では電子書籍を共有する2つの方法とタブレットと電子書籍リーダーの魅力をまとめたので参考にしてみてください。
電子書籍を家族で共有する方法
電子書籍の共有は夫婦や親子といった家族間ならOKで、同僚や友人との共有はNGでした。
私は家族での共有を考えているのですが、どうやるのかを調べていくと2つの方法がありました。
スマホやタブレットの端末を家族で共有する
お子さんがまだ自分専用のスマホやタブレットをもっていない場合は、お母さんが使っているスマホやタブレットで電子書籍を共有する方法があります。
これは実際の「紙の本」を回し読みするのと同じで、お母さんのタブレットをお子さんと一緒に見たり、順番に読んだりすることになります。
お母さんが家事で忙しい時間は、お子さんに絵本を見ててもらうなどとても便利ですよね。
自宅でお子さんと過ごす時間が長い場合は、この方法で十分対応できます。しかしこの使い方にはデメリットもありました。
お子さんがお母さんのタブレットで読書をしているときは、お母さんはそのタブレットでお料理本を見ることができないのです。
1台しかないのでタブレットの順番待ちをしなくてはならないのです。
そうなるとお料理の時間にタブレットを使えないという問題が出てきますよね。
これだと電子書籍のメリットを活かせないわね
しかしお子さんが自分専用のスマホやタブレットを持っている場合は、わざわざお母さんのタブレットを貸し出すことをしなくても大丈夫な方法がありました!
一つのアカウントを共有する
電子書籍ストアに加入・契約をした時に登録したIDとパスワード(アカウント)を、家族みんなで共有する方法です。
これをマルチデバイス機能と言います
マルチデバイス機能とは、電子書籍ストアのアプリが無料で提供している機能で、サービスやコンテンツを複数の端末で同時に共有・利用できることです。
我が家の場合、主人が電子書籍ストアに登録したIDとパスワードを使って、家族全員がそれぞれの端末から、主人のIDとパスワードでログインするということです。
これならそれぞれが好きな時に好きな場所で読書を楽しめますね♪
各ストアでマルチデバイスできる端末の台数が決まっているので、チェックしてから加入するのをおすすめします。
電子書籍ストア | マルチデバイスできる台数 |
楽天kobo | 台数無制限 |
めちゃコミック | 台数無制限 |
dブック | 10台 |
BOOK☆WALKER | 7台 |
Kindle | 6台 |
ebook japan | 5台 |
コミックシーモア | 5台 |
Book Live! | 5台 |
honto | 5台 |
漫画全巻ドットコム | 5台 |
我が家は端末が6台あるから無制限のストアは魅力だわ
家族の人数が多い場合や共有したい端末がたくさんある我が家の場合は、楽天koboやめちゃコミックといった台数無制限は魅力的ですね。
電子書籍を社内や友人と共有するのは規約違反となる可能性あり
電子書籍を友人や会社で共有していいの?
電子書籍サービスのアカウントは、家族で共有する場合は違法になりません。
しかし会社の同僚や友人同士での共有は規約違反になる可能性があります。
BookLiveやコミックシーモアの場合は、以下のような利用規約を規定しています。
第6条(譲渡禁止)
会員は、会員たる地位及び会員として有する権利を第三者に譲渡又は質入れもしくはその他第三者の権利を設定することはできないものとします。
第4条 IDおよびパスワードの管理
2. お客様は、ユーザーIDおよびパスワードを第三者に譲渡、売買、承継、貸与、開示または漏洩してはならないものとします。
このように第三者にアカウントを開示、譲渡することを禁止する規約を設けているストアがあるので、友人や同僚などにアカウントを開示しないようにしましょう。
電子書籍を家族で共有するデメリット
家族共有の本棚にたくさん電子書籍が並んでワクワクしますね。しかしデメリットも出てきました。
【共有したくない電子書籍まで本棚に入る】
同じアカウントで購入するので、全て同じ電子書籍本棚に保管されますよね。
言い換えれば、家族と共有したくないものまで本棚に並んでしまいます。また視聴履歴や検索履歴も家族に筒抜けとなります。
本は人を映す鏡と言われますが、「家族に見られたくない本」もあるのではないでしょうか。
私は健康に関する本やダイエットに関する情報をよくリサーチしてますが、その度に主人から「ちっとも効果ないですね」と言われたりします。
大きなお世話ですよね。いいじゃないですか、効果なくても情報として見たいのですよ!
という具合に、私がどんな雑誌をチェックしてるのかも、家族にお見通しとなります。
もし家族と共有したくない電子書籍を買うなら、別のアカウントで購入することをおすすめします。
【誰でも簡単に購入できてしまう】
Amazonには「1-Click(ワンクリック)で今すぐ買う」ボタンがあり、名前の通りたった1度のクリックで購入できてしまう便利なシステムがあります。
忙しいビジネスマンには嬉しいシステムですね。しかしお子さんが気付かぬうちにクリックしてしまう場合もあるので注意が必要です!
知らない間にお子さんが高額書籍をワンクリックしていて、後で請求書を見てびっくりするのは心臓に悪いですものね。
そんなことになった場合の対処法がありました。こちらの記事に詳しく解説してありますので、紹介しておきます。
電子書籍をタブレットで読むか電子書籍リーダーで読むか
私は家でIPadを使っているのですが、電子書籍を読むためにタブレットを買おうか電子書籍リーダーで読もうか迷いませんか。
どちらも電子書籍を読む上でメリット・デメリットがありますが、実際はどっちがいいのか気になる方も多いと思います。
ここでは我が家にある「iPad」と「Kindle」に絞ってどんな人におすすめなのか、あなたにあったデバイスはどちらなのか解説していきますね。
iPadがおすすめな人
iPadは電子書籍を読むためだけの端末ではなく、スマホと同様のOSを採用しているので、幅広いアプリをインストールできるのが特徴ですね。
書籍のジャンルに応じて販売サイトを使い分けることができるので、幅広く電子書籍を楽しむことができます。
またカラーディスプレイなので、カラー雑誌やマンガを快適に楽しめるのも魅力です。
カラー雑誌やマンガをメインで読む人、読書以外にもマルチに使いたい人はiPadがおすすめです。
Kindleは全て白黒表示となるので、色つきの雑誌やマンガを読みたい場合はやはりiPadが向いてますね。
iPadはディスプレイが大きいため、タブレットを横向きで持つと見開きで表示されるので、大画面で快適に読書を楽しめます。
また書籍以外の機能が充実しているので、アプリの利用やカメラ機能など多くの場面で活躍してくれますね。
- インターネット
- ゲーム
- SNS
- 写真撮影
- 動画編集
本体自体の値段が高めなiPadですが、その分のメリットはたくさんあります。
タブレット端末を読書以外にも活用したい方は、KindleよりiPadをおすすめします。
しかし、電子書籍を読むためだけに購入するには値段が高く、目も疲れやすいので、読書だけに絞るのはおすすめできません。
Kindleがおすすめな人
スマホやタブレットで電子書籍を読むと、画面も小さく活字を見ていると目がチカチカしてきませんか。
読んでいる間に他のアプリに気をとられ、いつの間にか読書が中断されていることもありますね。
Kindleは電子書籍専用の端末なので、基本的には読書以外、使い道がないと言えるシンプルさが特徴です。
読書が好きで好きで、いつでもどこでも本を読んでしまう、そんな方にとって最高のデバイスです。
ネットにも接続できますが閲覧できるサイトや快適さは制限されるので、気を散らすことなく読書にどっぷり浸れます。
また長時間読んでいても目が疲れにくいのも特徴です。一方、一台で全て済ませたい、読書以外にもいろんなツールを使いたい人にはおすすめできません。
「読書以外つかえない」「カラー表示できない」「音が出せない」というデメリットは、Kindleではどうしようもないことだからです。
「Kindle」は読書をこよなく楽しみたい人むけの端末ですね
紙の本をたくさん持ち歩きたいけどできない!と考えてる人におすすめです。
電子書籍を長時間読むことがある方や読書に集中したい方は、電子書籍リーダーを検討してみてはいかがですか。
電子書籍リーダーの特徴
まだ電子書籍リーダーはもってませんという方に、特徴を深掘りしてみたので参考にしてみてください。
電子書籍リーダーは基本的に電子書籍を販売しているオンライン市場を運営している会社からしか購入できません。
そのためAmazonが販売している電子書籍リーダー「Kindle」は、Amazonにある電子書籍しか購入できません。
また楽天が販売している電子書籍リーダー「Kobo」は、楽天市場にある電子書籍しか購入できないことになっています。
主人はKindleを使っていますが今まで特に不便を感じたことはないそうです。
ただ好きなジャンルの電子書籍がなかったらもったいないので、電子書籍と結びついているオンライン市場をチェックするのをおすすめします。Kindleはこんな特徴があります。
【文字が読みやすく目に負担がかかりにくい】
Kindleはフロントライト採用、タブレットはバックライトを採用しているので、目にかかる負担を考えるとKindleは断然目に優しいです。
日差しの強い屋外で電子書籍を読みたいときでも、光の加減に左右されずに文字が読みやすい特徴があり、目の負担は紙の本と変わらないとされています。
また文字の大きさも簡単に調整できるので、高齢者の方でも安心して読書が楽しめます。
私は目が悪いのに就寝前でもスマホで文字を読んだりしてますが、調べていくうちにKindleで読書をしたいなと思うようになりました。
【バッテリーが長持ちする】
スマホやタブレットは頻繁に充電をしてしまうのに対し、Kindleは1回の充電で数週間はバッテリーが使えるので、頻繁な充電は必要ありません。
主人の感覚ですが、3日間8時間以上読んでいても充電切れにならないよ、と言ってました。
【軽くてコンパクトでかさばらない】
Kindleは長時間の読書を片手で行っていても、あまり疲れないくらい軽くて、重さは文庫本一冊程度の約200グラムとスマホくらいの重さです。
私もはじめて持った時に、びっくりするくらい軽かったのを覚えています。
容量は8GB~32GBで、8GBだと小説は約6000冊、コミックは約150冊分も保存できます。
本を何冊購入しても、保管場所はたった1つの端末のみ!重さも文庫本一冊ほどとは、カバンに入れたかな?と思う軽さですね。部屋も散らからずストレスもたまりません!
小さめのカバンにも入るので、私はショルダーバッグにしのばせたいなと思いました。
【お風呂場でも読書ができる防水機能】
湯船に浸かりながらゆっくり読書を楽しめるのも魅力ですね。Kindleは機種によって防水機能が搭載されています。
お風呂でも読書を楽しみたい方には嬉しい機能ですね。
まとめ
- 電子書籍を家族で共有する2つの方法
- 電子書籍は他人との共有は規約違反の可能性があります
- 電子書籍を家族で共有するデメリット
- 電子書籍をiPadで読むかKindleで読むのか特徴を深掘り
- 電子書籍リーダーの特徴
我が家は主人しか電子書籍リーダーを持っていないのですが、画面を見る限りとてもシンプルに活字が並んでいて、紙の本とちっとも変わらないように見えます。
持った時も思わず「軽い!」と言葉が出てしまうくらいの重さです。調べていくうちにKindleの魅力に取りつかれてしまい、ますます私も欲しくなりました。
「お気に入りの本をたくさん持ち歩きたい」「気になる本が見つかったらすぐに読みたい」そんな方は電子書籍リーダーはおすすめですよ。