1歳の絵本は破れないボードブックが安心して与えられるのでおススメです。
1歳ごろの子どもは好奇心旺盛で、なんでも口に入れたり、破ってしまったりと親としてはハラハラする場面が多い時期ですよね。
1歳はこんな事したらダメよ!と伝えても理解してくれることもなく、同じことの繰り返しでため息をつく毎日です。
絵本を「安心して読ませたい」「触れさせてあげたい」それを叶えてくれるのが破れないボードブックです。
ボードブックは本屋さんの絵本コーナーやコンビニ、駅の売店でも見かけるようになってきましたね。
私はコンパクトサイズの絵本をかばんに入れて持ち歩いていました。
移動中や待ち時間などにかばんから取り出して、子供に見せられるのが大変便利でした。
今回は1歳におススメの破れないボードブックやお気に入りの絵本の破れ対策の方法などもご紹介します。
1歳に渡す絵本は破れないボードブックがおススメ
ボードブックのメリットは破れないところと、汚れにくいところです。
一般の絵本との大きな違いは、紙です。ボードブックの紙は、絵本よりも厚い紙をさらに貼り合わせて作られています。
大人でも破くのは大変です。むりやり破こうとしても折れてしまってもとに戻りません。
さらに、表面は赤ちゃんがなめても安心な素材のニスやフィルムでコーティングされています。
従って、何かをこぼしたり、よだれが垂れてしまったときは、サッとふけるので絵本が汚れることが少ないです。
私はボードブック絵本が汚れたとき、除菌シートなどで拭いていました。キレイに保てて良かったなと思いましたよ。
本の角を丸くカットされているものが多いのも、優しさを感じる嬉しいところです。
次は、1歳におススメのボードブック絵本を紹介していきますよ♪
オノマトペで言葉の発達にもつながる
偕成社「じゃあじゃあびりびり」作・絵:まついのりこ
1983年に初版が発行されてから、今でも人気のあるロングセラー本です。
大人から見ると絵と擬音語だけで本当に面白いのかな?と疑問に思ってしまいます。
しかし、1歳頃の子どもにとってはとても目を引く色使いでくぎ付けになっているというレビューも多いです。
オノマトペ(人や動物、物などから発生する音や、動作などを言葉にしたもの)と絵を合わせている本です。
読み聞かせていると、どこが面白いのかわかってきて、いつの間にか一緒に「じゃあじゃあ」「ブーブー」と言えるようになっていました。
私は少しだけ会話ができているようでうれしかったのを覚えています。
この本は子どもの安全を考えて角を丸くしてあります。
子どもがひとりで本を開いても持ちやすく見やすい大きさを考えて作られているのです。
私は安心して子どもに見せられるなと感じました。
逃げたきんぎょを探すのに夢中になる
福音館書店「きんぎょが にげた」おでかけ版 著者:五味太郎
こちらも1982年初版のロングセラー本で今でも根強い人気があります。
私の子どもの1歳児検診のときに市役所の方が読み聞かせをしてくれて、子どもが夢中になっていました。
カーテンの模様の中にまぎれていたり、赤い花のふりをしていたり、逃げたきんぎょを探していく絵本です。
きんぎょを探して「あっ」とか「おっ」とか言葉を発しながら、楽しそうに見つけていく姿がなんともかわいらしいです。
2023年7月15日に五味太郎50周年記念の限定版として、いつものお出かけに持ち歩ける小さめサイズが出版されるそうです。
私はかばんに入れてもかさばらず、お出かけ先で子どもに見せてあげられるのは嬉しいなと思いました。
ペンギンの動きに合わせて一緒に体を動かそう
福音館書店「ぺんぎんたいそう」著者:齋藤槙
動物園や水族館でも人気のあるペンギンの動きに合わせた絵本で、おしりをフリフリするところはとってもかわいいです♪
著者が大学生のときに、ぺんぎんのスケッチをしていて、細かい動きに気づき絵本にしたそうです。
私は絵本を見ているとぺんぎんの動きも想像がつくので、ついつい一緒に体が動いてしまいます(笑)。
動くのが好きな年ごろなので、うまくできなくてもそれがまたかわいい瞬間としていい思い出になりますね。
絵本は破れない音が出るもので楽しく遊ぼう
音が出る絵本も破れにくい絵本のひとつです。絵本といってもおもちゃに近いものですが、子どもはとても気に入ってくれますよ。
音が出る絵本といっても、ピアノやたいこ、乗り物の音や動物の鳴き声など様々な種類のものがあります。
私は姪っ子のたいこ絵本を見ていいなと思い、自分の子どもにも音の出る絵本を買いましたよ。
音楽に合わせてリズム遊びができるので、とても楽しそうでした。
そして、親はCDなどを流したりする手間がいらないので私はとても便利だなと思いました。
うたがいっぱいで長く楽しめて便利なピアノがついた絵本
ヤマハエンターテイメントホールディングス「ヤマハのピアノえほん」
こちらの絵本は、童謡などが30曲も収録されていて、ピアノの鍵盤と歌や色々な機能ボタンがついています。
子どもにとっては絵本というより、おもちゃですね。
かわいい絵と楽譜もついており、小さなうちは手遊びをしたり、曲に合わせて体を動かしたりスキンシップもできます。
だんだん大きくなるにつれて、自分でボタンを押して歌ったり、踊ったり、ピアノの鍵盤を使って弾くことができたりと長く使えて私は買って良かったなと思いました。
手遊び歌は、私も子どもと一緒によくやっていて、膝の上にのせて、子どもの手を持って一緒に真似をして遊んでいましたよ。
歌が流れる本は、親にとってはとても助かる1冊になると感じました。
私の子どもは小学生になった今でも気に入って遊んでいますよ♪
かわいい絵と連動した英語の音声で英語も覚えられる
ヤマハミュージックエンターテイメントホールディングス「エリック・カールの音の出る絵本 みぢかないきもの」絵・作:エリック・カール 翻訳:谷川俊太郎
ボタンを押すと、生き物の鳴き声と英語の発音が流れる絵本です。
はらぺこあおむしを書いたエリック・カールさんの絵本を、日本の詩人として有名な谷川俊太郎さんが翻訳をした音の出る絵本です。
私は、絵本を見て「はらぺこあおむしだ!」と親近感がわいて、ついつい手にとっていました。
かわいい絵と連動したボタンを押すと、動物の鳴き声と英語の名前が流れます。
ボタンを探して楽しんでいる子どもの姿はとてもかわいいです。あおむしの絵も載っていますよ♪
絵本は破れないしかけで知育にもなる
飛び出すしかけの絵本だと、しかけ部分の絵が破れてしまうことが多いですが、仕掛けをはめ込んである絵本は破れることがありません。
破れてしまった破片を口に入れる心配がないので、安心ですね。
しかけ絵本は、大人が見てもおもしろいと思うことが多いので、私は自分の好みで選ぶことが多いです。
そして、子どもが見たときの反応を見るのが楽しみでした♪
優しい絵に癒されるしかけ絵本
WORLDLIBRARY「あおいよるのゆめ」作・絵:ガブリエーレ・クリーマ 訳:さとう ななこ
しかけをスライドさせると絵に色がついたり、目が動いたりする人気のしかけ絵本です。
小さな子どもの力でもスライドできて、おうちに明かりが灯ったり、お花が咲いたりします。
1歳頃の子どもは指の感覚がだいぶ発達して、本をめくったりできるようになります。
私は、指を使ったしかけ絵本は1歳児にぴったりだと感じました。
自分の指でしかけを動かすと絵が変わるという体験がとても楽しいようで、キャッキャと喜んでいましたよ。
指で転がす楽しいしかけ絵本
ほるぷ出版「ころりん・ぽい!」作:ひらぎ みつえ
輪の形のものを指で移動させて運び、本をさかさまにするとそれが出てくる楽しいしかけ絵本です。
輪になったボタンやトマトを、かごや鍋にポンと入れた後、本を逆さまにするとかごや鍋から飛び出してくるといったとてもユニークなしかけです。
絵本自体を逆さまにするところが、おもちゃのようでおもしろいなと感じました。
絵本は破れないものがプレゼントに喜ばれる!
出産祝いやお子さんの誕生日のプレゼントに破れない絵本はとっても喜んでもらえます♪
絵本はつい親の好みに偏ってしまいがちなので、プレゼントでテイストの違う絵本をいただくとうれしいです。
最近は、絵本のキャラクターなどのグッズも一緒に置かれているのを見かけることが多くなりました。
絵本とグッズをセットにしてプレゼントするのも私はいいなと思います。
まるでおやつ作りをしているようなピカピカな絵本
福音館書店「かがみのえほん きょうのおやつは」 作:わたなべ ちなつ
鏡を取り入れた絵本で、自分も映り込むので自分がおやつ作りをしているような体感の絵本です。
私はこの絵本を、図書館で見つけたとき子どもと一緒に読みたいと思いました。
絵本を開いてみると、自分で卵を割っている!フライパンを持っている!と勘違いするようなしかけになっています。
1歳頃だとちょっと早いかもしれませんが、絵と一緒に映る自分を見ても、鏡に映る絵を見ているのも楽しい一冊です。
子どもより自分の方が楽しんでいたように思います(笑)。
かがみのえほんは「ふしぎなにじ」「かがみのサーカス」と全部で3冊出ています。セットでも、1冊だけでもプレゼントには喜ばれるでしょう。
絵本と一緒にグッズをプレゼントするのもあり
「きんぎょがにげた」の絵本に登場するきんぎょが積み木になったものです。
積み木は1歳頃からよく遊ぶおもちゃなので、絵本のキャラクターと同じだとより愛着が湧きそうですね。
とてもかわいいので、私はインテリアとして出しっぱなしにしておいてもいいなと思いました。
絵本を破れないようにするにはメンディングテープが活躍
ボードブック以外の絵本をメンディングテープを使って、破れにくくすることもできます。
いくらボードブックがいいとわかっていても、自分のお気に入りの絵本を子どもに見せたいと思うときもありますよね。
お気に入りの絵本が厚紙でない場合は、ちょっと手間はかかりますが、100円ショップでも手に入るメンディングテープで補強できますよ。
絵本を補強できるなら、私の好きな絵本も安心して見せてあげられるわ♪
保育園や幼稚園でも取り入れているところがある方法で、ページの3つの辺にメンディングテープを貼るだけです。
貼るだけですが、全ページに施さないといけないので、時間は少々かかります。
私は破れて悲しい思いをするより、あらかじめ補強できると安心して子どもに本が渡せていいなと思いました。
メンディングテープを使う方法はとても簡単ですが、「もっと本格的に補強したい」「絵本をキレイな状態で残したい」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
- 1歳の子供に触らせる絵本は厚紙で破れにくく、衛生的に管理もしやすいボードブックがおススメ
- ボードブックは厚い紙を重ねて作っているので、折れることはあっても破れることは少ない
- ボードブックはニスやフィルムでコーティングされているので、よだれを垂らしてしまってもサッと拭き取れるので衛生的
- おすすめのボードブックは擬音語を使ったオノマトペを使ったものや、絵探しや、体を使って遊べるボードブック
- 音が出る絵本も破れにくく、触ったり、一緒に体を動かしたりして、絵本を使っておもちゃに近い遊びができる
- しかけ絵本も破れにくく、手ゆびを使うので知育になるものが多い
- 破れにくい絵本はプレゼントにもいい、鏡を取り入れたしかけ絵本や絵本のキャラクターがおもちゃになっているものを絵本と一緒にプレゼントするのも良い
- ボードブック以外の絵本はメンディングテープを使えば破れにくくできるが、全ページに施さないといけないので補強には少し時間がかかる
子どもの成長に合わせて絵本を選ぶのは、楽しみでもありますがどの本にしようか迷うことも多いです。
私は自分の好みで絵本を選ぶことが多いですが、子どもは興味を示さないときもあります。
そのときはショックを受けますが、時間たってから子どもが見ていたりするので、買って良かったと安心しました。
色々な絵本で子どもと一緒に読んだり、遊んだり、思い出をたくさん作っていけたらいいですね♪