恋愛小説のおすすめの作品を10代から大人まで豊富に取り揃えました!

本屋などに行くとたくさんの種類の恋愛小説が取り揃えられていますよね。

いざ恋愛小説を読もうと思っても、どれが恋愛小説なのかは裏表紙を見てもわからなかったりします。

私も、あらすじでは恋愛小説かなと思ったのに違った、という経験をしているので本のどこかに書いてほしいなと思っていました。

今回は、10代の方におすすめの恋愛小説を中心にご紹介してみようと思います。

私のおすすめだけではなく、ネットで評判が良かったり、賞を受賞した作品も選んでいます。

10代の時から良質な恋愛小説を読んでもらいたいと思い集めました。

最後は大人におすすめしたい恋愛小説も紹介していますよ。10代のころを思い出して読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

恋愛小説のおすすめ作品10代向け5選

10代の方に読んでほしい、人気の小説をご紹介します。

Amazonの恋愛小説特集の中の「10代におすすめの恋愛小説」内で、口コミが良いなど人気の高かった5冊をピックアップしました。

私もまだ読んでいない小説があるので読んでみようとおもいます。

 

ヘンテコな2人の珍道中でも応援したくなる恋愛小説

まずは森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』です。

山本周五郎大賞、直木賞候補、本屋大賞2位という輝かしい賞をとった話題作です。2017年には映画化もされ、ベストセラーとなっています。

大学生の「先輩」と先輩が想いを寄せている「黒髪の乙女」を中心に巻き起こる、ある夜の間の出来事を、ユーモラスに書き上げた恋愛小説です。

文体はまるで夏目漱石か、近代文学の文豪のようで、独特な表現に魅了される人が後を絶ちません。

作者が京都大学のご出身なので、作者の著書に出てくる大学生はたいてい京大生かなと推察されます。

文豪のような古風な書き方に、文学か難しい話なのかと警戒する方もいらっしゃるかもしれません。ですがこの本は、恋愛小説であり、ユーモア小説なのです。

どこかずれている「先輩」と天然な「黒髪の乙女」がそれぞれ不可思議な行動を繰り広げていきます。

恋愛というよりは「先輩」の「黒髪の乙女」に対する片思いを描いた小説です。

 

性別にかかわらず読んでほしい恋愛小説

『ナラタージュ』を書いた島本 理生さんは17歳で文壇デビューしました。

22歳でこの作品を発表します。苦い恋愛の思い出を描いた作品です。

主人公である工藤泉は葉山先生のことを想っています。しかし先生は既婚者で、恋愛関係になることは許されないのでした。

『君は月夜に光り輝く』は、高校生の「僕」と発光病を患う少女の物語です。死ぬまでにしたいことがある、という彼女に僕は協力します。

『阪急電車』は恋愛小説の短編集です。口コミでも「こんな恋がしてみたい!」と男女問わず人気の作品です。

『陽だまりの彼女』は少しSFのような話です。中学のときの同級生真緒と出会った主人公は、見違えるようになった彼女に恋をし、2人は付き合うことになります。

しかし彼女は「私の寿命はそろそろおしまいなの」と言いだすのです。2人はどうなってしまうのでしょうか。

映画化している作品も多かったので、映画を見て小説との違いを楽しむこともできますね。

どの本も男女共に人気のある本なので、ぜひ読んでほしいなと思います。

 

 

恋愛小説おすすめで感動する作品はこの3冊!

今度は感動するおすすめの恋愛小説です。切ない感動を巻き起こす作品ばかりですよ。

君の膵臓を食べたい 住野よる

本屋大賞2位、オーディオドラマ、実写映画化、アニメ映画化と高い評価を受けている作品です。

主人公の「僕」は、ある時病院で誰かの日記を拾います。そこには共病日記と書かれていました。その日記は僕のクラスメート山内桜良のものでした。

僕は桜良が膵臓の病気で余命があまりないことを知ってしまいます。寿命のことを知っているのは僕と桜良の二人だけです。

桜良は僕と楽しい日々を過ごしますが、別れは思ってもみない形で訪れます。ラストは号泣必死です。

桜のような僕の恋人 宇山佳祐

主人公の晴人は、美容室で働いている美咲を好きになります。ある時事件が起き、晴人は美咲をデートに誘うことに成功します。

初め美咲は、断れない状況でデートを申し込むなんて、と思っていました。

ですが、だんだんと晴人のことが好きになっていき、幸せな生活を続けていく2人です。

しかし、美咲は難病になってしまいます。それは人より何倍もの速度で年取っていくという病気でした。晴人は年老いた美咲を好きでいられるのでしょうか。

こちらも難病ものです。悲しい別れがあると読者はわかっていながら、それでも奇跡を信じて読み進むのをやめられないでしょう。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 七月隆文

美大生の南山高寿は、電車で福寿愛実に一目ぼれをしてしまいます。そして勇気を出して声をかけてみます。

別れ際に「また会える?」と聞くと愛実はなぜか涙を見せるのです。動物園でまた2人は再会します。

2人はお付き合いをすることになるのですが、愛実は初めてのことをするとなぜか泣いてしまうのです。

ある時愛実は未来のことを言い当てます。驚く高寿に、愛実は「未来がわかるっていったらどうする?」と言います。

彼女はどうして未来がわかるのか、涙を流すわけは?少しSFの要素が入った作品です。

限られた時間だからこそ、それを知っている愛実には何倍も大切な時間なのでしょう。

私は感動する恋愛小説を読むときタオルを用意して読むようにしています。ティッシュよりタオルのほうが拭く面積が広くておすすめですよ。

 

 

ハッピーエンドで終わる作品は恋愛の楽しさを味わえる!

前情報を知らずに小説を読むのも楽しいですよね。でも、今は明るい話だけしか読みたくない、ハッピーエンドの小説だけが読みたい!というときもありますよね。

そんな時のあなたのために、ハッピーエンドの小説をご紹介します。

その時は彼によろしく 市川拓司

ベストセラー『いま、会いにゆきます』を書いた著者の本です。

主人公の遠山智史は、小さなアクアプランツショップを経営しています。ある日求人の張り紙をみたという綺麗な女性が訪ねてきます。

彼女は森川鈴音と名乗り、ここで住み込みで雇ってほしいといいます。

いぶかしむ智史ですが、彼女に不思議な懐かしさを覚え、承諾します。

ある日智史は鈴音に感じるなつかしさの正体を見つけますが、鈴音は彼の前から去っていくのでした。理由は彼女の持病にありました。

途中までは心配になりますが、恋愛を楽しめる作品ですのであなたの揺れ動く感情と一緒に楽しんでくださいね。

シンデレラ・ティース 坂木司

覆面作家坂木司による恋愛小説です。主人公のサキは、母親に言われて歯科医院の受付アルバイトをすることになってしまいます。

実は歯医者が苦手なサキ。しかし彼女は頑張りとひたむきさで次第に歯科医院に溶け込んでいきます。

この小説は、恋愛小説でありながら日常系ミステリという謎解きの面もあります。

普通の恋愛小説ではなく、ミステリも味わえる一石二鳥な作品です。

植物図鑑 有川浩

恋愛小説の名手といえば、有川浩さんです。恋人同士の幸せな時間を描写させたら右に出るものはいない、と言っていいでしょう。

主人公さやかは、冬の晩マンションの前で倒れている男性を発見します。

男性「イツキ」と名乗り、「よかったら拾ってくれませんか?咬みません。しつけのできたよいこです。」とユーモアたっぷりに頼むのでした。

さやかは家に連れて帰ります。次の日、いい匂いで目が覚めるさやかの目の前にはおいしそうな朝食がありました。そして二人は奇妙な同居生活を始めます。

しかしある時、イツキは書き置きを残していなくなってしまいます。苗字も住所も知らない彼を探す当てもないのでした。

3冊はハッピーエンドで終わることを約束いたします。だからこそ、つかの間の切なさだったり主人公が感じる苦悩を味わってくださいね。

私も、結末を知ってから安心して読書したいときがあります。

 

 

恋愛小説の中でも10代に特にピッタリな青春ものを紹介

青春、といえばスポーツと連想しましたのでこちらの2作を選びました。

どちらも映画になっていますので、そちらもチェックしてみてはいかがですか?

風が強く吹いている 三浦しをん

駅伝を軸に、大学生の青春を鮮やかに描き切った作品です。

主人公の蔵原走(くらはら かける)は、清瀬灰二(きよせ はいじ)に、学生寮青竹荘に誘われます。

しかし灰二にはある計画があったのです。その計画とは、この寮にいる10人で箱根駅伝を目指す、というものでした。

リレーなどほとんどの住人はやったこともないと困惑するのですが、いつしかそれぞれの個性を生かした走りができるようになります。

マネージャーとして登場する勝田葉菜子の恋愛にも注目しながら、スポーツに取り組む人々に魅了されること間違いなしです。

 

夜のピクニック 恩田陸

とある学校で全校生徒が夜80キロを延々歩く「歩行祭」が行われようとしています。

甲田貴子は、ある理由から同級生の西脇融と話がしたいと思っていました。

この話は群像劇タイプの小説で、登場人物たちそれぞれが主人公になりながら物語は進んでいきます。

「歩行祭」に関しての思いは各自それぞれで、いろんな人にいろんな人生があるのだということを思い出させてくれますよ。

私の高校時代は山登りとマラソンがあったので、その機会になにか青春っぽいことをしておけばよかったな、と思いました。

 

 

恋愛小説のおすすめ作品で大人向けは名作の2冊!

10代へのおすすめから順番にご紹介してきましたが、今回は大人におすすめの恋愛小説です。

センセイの鞄 川上弘美

センセイの鞄
Amazonで川上 弘美のセンセイの鞄。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

こちらの作品は谷崎潤一郎賞を獲得し、いまや15万部超のベストセラー作品です。

主人公である大町月子はある晩、居酒屋で高校時代の先生に会います。センセイは昔、国語の教師をしていました。

主人公は37歳、センセイは約30歳年上です。月子はセンセイと親しくなり、家で話をしたり、花見に行くなどしました。

ある時月子はセンセイを好きだと思うようになりなります。

大人だからこそ、ゆっくりした時を二人で過ごす様子は恋人というより夫婦のようでなごみます。物悲しい余韻の残る作品です。

きみに読む物語 ニコラス・スパークス

 

主人公デュークは認知症を患った老女に物語を聞かせます。

ノアとアリーという2人の若いカップルの話です。それは2人の若いころの物語でした。

少しの時間であれば、妻は以前のように戻りますが、病気はどんどん進んでいきます。最後に悲しい奇跡が起こり、物語は終わります。

認知症になってしまった妻に昔の思い出を話すことによって、以前のように戻ってもらおうとしていたのでしょうか。

大切な人が昔のことも自分のこともわからなくなったとき、人はどうするのだろう、自分はどうするか、など考えさせられる作品です。

私はどちらの立場になっても辛いと感じます。あなたならどうしますか?

 

 

まとめ

  • 恋愛小説の10代におすすめの作品は「夜は短し歩けよ乙女」「ナラタージュ」「君は月夜に光り輝く」「阪急電車」「陽だまりの彼女」の5冊
  • 「夜は短し歩けよ乙女」は文豪のような古風な文体だが、ユーモア満載の恋愛小説で魅力的な作品
  • 「ナラタージュ」は先生と生徒の切ない恋愛、「陽だまりの彼女」はSF要素もある不思議な恋愛を描いている
  • 感動する恋愛小説のおすすめは「君の膵臓を食べたい」「桜のような僕の恋人」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の3冊で号泣必至
  • ハッピーエンドで終わる作品は「その時は彼によろしく」「シンデレラ・ティース」「植物図鑑」の3冊で、恋愛の切なさや楽しさを味わえる
  • 青春恋愛小説でおすすめは「風が強く吹いている」「夜のピクニック」の2冊で、スポーツを通して爽やかな青春を感じられる
  • 大人向けのおすすめの恋愛小説は「センセイの鞄」「きみに読む物語」の2冊で、どちらも考えられる作品である

社会人になると、自己啓発本や実用書しか読まないという人が増えていきます。だからこそ、学生であるうちに小説を読んでほしいなと思います。

年をとると「こんなこと思ってたっけ?」「学生時代ってこうだったっけ?」と記憶が薄れていきます。

そのような読み方もありますが、できれば若いうちに共感できる小説をたくさん読んでほしいなと思いました。

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