『ずーっとずっとだいすきだよ』という英語絵本はとても大事なことを教えてくれます。
少年『ぼく』と犬のエルフィーのお話で、『死別』を題材に描かれています。また小学校の教科書にも採用されています。
私の子どもが保育園の卒園式のときにこの絵本を日本語訳した歌をお別れの歌として歌っていました。
犬を飼っていた私はその歌を聴いただけで涙が溢れてとても悲しいですが心あたたまる気持ちになりました。
この本は英語でもとてもわかりやすいので、小さいお子さんの読み聞かせにもぴったりです。
小さい頃から英語に触れるためにおすすめの絵本を詳しくご紹介しますのでぜひご参考ください。
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『ハンス・ウィルヘルム』作の英語絵本『ずーっとずっとだいすきだよ』は英語版タイトル『I’ll always love you』といいます。
英語タイトルを直訳すると『私はいつもあなたを愛しています』となります。
日本語の翻訳は『久山太市』訳になり、この作品は子供と犬の成長を通して『死別』について考えるお話です。
英語タイトルと日本語タイトルが違うので意味が違うように感じます。
ですが、『私はいつもあなたを愛しています』という言葉を子供なりに伝えると『ずっとずっと大好きだよ』という言葉になっているんだと私は思ってます。
そんな愛情あふれる物語のあらすじをご紹介します。
ずーっとずっとだいすきだよの英語絵本のあらすじをご紹介
このお話は少年『ぼく』と犬のエルフィーのお話です。大切な家族の一員のエルフィーは、『ぼく』といつも一緒でした。
ですが、『ぼく』が成長するより早く年老いてしまうエルフィーは、どんどん太っていき、次第に階段を上ることや、歩くことさえままならなくなっていきます。
そんなある朝、目が覚めるとエルフィーは死んでいました。他の家族が悲しむ中、『ぼく』だけはいくらか気持ちが楽でした。
それは、『ぼく』が毎日一緒に眠るエルフィーに『ずっとずっと大好きだよ』と言っていたからでした。
だからこそ突然の出来事に家族が悲しむ中『ぼく』は前向きに考えることができました、というお話です。
ずーっとずっとだいすきだよは国語の教科書にも採用
少年『ぼく』と犬のエルフィーと通して『死別』を描いているこの作品は、小学校の国語の教科書に採用されています。
『こくご1ともだち下』に載っていて、小学1年生の後期に習うお話です。
私は絵本なので、幼稚園や保育園の子供たちに読み聞かせるものだと思っていました。
ですが、小学校で習うことで色々な意見が聞くことができ、お友達と一緒に考えることができます。
ペットを飼ったことのある子、家族や親戚などのお葬式を見たことがある子、もしかしたらどちらも経験がない子もいると思います。
そんな子も含めて、経験して感じたことや、絵本を通して感じたことなどを話し合えるんだと思います。
私の子供はこれから習うのですが、学校で話し合ったことを考えながら、家族で一緒に話ができたらと思っています♪
ずーっとずっとだいすきだよの対象年齢は5〜7歳
著者 | ハンス・ウィルヘルム |
翻訳 | 久山太市 |
出版社 | 評論社 |
ページ数 | 32ページ |
対象年齢 | 5歳、6歳、7歳以上、大人 |
『ずーっとずっとだいすきだよ』は、対象年齢が5歳~7歳以上になります。なので大人も対象年齢に含まれます。
保育園でも読まれていて小学校でも読まれていますので、対象年齢に沿っているということですね。
絵本の文字や絵柄は3歳くらいのお子さんも読めるくらい、柔らかな印象と水彩画の温かみを感じられます。
可愛い絵柄なので子供が大きくなるとあまり手に取らないかもしれません。
ですが内容はストレートに書かれているので、子供だけで読むのではなく大人も一緒に読んで考えることで、よりコミュニケーションが深まります。
ずーっとずっとだいすきだよの英語絵本を読み聞かせ♪
- 子供と一緒に人や動物に愛を注ぐ心の大切さを教えてあげる。
『ずーっとずっとだいすきだよ』は子供の絵本ではありますが、家族の『死別』に関して書いてあるお話です。
なので読み聞かせる時にはどんな所に気を付ければいいのか、正直私は分かりませんでした。
ですが、調べてみると『人や動物の愛を注ぐ心の大切さを教えてあげる』ことをポイントに、読み聞かせると良いことが書かれていました。
実際にポイントを押さえながら読み聞かせをしてみる事にしました。ですが、うちの長男は男の子だからなのか、恥ずかしがっていました。
絵本には少年と犬の愛情表現なので簡単に見えましたが、実際に体験してみると普段からしていないと恥ずかしいものでした。
良い機会ですのでこれから我が家で、寝る前『ずっとずっと大好きだよ』と言ってみようと思います♪
絵本の読み聞かせのコツは自分も楽しんで読むこと
- 上手に読もうとする必要はない
- 子供とのコミュニケーションをとる
- 自分も楽しんで読み聞かせる
私は子供の読み聞かせをする時に、保育士さんや幼稚園の先生のように子供が楽しくなるように読もうとしてしまいます。
しかし、調べると親子で読み聞かせをする時に注意する事は、上手に読むことではありませんでした。
子供とのコミュニケーションを大切に、自分も楽しんで読むことが大事だと書かれていました。
今まで読むときにメリハリをつけたり、棒読みにならないようにしてきましたが、子供があまり楽しそうではありませんでした。
ですが、棒読みにはなるけれど、読むことより絵に集中をして子供と共感をしてみたところ、すごく笑っていて楽しそうでした。
読み聞かせをする時には、一度試してみてくださいね♪
ずーっとずっとだいすきだよの他にも物語をご紹介
子供が産まれるまでは、英語の絵本や海外の絵本にあまりなじみがありませんでした。
有名な絵本を子供と読んでいると、実は海外の作家さんの絵本だったことを知ったときはびっくりしました。
『ずっとずっと大好きだよ』も英語の絵本から翻訳されて、小学校の教材として使われています。
素敵な作品は海外にも色々あるのね♪
まだまだ素敵な作品は他にもありますので、ご紹介したいと思います。
兄妹のお話♪ぼくたちまたなかよしさ!
こちらの絵本も『ずっとずっと大好きだよ』の作者ハンス・ウィルヘルムの作品です。
いつも仲良しな兄妹ですが、ある日いたずらをした妹に怒ったお兄ちゃんがどうやって自分の気持ちをなだめて妹を許したのかを描いたお話です。
口コミには兄弟がいるご家庭でぜひ読んでほしいと書かれています。
私は兄弟がいてもいなくても、お友達や家族と過ごしていて同じことがあったときに考えることができる作品だと思います。
英語の絵本といえばはらぺこあおむし
英語の絵本と聞くと『はらぺこあおむし』が有名です。子供が産まれた時に、友人がプレゼントしてくれました。
産まれるまでは英語の絵本や海外の絵本をあまり知らなかった私でも知っているくらい有名でした。
私は英語があまり読めませんが、こちらの絵本は英語も日本語も書いてあるので勉強しつつ楽しむことができます。
また、はらぺこあおむしに関してはこちらに詳しく書いてありますので、良ければご覧ください♪
映画になったピーターラビット♪
映画化もされましたピーターラビットの絵本で、いたずらっ子のピーターの冒険を描いたお話です。
可愛いうさぎが出てくるので、私が小学校の時は絵柄が好きで見ていましたが、大人になり物語の内容が分かると、考えさせられる部分もありました。
私の子供は、いたずら好きでわんぱくなのですが、読み聞かせをして一緒に考える機会を作ろうと思っています。
まとめ
- 『ずーっとずっとだいすきだよ』は英語版タイトル『I’ll always love you』といいます。
- 少年『ぼく』と家族の一員のエルフィーとの死別を通してぼくの気持ちを描いたお話です。
- 死別を題材にしているこちらの作品は、小学校の国語の教材になっています。
- 対象年齢は5歳からになっています。ですが、絵柄も文章も温かみがあり3歳くらいから読み聞かせができます
- 『ずーっとずっとだいすきだよ』を読み聞かせるときは、子供と一緒に人や動物に愛を注ぐ心の大切さを教えてあげると良いです。
- 『ずーっとずっとだいすきだよ』の他にも英語絵本の物語をご紹介しました。
『ずーっとずっとだいすきだよ』は子供だけではなく大人も一緒に楽しめる英語絵本です。
子供と一緒に読むことで考えることができ、よりコミュニケーションを取ることができると思います。
最初は恥ずかしがってしまうかもしれませんが、言葉や行動にすることで初めて伝わることもあると思います。
ぜひ、心温まるお話をお子さんと一緒にご覧になってみてください♪
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