無印の家計簿はとてもシンプルです。シンプルだから書く事が苦痛にならず、続ける事ができます。
そしてシンプルゆえに、自分流にアレンジする事が可能になり、あなたのライフスタイルに合ったあなただけの家計簿を作る事ができますよ。
無印の家計簿はリフィルタイプで、中に挟むノートは数種類あり、表紙やカードポケットなどの付属品も選べます。オリジナル家計簿が作れる楽しさもありますね!
また、無印なら「家計簿」専用のノートでなくても、パスポートケースでお金を管理したり、マンスリーノートを家計簿代わりに使う事も可能ですよ。
マンスリーノートは私も何年も愛用していて、使いやすさは抜群です!
無印の家計簿を始め、家計やお金の管理に役立つグッズの詳細や、具体的な使い方のアイディアをご紹介します。
無印の家計簿はリフィルタイプ!アレンジは自由自在
無印で販売されている家計簿はリフィルタイプのノートです。
リフィルというと、手帳を思い浮かべる方が多いと思います。手帳カバーはずっと同じものを使い、中身は毎年入れ替えるというシステムですね。
手帳カバーのように、好きなバインダーを選び、中身のノートを自由にカスタマイズしていく新しいスタイルの家計簿です。
無印のリフィルノートについて、画像つきで詳しく解説していきます。
リフィルノートの種類は豊富でコスパも良し
無印にはリフィルタイプの商品が沢山あり、自由に組み合わせる事ができます。
自分の必要なものだけ選ぶ事ができるので、無駄がなく、なおかつ使いやすい自分だけのノートが完成しますよ。
リフィルタイプのノートのサイズはA5、B5、A4の3サイズありますが、家計簿ノートがあるのはA5サイズのみです。
A5サイズは一番種類が豊富で、ついつい何種類も欲しくなってしまいますね。
リフィルノートだけでこんなに種類があるとは驚きです!
リフィルノートは30枚入りで100円(税込)なので、気軽にお試しできるお値段ですね。
ノートだけでなく画用紙タイプもあり、画用紙タイプは紙がしっかりしている為価格が異なり、5枚で150円(税込)です。
無印は商品が税込み価格なことも、ちょっぴり嬉しいポイントです!
私は、家計簿ノートと無地のノートを買ってみました。
家計簿ノートは、あらかじめ印字されている項目が非常に少なく、とてもシンプルです。
かなりシンプルですが、家計簿ノートの項目は次のようなことが書かれています。
見開き右側は、「費用」と印字されているだけなので、自分で項目を書き込めるという事ですね。
項目が沢山あっても、自分には必要がない項目も多いから、シンプルで良いかも!
無地のノートは、節約に役立つメモなどを自由に書き込もうかなと思って選びました。
家計簿ノート、無地ノートの使い方については、後ほど「リフィルノートの書き方にルールはない!」にてご紹介します。
リフィルノートのバインダーは3タイプから選べる
リフィルノートの本体(バインダー)は3つの中からお好みのものをチョイスできます。
価格は250円(税込)で、こちらも低価格で有難いですね。
私はクラフト(ダークグレー)を買ってみました。
紙タイプだと長く使っていくとボロボロになってしまうかな、という心配もあり、最初はポリプロピレンを買う予定でした。
しかし購入するまでに何度か無印に足を運んだのですが、ポリプロピレン表紙が一番人気があるようで、売り切れになっている事が多かったです。
そのうちダークグレーの落ち着いた色味が気に入り、紙タイプを購入する事にしました。
耐久性を考えるとポリプロピレンの方がおススメですが、価格も安いですし、まずはお試し的な気持ちで気に入ったものを選ぶのが一番ですね!
バインダーは、対角線上に上下に少し引っ張ると外れて、はめる時も優しくパチっと止めるだけで、力を入れなくても大丈夫です。
無印の商品は、ささいなところにも使い手への配慮が感じられますね。
リフィルシリーズを賢く使って自由にカスタマイズ
無印のリフィルシリーズは、ノートとバインダーだけでは終わりません。他にもカードポケット、クリアポケット、インデックスなども販売されています。
特にカードポケットは家計簿と相性が良いのでおすすめですよ。
カードや名刺が入るポケットが3つと、横から差し込むタイプの大きいポケットがあり、大きめのポケットは高さがあるので色々入れられます。
私はカードポケットにはポイントカードを、大きめのポケットにはメモ帳や付箋を入れました。
他にもレシートや、割引券、ダイレクトメールなどを保管するのも良いと思います。
割引券はしまい込んで忘れてしまう事がよくあるのですが、かと言って使うまでずっと出しっぱなしというのも生活感が滲み出てしまって嫌ですよね。
家計簿と一緒にしておけば、日々目に止まるので、期限切れで悔しい思いもしないで済みますよ!
カードポケットは1枚から購入可能で、価格は150円(税込)です。
あまり増やしすぎても、家計簿を書く際に下がボコボコして書きにくくなってしまうので、枚数はほどほどが良いと思います。
使いながら様子を見て増やしていくのが賢明ですね!
無印の家計簿に使えるグッズのご紹介
無印は文具の品揃えも充実しています。付箋やマスキングテープ、ペンなど、家計簿を書く際にあると便利なグッズも一緒に揃える事ができますよ。
サブグッズではありますが、ここでも無印のこだわりが感じられる商品が多く、楽しい発見がいっぱいです。
ついつい買いすぎてしまいそうになるので、要注意ですね。
マスキングテープでオリジナルの家計簿が完成
無印の文具は、どれも落ち着いた色味でシンプルなので、お家で悪目立ちする事もなくスッと馴染むのが良いですね。
リフィルの本体も同様で、どれを選んでも飽きる事なく長く使えますよ。
私はいつも無印の文具を多数愛用していてるので、我が家には似た色味のノートが多くあります。
他のノートに紛れて、家計簿の存在を忘れないように、マスキングテープを使ってほんの少しだけアレンジしてみました。
ノートの上下にマスキングテープを貼ってみました。
不器用なのでこれ位以上はやらないでおきますが、ちょっと手を加えただけで、自分だけのノート、という感じがして愛着が持てるようになりました。
多少なりとも家計簿をつけるモチベーションにもつながりますよね。
また、マスキングテープを内側に折り返して貼る事で、ノートの角を強化する事できました。
私が購入したマスキングテープは、3つセットで390円(税込)でした。
「伝統柄・藍色」を購入したのですが、色違いで「伝統柄・エンジ」もあります。
無印のマスキングテープの種類はそこまで多くはなく、どちらかというと渋くて地味目という印象です。
マスキングテープはロフトや東急ハンズなどの方が充実しているので、装飾用に使うなら別のお店で購入するのも良いですね。
付箋も色々!上手に使い分けて機能性も充実
無印の付箋は種類が多いので、どれにしようか悩みましたが、ひとまずインデックス用の付箋を購入してみました。
「インデックス付箋紙・フィルムタイプ・丸形」は20枚入りで250円(税込)です。
丸いタイプの付箋は今まで見た事がなく、珍しいので買ってみたのですが、優しい感じでなかなか良かったです。
粘着力は弱めなので、剝がれやすい点は注意が必要です。
他に、家計簿に使えそうで気になった付箋がこちらです。
無印良品
「インデックスにもなるチェックリスト付箋紙」です。
3色それぞれが10枚ずつ入った30枚入りで250円(税込)です。
銀行の払込日、子供の学校や習い事関係の支払い日などを記入して家計簿に貼っておけば、期限が過ぎて大慌て!という心配もなくなりますね。
私は付箋タイプではない無印のチェックリストを愛用していますが、チェックリスト自体を失くす事もあるので、貼るタイプは高ポイントです。
気になるグッズが沢山あって、見ているだけで楽しくなりますよ。
無印では、ネットで注文をして、店舗で商品を受け取れるサービスもあります。
店舗や商品にもよりますが、コンビニで受け取れる場合もありますので、詳しくは公式ホームページを参考にして下さいね。
無印良品
リフィルノートの書き方にルールはない!
無印の家計簿は簡単・シンプルなので、書き方は難しく考える必要はありません!
自分が分かりやすいように書くのが一番ではありますが、参考までに書き方について簡単にご紹介します。
併せてリフィルの無地ノートも購入したので、家計簿のサブアイテムとしてのノートの書き方もご紹介します。
リフィルノートの家計簿を使ってみよう
リフィルノートは、日付・収入・支出・残高・明細という項目に沿って記載する他、自分で好きに記入できる「費用」の欄があります。
「費用」の欄は6マスあるので、一般的な費用の具体例を紹介します。
- 食費
- 日用品
- 医療費
- 固定費
- 教育費
- 娯楽費
費用の項目は途中から変更する事も可能なので、ライフスタイルに合わせて自由にアレンジできるのがとても良いですね。
細かく分けると一気にやる気がなくなってしまう、という場合は収入と出費のみの記入でも良いと思います。
私が以前別の家計簿を使っていた時に、一番苦戦したのが費用の項目についてでした。
「この出費はどの項目に書けばいいんだろう」と悩む事が多々あり、だんだんとストレスを感じるようになり挫折してしまいました。
面倒くさがりなくせに、家計簿をつけるからにはちゃんと書きたい!と変にこだわってしまったのが敗因ですね。
家計簿を続ける為には、頑張り過ぎない事が大切です。
余裕がある時だけ、何に使ったかを明細に記入しておく、という方法でも良いと思います。
無印の家計簿の書き方について、もっと詳しく知りたい!という方には、こちらのリンクをご案内します。
無印のリフィルタイプの家計簿について、具体的な書き方をいくつか紹介しているので、あなたに合った書き方が見つかるかもしれません。
リフィルノートの無地タイプのアイディア活用術
無地のノートは、使いかたは無限ですが、逆にどのように使えばよいのか迷ってしまいますよね。
家計簿と一緒に使う場合、家計管理や節約に役立つ情報をメモ書きしていく事をおすすめします。
- お得なポイントの有効期限
- お気に入りのお店のセール情報
- セールになったら買いたいものリスト
- よく買う食料品のお店ごとの最安値
せっかく家計簿をつけて家計管理にやる気がでても、使えるポイントを失効させてしまったり、お得な買い物チャンスを逃してしまったりしたら、もったいないですよね。
私は、家具や日用雑貨なら無印、化粧品はオルビス、薬局ならマツキヨ、などとよく行くお店が決まっているので、セールを見逃さないようにメモは必須です!
楽天ポイントやメルカリポイントなども、使用期限が短めのポイントを失効させてしまい何度も悔しい思いをしたので、これからしっかりメモしようと思います!
キレイにまとめようとせず、簡単なメモ書きでもいいですよね。
いざ買い物をする時などに読み返すと、きっと役に立つと思いますよ。
無印のパスポートケースは秀逸!お金の管理に最適
無印のパスポートケースは、家計管理に役立つ機能が沢山あります。
家計簿を持たずに、このパスポートケースのみで家計を管理している方もいました。
ここでは、パスポートケースを使ったお金の管理方法についてご提案していきます。
無印のパスポートケースにお金管理のグッズを集約
無印のパスポートケースが家計管理にとても便利だと、ネット上で高く評価されています。
インスタやYoutubeでも、無印のパスポートケースを使った家計管理術が紹介されているのを幾つも見かけます。
皆さんとても上手に使いこなしていて参考になりますね。
無印の公式HPでも、沢山の画像を載せていて、それだけでも使い方のイメージが湧くと思います。
実際無印の店舗でも、「レシートの管理」などのPOPが付いていて、家計管理としての使用例を提案していました。
パスポートケースの詳細をまとめてみました。
左側のポケットには、通帳やメモ帳などが入れられます。ペンホルダーがあるのも嬉しいですね。
右手にはカードポケットが5つあり、その後ろにはチャック付きの大きめのポケットまであり、収納は大充実です。
無印良品
クリアポケットは3枚付いてきますが、追加で購入も可能で、3枚で450円です。
他にもオプションで仕切り付きのクリアポケットや、メッシュポーチなどもあります。
無印良品
メッシュポーチは、チャック付きなので印鑑や朱肉など大事な物を保管するのにも適していますね。
パスポートケースも、最初にご紹介したリフィルノート同様、自分の必要なものだけをカスタマイズできるので、使い勝手はバッチリですよ!
これだけ機能が充実していると、大人気なのも納得です。
唯一の欠点といえば、決して安くはないお値段でしょうか。
私も買いたい気持ちは山々ですが、現在検討中です。
我が家にはすでに、数年前に購入した無印の別のパスポートケースがあるので、もう少し考えてみようと思います。
他にも、クリアポケットごとに1週間の予算の現金を入れて管理していく方法などがインスタで紹介されていました。
我が家はクレジットカードにポイントを集約させるスタイルですが、1人暮らしや現金主義の方にはとても良い方法だと思います。
旅先でのお金管理もパスポートケースにお任せ
旅行先ではいつもより細々とした出費が多々ありますよね。
しかし、旅先に家計簿を持って行く方は少ないと思います。
そんな時に、このパスポートケースが家計簿の代わりに活躍してくれます。
まずは、パスポートケースという名称ですから、本来の役割であるパスポートや飛行機、電車のチケットを入れておくのにとても便利なのは間違いないですね。
その他、お金の管理もバッチリお任せできますよ!
無印良品
海外旅行では、最近ではクレジットカードの使用がメジャーになりつつありますが、やはり現金も必要な時がありますよね。
そんな時は、付属のクリアケースに日本円、外貨、外貨のコインなどと分けて入れておくと便利です。
また付箋リストなどを入れておいて、旅先で使ったお金をメモに残しておくのもおすすめです。
私は旅先で、交通費、レジャー費、食事にお土産代など、レシートの裏に走り書きをして、後で訳が分からなくなってしまう事が多いです。
このパスポートケースがあれば、レシートや使った金額のメモも全て一緒に保管できるので、帰ってきてから家計簿に書き写すだけでokです。
もしくは、先程ご紹介した「インデックスにもなるチェックリスト付箋紙」にメモして、貼り付けるだけでも十分だと思います。
旅行から帰ってきて、思い出しながら家計簿を書いたりという煩わしい作業がなくなり、気分もスッキリです!
マンスリーノートは家計も献立も管理できる
無印では「家計簿」と名の付く商品は、最初にご紹介したリフィルノートのみになりますが、他のノートも家計簿に使えるものがあります。
中でも、マンスリーノートは最も簡単に家計簿を書きたい方にとてもおすすめです。
日付の印字がないフリーのスケジュール帳で、シンプルゆえに使い方は何通りもありますよ。
無印のマンスリーノートでざっくり家計簿
一番上にローマ字で曜日だけが印字されていて、日付は自分で記入できます。
日付を入れるとマンスリー手帳のようになりますが、普通の手帳と違って思い立った時から使い始める事ができるのは、とても便利ですね。
このマンスリーノートを使った家計簿の書き方は、お金を使った用途と金額をメモするだけ、というとても簡単な方法です。
項目ごとに書くのがまどろっこしい!という面倒くさがり屋さんでも、ただメモしていくだけなら続けられるのではないでしょうか。
せめて色ペンで費用ごとに書き分けようかと思ったのですが、ちょっとした手間も省きたいと思い、私は黒シャープペンで統一しました。
余裕がある時に、マーカーで自分の分かりやすいように、用途ごとや、収入支出別に色分けして印をつけても良いと思います。
完璧を目指そうとして、つらくなって家計簿を付けるのをやめてしまったら本末転倒です。
メモ書き程度でも十分お金の流れは把握できるので、まずは続ける事が大切だと思います。
マンスリーノートは、ひと目で1か月の全体像が分かるので、とてもおすすめですよ。
献立ノートは節約にもなりメリットいっぱい!
マンスリーノートのもう一つのおススメの使いかたは、献立スケジュールを書き込む事です。
土曜日に1週間の献立を決めて、日曜日と水曜日に買い物に行くのが我が家のスタイルです。
このように、朝・昼・晩の献立を、2マス使って記入しています。
週の途中で多少のズレが生じても、水曜日に買い物に行く事で微調整が可能になります。計画的に買い出しに行く事で、無駄な出費を抑える事ができます。
家計簿を付ける目的は、無駄な出費を把握し、出費を少なくする事でもありますよね。
献立ノートを付ける事で、食費に関しては同じような効果が得られると思います。
また、献立ノートをつける事で、平日の夕飯づくりに余裕が持てたり、献立に悩んだ時に以前のメモがヒントになったりとメリットがいっぱいです。
A5サイズで32枚のノートです。100円(税込)なのでコスパもとても良いですね!
最初にお伝えしたリフィルノートにも、こちらのマンスリーノートと同じデザインがあります。
無印良品
リフィルタイプとノートタイプ、どちらか選べるのは嬉しいですね。
私は今のところノートタイプを愛用中ですが、このノートがなくなったら家計簿と一緒にリフィルタイプを選んでも良いのかな、と思っています。
家計簿と献立ノートを合体させれば、より節約に結び付くのでなないでしょうか。
無印の家計簿は、なかなか奥が深いなと思いました。
まとめ
- 無印の家計簿はリフィルタイプで、バインダーやクリアポケットなどを自由に組み合わせる事ができる
- 無印のリフィルの家計簿は、費用項目が少なく書くのが簡単だから続けられる
- 付箋やマスキングテープでノートをアレンジすれば、愛着のわく手作り家計簿が作れる
- リフィルの無地ノートに節約に役立つ情報を書き込めば、家計簿との相乗効果あり
- 無印のパスポートケースは家計管理に最適で、インスタでも大人気
- 無印のパスポートケースは、子供のお金管理や、旅先でのお金や小物の管理に大活躍
- 無印のマンスリーノートにメモするだけのざっくり家計簿もおすすめ
- マンスリーノートを献立ノートとして使用すれば、節約にも繋がる
家計簿というと、項目がしっかり印字されたちょっと厚めのノートしかイメージがなかったのですが、無印の家計簿はまったく新しいタイプの家計簿で驚きました。
自分の必要な物だけを選べて、またどれもシンプルでありながら機能的で、無印らしいエッセンスが沢山つまっていると感じました。
自分流のお気に入りの家計簿ができたら、メモ書き程度でもいいので気負わずとにかく続けてみるのが一番ですね。
パスポートケースやマンスリーノートなど、使える商品も沢山そろっているので、上手に組み合わせて家計管理を楽しんでみましょう。