くもんは0歳から始めることができ、子どもの基礎学力を自主学習形式で伸ばしていくことが特徴の教室で有名です。
くもんに通っていた友人はとても計算が早いというイメージがあり、算数が苦手だった私はすごいなと思っていました!
くもんは0歳から通えると言っても、何歳から始めるのがベストなのか疑問に思いますよね。
もちろん、お子さんがやりたい!と思った時や保護者の方が通わせたいと思ったなら何歳からでも始めてOKです。
しかし何歳からくもんに通い始めたか口コミを見ると、年中である5歳から小学校1年生までに始めたというお子さんが多いことが分かりました。
なぜ5歳から始めるお子さんが多いのかその理由やくもんに通い続けるメリット、0歳から通える教室の紹介、科目ごとの月謝についてご紹介しますので参考にしてみて下さい。
くもんは何歳から始める?5歳から小1までが多い
くもんは一斉に授業をするのではなく個人別・能力別の自主学習型の教室で自ら学習することを大切にしているので、子どもが通いたいと言った時に始めるのも良いと思います。
特に小学生ぐらいになると、お友達が通っているから自分も通ってみたい!と言うこともあるのではないでしょうか。
私も小学生の頃は友人と一緒に習い事に通っていて、とても楽しく通えた記憶があります。
きっかけはどんな形であれ、お子さんが自ら学習に対するやる気を出してくれるのは嬉しいですよね。
くもんに関する色々な口コミを調べたところ、くもんは年中である5歳〜小学校1年生までに始める子どもさんが多くいらっしゃいました。
では、なぜ年中からくもんに通い始める子どもが多いのか、その理由をご説明します。
くもんに通い始めたのは何歳からか口コミを調べてみた
私はくもんに通った経験がないので、他のお子さんは何歳ぐらいから通い始めているんだろうと思い口コミを調べてみました。
くもんの公式ホームページを見てみると何歳から通い始めたか、くもんに通い続けてどんな効果があったかの口コミを見ることができました。
年中から通い始めました!小学校入学前に少しでも勉強できた方が学校を楽しめると思ったからです。
小学校1年生で算数を習い始めました。くもんのおかげで計算が早くなり、学校の宿題のもくもんの宿題も毎日進んでできています。
幼稚園のお友達が楽しそうにくもんに通っているのを見て、子どもが行きたがっていたので年中で始めました。
通い始める理由はお友達が通っているからなどさまざまですが、やはり小学校入学前から通い始めるお子さんが多いのが分かりますね。
他にもいくつか口コミを拝見したのですが、目立っていたのは「小学校入学前から勉強に触れてほしい」という保護者の思いです。
私も子どもが小学校に入学したら、「ちゃんと勉強についていけるのだろうか」「学校生活を楽しめるのだろうか」ととても不安になると思います。
その心配を少しでも取り除くために、小学校入学前から学習を始めると勉強に対する苦手意識を持たせない効果もあるので、詳しくご説明します。
入学前からの学習は勉強への苦手意識をなくす
例えば、算数は小学生の時に一度苦手意識を持つとそれを克服するのはなかなか難しく、くもんで学ぶことでなるべく入学前から苦手意識を持たないようにする効果があります。
算数の苦手意識に関してはまさに私がその例で、小学校5年生ぐらいから完全に算数が嫌いになり、塾に通っても最も苦手科目であることは変わりませんでした。
中学校、高校に進学してもずっと数学が苦手であることは変わらず、高校に入ると化学なども計算問題が出てくるようになり、理系科目全体が苦手になっていました。
もし、もっと小さい頃からくもんに通って苦手意識を無くしていたらよかったかもしれない、と思うことがあります。
このようにならないためにくもんに通い続けると、「読み・書き・計算」の基礎学力を身に付けることができます。
学力を小学校入学前から身に付けさせるのは早いのでは?と思われるかもしれませんが、決して早すぎることはありません。
なぜなら、幼い頃は遊びと勉強の区別なく興味を持ったものに取り組むことができるからです。
私も幼い頃、あいうえおのおもちゃが好きで遊んでいた記憶がありますし、勉強させられているとも思っていませんでした。
くもんでは一人一人のレベルに合った教材を使って勉強ができるので、難しい問題ばかりで苦痛だと感じることなく学習ができるのも特徴です。
お子さんの状況に合った難易度の教材を使ったり、自宅での学習時間を確保することで勉強は辛くてしんどいものだと思わせないようにする効果が期待できますね!
もうすぐ小学校入学だし、子どものペースでくもんを始めてみようかしら?
子どもがくもんに通い続けるメリット3つ
くもんに通い始める年齢は5歳から小学1年生までが多いことが分かりました。
では、くもんに通い始めるとどのような力が身に付くのかが気になりますよね。
先ほどもご紹介したように計算などの基礎学力を身につけることはもちろんですが、他にも集中力や持続力・チャレンジ精神を養うことができます。
この3つは勉強だけではなく、スポーツや仕事など大人になってからでも必要な力なのでこれを幼いうちから身に付けられるのは、くもんに通うメリットだと思います。
なぜくもんに通うことによって集中力と持続力・チャレンジ精神を身に付けることができるのか詳しくご紹介します。
子どもの集中力と持続力を身に付けることができる
子どもが何歳になっても、勉強や部活において大切なのは集中力と続ける力ですよね。
くもんでは学習内容により異なりますが、初めのうちは1教科30分程度といった短時間の集中学習を行っています。
くもんの教室に着いたら、学習の流れは以下になります。
- 当日分の教材を受け取り、学習する
- 教材を提出し、先生に採点してもらう
- 間違いを訂正し再度提出、100点にする
- 学習時間や点数など結果を成績表に記録する
- 宿題を持って帰り、家庭で宿題をする
最後にもらって帰る宿題も短時間での自宅学習を推奨しており、これも集中力・持続力を身につけるためです。
自宅でも初めは5分・10分でもいいので、子どもが「もう終わり?」と思うぐらいが集中力と持続力を高めるコツです。
初めからあまりにも宿題の量が多いと、「もうやりたくない…」と苦痛に感じますし、集中力もすぐに切れてしまいますよね。
私も苦手だった算数の宿題が多すぎると、余計に勉強が嫌いになりますし、くもんに通うのも嫌になりそうです。
自分のレベルに合った難易度と量の勉強を毎日続けることで集中力も高まり、問題が解けたという自信にも繋がって、もっとやり続けたいという持続力を養うことができます。
もちろん、集中力が付いてきたら量を増やすこともできるので、慣れてきたら先生に相談してみて下さい。
新しい問題を解くことでチャレンジ精神が育まれる
くもんでは、一人一人のレベルに合った問題に挑戦し、どんどん先取り学習ができます。
その中でも、「Jフレンズ」と言う小学6年生の3月末までに数学・英語・国語のどれか1教科以上が高校レベルの教材に到達すると、Jフレンズに自動的に登録される制度があります。
小学生で高校レベルの勉強を先取りできるなんて驚きですよね!どんな風に毎日学習をしているのかとても気になります。
このように、Jフレンズまでは到達しなくとも学校でまだ習っていない内容を先取り学習することで未知の問題に出会い、難しい問題を自分の力で解くチャレンジ精神が育まれます。
また、くもんは一般的な塾とは違い先生が授業をするのではなく、自主学習を行い分からないところは先生に聞くと言う学習スタイルです。
そのため、自分で新しい問題に挑戦する力が育まれやすいという特徴があります。
子どものチャレンジ精神は受験で少しレベルの高い高校や大学に合格するために努力し、挑戦する力を養うのに必要ですね。
また勉強以外にも、部活の大会で勝ち進みたいなど、スポーツでもチャレンジ精神を身につけて結果を出すために努力できるようになるのではないかと思います。
くもんでは学力以外にも子どもの成長に必要な力が得られるのね。
くもんには0歳から通えるBabyKumonがある
くもんはもっと早い年齢から通うことができるのかしら?
くもんに通い始める年齢は5歳から小学1年生までが多いとご紹介しましたが、もちろんその前からくもんに通い始めることもできます。
くもんの教室の受け入れは3歳からですが、一部の教室では0歳から受け入れができるBaby Kumonがあります。
Baby Kumonは、「親子のきずなをはぐくみ、学びの土台をつくる」をコンセプトに2012年に誕生しました。
実際にBaby Kumonの教室を調べてみたところ、私の自宅近くに教室があることを確認できました!
くもんの教室によっては受け入れの年齢が1歳からや、2歳からという場合もあるのでくもんの公式ホームページで調べてみて下さい。
Baby Kumonは入会金や教材費は不要で、月額2,200円(税込)で受講ができます。
Baby Kumonでは赤ちゃんの学力を育むというよりも、親子のコミュニケーションを大切にする遊びのような感覚で受けることができます。
その内容はBaby Kumonセットという教材を使って歌を歌ってあげたり、絵本を読んであげたりなど、親子のやりとりを楽しむことで子どもの発達を促す効果があります。
Baby Kumonの内容と通い続けることの効果について、詳しくご紹介します。
Baby Kumonは親子の時間を豊かにし子どもの発達を促す
Baby Kumonに入会したら、まず教材をもらい先生が教材の使い方についてお手本を見せてくれます。
教材は「Baby Kumonセット」と呼び、その内容はえほん・カード・CD・遊べる冊子の4種類があります。
その後、自宅で教材を使い、お母さんのペースで子どもに歌を歌ってあげたり、絵本の読み聞かせをします。
月に1回先生との面談でその月の振り返りを行い、さらに教材の活かし方や働きかけのコツを教えてくれます。
0歳から2歳だとまだ言葉が理解できない年齢なので、勉強というよりもコミュニケーションや働きかけを大切にしている印象ですね。
Baby Kumonの教材を使い歌を歌ったり、読み聞かせをすることによる効果は主に5つあります。
- 子どもが人の気持ちを理解する感受性を育む
- 社会性や認知・思考力を育む
- 好奇心や本への興味を引き出し、世界を広げる
- お母さんからの働きかけによって、赤ちゃんが喜ぶ
- ことばの習得を促すことができる
Baby Kumonを受けることで将来の学習に必要な思考力を培うことや、言葉の習得も促すことができる効果があるのは魅力的ですよね。
教材を使って勉強をするというよりもお母さんとの遊びのような感覚で学ぶことができると知って、私も子どもが産まれたら一度やってみたくなりました!
月1回の面談で保護者の悩みに対するアドバイスをくれる
Baby Kumonの先生はこれまで幅広い年齢の子どもを指導されていて、さらに指導の事例や最新の教育研究を全員必須で勉強されています。
なので幼児教育のプロと言える方々がBaby Kumonの先生をされおり、お母さんの悩みや相談にも常に対応してくれるのは大変心強いですよね。
私もそうなのですが、ご家族の転勤で知らない土地に引っ越してきて、子育ての悩みを直接相談できる人がなかなかいないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時にもお母さんの良き話し相手になったり教育の悩みを相談できる人がいるだけでとても安心すると思います。
さらに、月1回の面談の「Baby Kumonタイム」はZoomを利用して行うこともできる教室もあります。
自宅から教室まで少し距離が遠かったり、雨など天候が悪い時は赤ちゃんと外に出るのも大変ですよね。
そのようなお母さんの状況に配慮して、自宅でも面談が受けられるのはとても助かります。
私の自宅近くにBaby Kumonはあるものの、雨が降ったりすると通うのが大変だなと思っていたのですが、Zoomでも受けることができると知って安心しました!
Baby Kumonは妊娠中から話を聞くことができるみたい。興味が湧いてきたわ!
くもんの月謝は年齢や教科によって変わる
子どもがくもんに通いたいと言ってくれたのは嬉しいけど、月謝が気になるわ・・・
くもんに通っているお子さんや、これから通わせようと思っている保護者の方にとって、勉強内容やくもんの効果の他に気になるのは月謝ではないでしょうか。
子どもがくもんに通いたい!と自分から言ってくれるのは大変喜ばしいことですが、同時に月謝はいくらなのか気になるところですよね。
私も子どもが産まれて、色んな習い事ができる時期になってきたら勉強だけでなくスポーツなど色々な経験をさせてあげたいと思っています。
職場の同僚の話を聞いてみても子どもはいくつか習い事をしている家庭が多いようですが、いくつか習い事を掛け持ちするとその分月謝もかさみますよね。
もちろん子どものやりたいことをさせてあげたり、特技を伸ばすことには代えられないのですが、やはり月謝は気になるポイントでもあります。
くもんの月謝を調べてみたところ、地域や年齢によって金額が変化することが分かりました。
主要な3教科の月謝は年齢と地域によって違う
まず主要な教科である算数・数学、国語、英語の1教科あたりの月謝を調べてみました。
基本的にこの3教科の勉強をするご家庭が多いのではないでしょうか。
引用 KUMON
表を見てみると、東京・神奈川にある教室とそれ以外の教室で1教科あたり550円の差があり、また中学生・高校生に上がるにつれて1,100円上がるのが分かりますね。
またくもんでは通信学習も行っているので、なかなか教室に通いづらいところに住んでいるお子さんにはぴったりですね。
通信学習の場合の月謝は以下になります。通信管理費を含むため教室学習よりも月謝が高くなります。
引用 KUMON
また教室学習・通信学習どちらも英語の学習開始時には6,600円(税込)の「E-Pencil」という専用リスニング機器の購入が必要です。
くもんでは入会金は必要ありませんが、3教科全て学習するとなるとどうしても他の習い事とのバランスを考えてしまうのではないでしょうか。
ですが、くもんでは学習開始時に3教科全てを受講する必要はなく1教科だけ・2教科だけというように学習する科目を選ぶことができます。
なのでお子さんの学習したい教科や、保護者の方が伸ばしたい教科を選ぶこともできますね。
学習したい教科を選ぶことができると知って、これなら他の習い事とのバランスも取りやすそうだと思いました!
子どもは英語を勉強したいようだし、最初は1教科だけで入会してみようかしら?
くもんでは英語以外の言語や書写も学べる
くもんの教室で行っているのは、算数・数学と国語、英語だけではありません。
他にフランス語・ドイツ語と、くもん書写というペン習字・かきかた・筆ペン・毛筆の4教科を学ぶことができます。
こちらも全て幼児から学ぶことができるので、小さい頃からフランス語やドイツ語を学べるのは、かなりのグローバル人材を育てるのに効果がありそうですね。
英語を習っているお子さんが多いというのはよく耳にしますが、それ以外の言語を習っているというのはあまり聞かないので、就職の時などに差をつけられそうです!
また、くもん書写がお子さんにおすすめしているのはかきかたと毛筆の2教科です。
くもん書写では正しい鉛筆の持ち方や書き順などを学べるので、きれいな文字を正しい書き順で書く練習にぴったりですね。
フランス語・ドイツ語とくもん書写の月謝について、詳しくご説明します。
くもんではフランス語とドイツ語も学ぶことができる
フランス語・ドイツ語の教室があるくもんは限られており、私の自宅近くにあるか調べてみたところ、フランス語教室が1箇所しかありませんでした。
せっかく英語以外の言語を学ばせたいのに通うのが難しいのでは?と思いましたが、フランス語とドイツ語の教室でも通信学習があると分かりました!
通信学習であれば、自宅でもフランス語やドイツ語を学ぶことができるので、お子さんにとっても保護者の方にとっても嬉しいですよね。
気になる月謝ですが、他の教科と同じように地域と年齢・教室学習か通信学習かによって金額が変わります。
教室学習での月謝は以下になります。フランス語・ドイツ語共通です。
引用 KUMON
次に通信学習の場合の月謝を紹介します。こちらもフランス語・ドイツ語共通です。
引用 KUMON
教室学習より通信学習の方が月謝が高くなっていますが、通信学習では教材の受け取りを宅急便で行うため、その送料が含まれていることが理由です。
送料が含まれる分月謝が高くはなってしまいますが、遠い教室に通わず自宅でも学習ができるメリットは大きいですね!
くもん書写ではかきかたと毛筆を学ぶことができる
現在はスマホやPCが発達していると言っても文字は生涯書き続けるものですし、就職などで履歴書を書くときは字がきれいな人の方がもちろん印象が良いですよね。
お子さんの将来のためにも、今から文字を書く練習をすることはとても効果的だと思います。
気になる月謝は以下になります。他の教科と違って、くもん書写には入会金3,500円が必要なので注意しましょう。
引用 KUMON
また、くもん書写でも通信教育で学ぶこともできますが、通信費として1教科550円、2教科以上だと825円が別途必要になります。
私も小学生の頃は書道を習っていたのですが、ノートをまとめた時に友人に見やすいねと言ってもらったこともあるので、くもん書写は習い事として将来に役立つのではないかと思います!
他の言語と書写も学べるのね。余裕が出てきたら検討してみようかしら?
まとめ
- くもんに通い始める年齢は年中である5歳から小学校1年生までが多い。
- 小学校入学前からくもんに通うと、勉強に対する苦手意識を持たせない効果がある。
- 幼い頃は遊びと勉強の区別なく興味を持ったものに取り組むことができ、くもんに通い続けると「読み・書き・計算」の基礎学力を身に付けることができる。
- くもんでは短時間での集中学習を推奨しており、基礎学力の他に集中力・持続力・チャレンジ精神を身につけることができる。
- くもんでは0歳から通えるBaby Kumonがあり、親子のやりとりを楽しむことで子どもの発達を促す効果がある。
- Baby Kumonでは月1回の先生との面談があり、保護者の教育の悩みや不安を相談できる。
- くもんの月謝は年齢や地域によって変わり、通信学習も用意されている。
- くもんは1教科だけなど学習する科目を選べるので、他の習い事とのバランスが取りやすい。
- くもんでは算数・数学、国語、英語だけでなくフランス語・ドイツ語や、くもん書写も学ぶことができる。
勉強への苦手意識を持つことなく学校生活を送るためにも、色々な口コミを見て小学校入学前からくもんに通い始めるお子さんが多いということが分かりました。
習い事は、お子さんが苦痛を感じることなく楽しく通えることが理想的ですよね。
私はくもんに通った経験がなく、くもんの学習の流れなどをあまり知りませんでした。
しかし自主学習や短時間集中の学習で得られるメリットが多いと知って、子どもが産まれたら検討してみようかな?と考え始めました!