iPhoneで家計簿をつけるなら、こだわりたい方はエクセル、簡単に始めたい方は家計簿専用アプリが合っています!
iPhoneでエクセルを使えるの?と思ったあなた、実は無料で使えます。
エクセルなら自分好みの家計簿ができますし、アプリなら家計簿を続けやすい便利な機能がたくさんあります。
私は過去に、自分で家計簿を作ったり、手帳を買ったり、アプリを試したりしましたが、どれも長く続けられませんでした。
自分に合っていない方法だったことが原因で、その経験から家計簿をつける上で大切なことは「自分にとって使いやすいか」だと感じました。
もし私のように、理想の家計簿に出会っていない方は、是非この記事を参考にしてください。
iPhoneでのエクセルの使用方法や、家計簿アプリのメリットやデメリットをご紹介します!
iPhoneでも家計簿はエクセルで無料で使えます
iPhoneでも無料でエクセルを利用できるのをご存知ですか?
しかもエクセルには「家計簿」のテンプレートがすでにあるので、難しい計算式を作らなくても家計簿を始められます。
私はMacBookとiPhoneを持っているのですが、どちらで使う場合もエクセルは有料だと思い込んでいました。
無料お試し期間が終わってしまい、もうエクセルは使えないんだとガッカリしていました。
実はMacBookでもiPhoneでもエクセルを無料で使う方法があります!
Windows以外でエクセルを無料で使う方法
MacBookユーザーがパソコンでエクセルを使用する場合は、 Microsoftが提供するOffice365という有料のサブスクリプションを契約するのが一般的です。
この方法は機能の制限なくエクセルを利用できます。
一方、「Office on the web」というサービスを使えば、一部の機能を除いて無料でエクセルを使えます。
Office on the web では Word、Excel、PowerPoint などを無料でお使いいただけます
Microsoft
ウェブ上のサービスとなるためインターネット環境が整っていることが条件ですが、無料で使えるのは嬉しいですね!
また、iPhoneでもエクセルのアプリのインストールから基本操作まで無料でできます。
どちらも、Microsoftアカウントが必要ですが、アカウントも無料で作成できるので、使ってみる価値はありそうです。
iPhoneでエクセルを使う方法は以下の手順です。
- ステップ1アプリをインストールする
Apple Storeから「Microsoft Excel」をインストールしアプリを開きます。
- ステップ2Microsoftアカウントを作成する
メールアドレス等の入力で無料作成できます。
- ステップ3ログインして編集を行う
アカウントにログインすると編集可能になります。
このステップで、iPhoneでエクセルを使えるようになります。機械音痴の私でも、アプリのインストールなど基本的なことばかりなので、ここまでは問題なくできました!
パソコンやiPhoneで作成したエクセルファイルはOneDriveに保管すれば、それぞれの端末から閲覧や編集が可能です。
OneDriveとはデータファイルをオンライン上に保存できるサービスです。こちらもMicrosoftアカウントがあれば無料で利用できますよ!
実際にiPhoneでエクセルを開くと、たくさんのテンプレートがありますが、「家計簿」のテンプレートもすぐに見つかるので簡単に始められます。
しかしよく見ると、このテンプレートの家計簿は、1ヶ月の収支をまとめて入力する形式で、「日々何にいくら使ったか」は入力できない仕様となっています。
毎日、何にいくら使ったか見られるようにしたい人には使いにくいかも…?
私は食費などは1週間単位などで考えているので、月ごとではなく毎日記入できる形の家計簿がいいなと思いました。
家計簿をエクセルでつけるメリットは自作できること
エクセルで作る家計簿の最大のメリットは、自分仕様のオリジナルシートを作成できることです。
既存の家計簿のテンプレでは日々の収支の記録ができないと言いましたが、自分で毎日の入力欄を作れば問題は解決します。
家計簿アプリでは項目や形が決まっているものも多く、ご家庭に合った設定ができず困った経験はありませんか?
我が家では猫を飼っていて、家計簿に「猫費用」という項目でカテゴリを分けたかったのですが、項目を自由に設定できない家計簿ではそれができませんでした。
「どの項目に入れようかな?」と迷ってしまい、結局違う項目を当てはめることになり、分かりにくくなってしまった経験があります。
このように、既存の家計簿アプリではどうしても限界があるという方は、エクセルで自分仕様の家計簿を作ることも一つの手です!
ただ、エクセルは仕事などで普段から使い慣れている人には馴染みがありますが、慣れていない人には難しく感じてしまうのも事実です。
私も実際にiPhoneでエクセルを使ってみたのですが、パソコンとは違い文字が小さいため見にくく、iPhoneだけでエクセルで家計簿をつけるには限界があるなと感じました。
今回調べてみると、エクセルで家計簿を付けている人は、パソコンを使って管理し、使いやすいように少しずつ仕様を変えてくやり方で何年も続けている方が多くいました。
また、エクセルで家計簿をつける場合、日々の支出はスマホで家計簿アプリを使用し、月に1回パソコンのエクセルにデータを移す「両方使い」をする方法もおすすめされています。
エクセルの家計簿をiPhoneだけでつけるには限界があるのですね…。
自分だけの家計簿を作ってみたい方は、まずはWeb版のエクセルを使い、無料の機能に限界を感じたタイミングで有料に切り替えるのが良さそうですね。
エクセルに不慣れな方、もっと簡単に家計簿を始めたい方、できるだけお金をかけず家計簿をつけたいという方は家計簿の専用アプリが最適です。
家計簿アプリは種類が豊富でエクセルより始めやすい
家計簿アプリの良い点は、アプリをインストールして、簡単な情報の設定を済ませれば、すぐに始められることです。
そして家計簿をつけることに特化しているので、続けやすい機能がたくさんあります。
ノートや電卓を用意する必要もなく、スマホ1つあれば、お金を使ったその場で入力することもできます。
家計簿アプリのメリットとデメリットを簡単にまとめました。
特に、カードや口座と連携で記録が自動化できる機能や、レシート読み込み機能はエクセルにはない家計簿アプリならではのメリットです。
一方、家計簿アプリを始める際に必要な注意点もいくつかあります。
私も自分に合った家計簿アプリを見つけられず困った経験があります。
何も考えずに「人気」と聞いたアプリを使ってみたのですが、機能をうまく使いこなせず、三日坊主で終わってしまいました。
機械音痴の私に必要だったのは、難しい機能ではなく、簡単に入力でき、毎日開きたくなるようなアプリだったようです。
ちなみに今は、好みのアプリを見つけ、開くのが楽しみで毎日続けられています。
1年以上の記録を残せるか事前に確認が必要
無料で使える機能には制限があり、有料バージョンでは月額数百円かかるアプリもあるので注意が必要です。
無料の場合、家計簿の記録が1年間しか残せないこともあります。
夏の電気代を去年と比較したり、ここ数年でどれだけ節約を頑張ったかを見直したい場合、過去の記録が残らないとショックですよね。
私は家計簿を日記のように見て過去を振り返ることもあるので、1年間しか記録できないアプリは選ばないようにしています。
家計簿の記録をSCVファイルやエクセルファイルに出力できるアプリもあるので、対応しているかどうかアプリを使う前に確認しておくと良いですよ!
「Zaim」という家計簿アプリなら、収支を入力した表とグラフをアプリ内から印刷できるので、アナログ派の方でも簡単にデータを残せます。
スマホの画面は小さいので、印刷すると見やすくなりますよね
私はアナログ派なので、アプリで入力したデータを紙で保管できるのはとても有難いなと思いました!
レシート読み込み機能や共有機能でより簡単に管理できる
家計簿専用アプリには、レシート読み込み機能や、銀行口座やカードとの連携機能、家族間での共有機能など便利な機能がたくさんあります。
全て手書きしていた頃は、レシートを溜める度に「こまめにつけておけば良かった」と後悔していましたが、レシート読み込み機能があれば少し安心です!
また、以前の我が家は、夫婦でお金の管理を分けており、2人分のレシートをまとめて私が家計簿に記録していました。
このやり方では私の負担が大きいだけでなく、夫があまり家計簿に関与できていませんでした。
家計簿を共有できるアプリなら、自分で使った分は自分で入力してもらえるので負担が減るだけでなく、夫婦で家計の現状が見れるので、節約意識も高まりますよ!
最近ではカードで支払う方も多いので、カードとの連携機能を使うことで、ほとんど手入力なしで月末には家計簿が完成していることもありそうですね。
すべてのアプリにすべての機能がついているわけではないので、ご自身の生活スタイルや性格を考えた上でアプリを選ぶことで、本当に使いやすいアプリが見つけられます。
まずは無料の家計簿アプリを使ってみるのがおすすめ
ご家庭の環境や自身の性格によって、おすすめできるアプリは変わってきますが、まずは無料で機能が充実しているアプリを使ってみることをおすすめします。
私のように機械音痴でズボラな性格の方には、初期設定が少なく、レシート読み込み機能がついているアプリが嬉しいのではないでしょうか。
一方、完全にキャッシュレス生活でレシート読み取り機能が不要な方や、記憶に残るようにあえて手入力で管理したい方もいるかと思います。
アプリの種類が多くて、何となく選んだものを使ってみたけど、自分に合わなくて続かなかったという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
家計簿アプリを選ぶ際のポイントだけでなく、生活スタイルに合ったおすすめのアプリも紹介しています。
キャッシュレス決済が多い人には「マネーフォワードME」、夫婦で共有したい人には「OsidOri」など、タイプ別でどんなアプリが良いか、その理由も詳しく解説しています。
この記事の中で紹介されている人気イラストレーターCahoさんの家計簿アプリは、デザインが可愛く、アプリを開くだけで癒されますよ♪
まとめ
- iPhoneで家計簿をつけるなら、こだわりたい方はエクセル、簡単に始めたい人は家計簿専用アプリが合っている。
- MacBookならWeb版のエクセル、iPhoneならアプリで無料のエクセルが使え、家計簿のテンプレも使える。
- エクセルで作る家計簿のメリットは自分だけのオリジナル家計簿ができることと、長期間保存できることである。
- iPhoneだけでエクセルの家計簿を作成するのは限界があるためパソコンと併用している人が多い。
- 家計簿アプリを日々の入力に使い、月のまとめをエクセルで管理する方法もおすすめされている。
- できるだけ簡単に家計簿を始めたい人には家計簿専用アプリがおすすめである。
- アプリのメリットは家計簿を続けやすい機能がたくさんあり、簡単に始められることである。
- 便利な機能の一部が有料のアプリもあるので、注意する必要がある。
- レシート読み込み機能や口座連携など色々な機能から、自分がより必要とする機能やサービスがあるアプリを選ぶことが大切である。
iPhoneで家計簿をつける場合、エクセルでもアプリでも一部の機能を除いて無料で使うことができます。
自作してこだわりたい方にはパソコンも併用してエクセルを使う方法、エクセルに不慣れな方や、少しでも簡単に手間を省きたい方にはアプリが便利です。
ご自身の環境や性格に合った方法で、家計簿を使って無駄を減らし、節約上手な主婦を一緒に目指しましょう!