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在宅ワークと内職の違いを解説!手作業が好きなら内職がおすすめ!

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仕事
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在宅ワークも内職も自宅で働ける点では同じですが、在宅ワークは個人事業主、内職は労働者という点で異なります。

自宅で働く働き方の人気はどんどん高まっていますね。私も子供が産まれてから通勤時間がもったいないと感じて自宅でできる仕事を探すようになりました。

しかし、求人情報を見ると「在宅ワーク」や「内職」など自宅でできる仕事にも違いがあることがわかりました。

労働者である内職の場合、法律で最低賃金や労働条件が定められており、ある程度の保証があると言えますが、個人事業主である在宅ワークには特に決まりはありません。

このような在宅ワークと内職の違いを知ることは、あなたにとってより良い働き方を見つける上で大切です。

これから在宅ワークや内職をしてみたいと考えている人は是非この記事を参考にしてください!

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在宅ワークと内職の違いは個人事業主か労働者かである

在宅ワークも内職は基本的に自宅で仕事をする点は同じですが、在宅ワークは個人事業主、内職は労働者という点で大きく異なります。

私は、在宅ワークは自宅でパソコンを使う仕事で、内職はシール貼りや何かを組み立てる単純な仕事をイメージしており、両者の違いは作業内容程度だと思っていました。

調べて見るとこのイメージ自体は間違ってはいないものの、在宅ワークと内職では他にもいくつか違いがあることがわかりました。

「自宅でできる仕事なら在宅ワークでも内職でも同じだろう」と仕事を選ぶと、思うように稼げなかったり納期に追われたり意外な苦労をする可能性もあります。

逆に、在宅ワークと内職は何がどのように違うのか具体的に知っておけば、そのような苦労を回避できるでしょう。

在宅ワークに法律はないが内職には法律がある

在宅ワークである個人事業主には法律がありませんが、内職には家内労働法という法律があります。

そもそも「個人事業主」ってなんだっけ?労働者はなんとなくわかるんだけど…

労働者とは、企業などに雇用され業務を行うことで、雇用側から賃金を支払ってもらう働き方をする人です。

私も会社員で、企業に使用され賃金を支払ってもらっているので労働者です。こちらは多くの人が当てはまるのでイメージしやすいですね。

一方、個人事業主とは、個人で事業を営んでいる人のことで、税務署に「開業届」を提出し個人事業主になります。

個人事業主は自分で事業を行うため、仕事を探し発注者から直接報酬をもらい、場合によっては価格交渉も行います。近年人気のフリーランスもまさに個人事業主です!

この違いは法律にも関係しており、個人事業主には働き方に関して法的な決まりがありませんが、内職は「家内労働法」という法律で、最低賃金等の労働条件が定められています。

(前略)「家内労働法」は、家内労働者の労働条件の向上を図り、家内労働者の生活の安定に資するため、家内労働手帳、工賃支払いの確保、最低工賃、安全衛生の措置など家内労働者に関する最も基本的な事項について定めた法律です。(後略)

東京労働局

内職の場合、業務を委託する使用者と私たち労働者の間に法律があるので、予期せぬトラブルが起きた際も安心できますね。

しかし、在宅ワークである個人事業主には、内職のような法律はないので、自分自身でトラブルを予防する必要があります。

例えば、メールやメッセージでのやり取りの記録を残したり、契約書などお互いが合意していることを証明できるものを用意するのも一つの手でしょう。

在宅ワークと内職では作業内容も異なる

在宅ワークも内職も自宅に居ながら好きな時に好きなタイミングで作業できますが、作業内容にも違いがあります。

内職は家内労働法によって「製造又は販売業者から委託を受けて物品の製造加工を行なう」と定義され、商品の梱包作業や部品の組み立て、裁縫などの手作業が多いです。

簡単な作業を繰り返す単純作業が多いので、繰り返しの作業が苦にならない方や、手先を動かす作業が好きな方に向いていますね。

私は単純作業は好きですが、細かい作業は苦手です…

私のように細かい作業が苦手な方が内職を探す際には、大きめの材料を用いる作業を探されると良いでしょう!

一方、在宅ワークはパソコンや電話などの情報機器を使う業務が一般的で、データ入力、イラスト、ホームページ制作、システム開発などがあります。

こちらは情報機器を使いこなせる方、パソコンやスマホを所有している、ネットや電話回線がつながっている環境で作業できる方などが適しています。

ランサーズによると、内職は単純作業が多く単価が低めであり、在宅ワークは専門性が高くスキルと実績次第では高収入も見込めるとされています。

パソコンを使った在宅ワークも憧れますが、やはり未経験でも始めやすく簡単にできそうなのは内職ではないでしょうか。

内職は簡単な手作業が多く主婦でも始めやすい

多くの内職は、製造元から原材料等を受け取り作業するため、自分で何かを準備したり特別なスキルを事前に身につける必要がありません。

時間と作業スペースがあれば、初めてでも取り組みやすい点が内職の特徴です。

求人情報サイト「バイトル」によると内職には以下のようなものがあります。カッコ内は単価です。

  • シール貼り(0.1〜2円)
  • ガチャガチャのカプセル詰め(0.5〜1円)
  • 箱の組み立て(1〜15円)
  • ボールペンの組み立て(0.1〜1円)
  • ダイレクトメールの封筒入れ(5〜10円)
  • 造花作成(5〜20円)
  • 裁縫(3〜50円)
  • アクセサリー作り(10〜80円)

1つ当たりの単価は低いものが多いですが、作業の難易度に応じて単価が高くなる傾向にありますね。

初めての内職の場合は、いきなり高単価で複雑な仕事に挑まず、簡単な内職から初めて、徐々に難易度を上げていくと失敗が少ないです。

また、内職は製造元から原材料を受け取り作業をする場合が多いので、原材料や完成品の紛失や破損には要注意ですよ!

我が家は猫を飼っているし子供もいるので、作業中の物品はもちろん、完成品の保管もきちんとしなければ大事な商品に傷や破損を生じてしまいそうです。

求人情報を見てみると、作業内容によってはペット不可の求人もありました。

自宅での作業に不都合はないか、時間管理が上手くできるか、単純作業を飽きずに続けられるかなど確認し、自身の環境や性格に合った働き方を見つけられると良いですね。

内職の中には対面せず郵送のみで完結する仕事もある

内職には、対面で物品の受け渡しが必要な場合や、現場での研修が必要な場合もあります。

内職は原材料を加工する作業が一般的なため、製造元まで自分で物品を取りに行ったり、完成品を自分の車で運ぶことが条件になっている求人もあります。

また、内職の内容によっては、研修や練習を現場で行った後、自宅で作業を行うものもあり、完全に自宅で完結とならない案件もあります。

現場での研修や直接対面での物品の受け渡しが必要であれば、必然的に地域や交通手段も限定されますよね。

材料を取りに行ったり完成品を運んだりする手間がかかるのかどうかは、意外に重要な点ではないでしょうか。

自宅にいるだけで仕事ができるというメリットを最大限に活かしたいのであれば、研修等もオンラインで、物品のやり取りも郵送で完結する求人を探す必要があります。

特に、我が家は車を持っておらず子供も小さいので、原材料や完成品の運搬方法は重要なポイントになると感じました。

人と会わずに仕事をしたい方や物品の運搬が難しい方は、原材料や完成品の受け渡しが郵送でできる内職を探してみてくださいね!

アクセサリー作りは趣味を活かせるので人気が高い

内職には様々な種類がありますが、アクセサリー作りは私たち主婦にも人気が高い内職の1つです。

人気の理由は、アクセサリー作りを趣味にしている人も多く、そのような人にとっては楽しみながらできるからです。

内職の場合自分で材料を仕入れる必要がなく、お店を出さなくても自分が作ったアクセサリーがお店で売られるというのも嬉しいですね!

ただし、アクセサリー作りと言っても、自分でデザインしたり、好きなように作る案件は少なく、製造元が用意した動画や説明書を見ながら、決まったデザインで手順に従って作るのが一般的です。

自分でデザインをする内職は、単価も高いですが求人情報の数は多くありません。

またアクセサリー作りの材料は細かいものが多いので、ペットを飼っている家庭や小さなお子さんがいる家庭では特に、部品の取り扱いに注意が必要です。

お子さんが手を触れない場所で作業できるか、環境の確認も大切ですね!

とはいえ、シール貼りや封筒の梱包等の内職に比べて、アクセサリー作りは1つ当たりの作業が複雑で時間がかかる点で、単価が高いという事実もあります。

アクセサリー作りが趣味で好きな方、細かい作業が好きな方にはおすすめの内職といえます! 

なお、もし自分でデザインをして素材も好きなものを使用するのであれば、在宅ワーク(個人事業主)としてのアクセサリー作成を検討してみるのも良いでしょう。

内職の場合、売れた・売れないに関わらず賃金は1つ当たりの作成料として支払われます。

その反面、在宅ワークの場合は価格設定も自分で行い、売れたら売れた分が売上として自分のものになりますよ!

私はデザインを考えるのが苦手で、仕入れた商品の売れ残りも心配なので、作成した分だけ賃金が支払われる内職が向いていると感じました。

どちらが良いかは個人の性格によりますが、いずれにせよ趣味が収入になるのは嬉しいですね

シール貼りは需要も多いが慣れるまでは難しい

内職でよく見かける作業の1つにシール貼りがあります。一見簡単そうですが、実は誰でも簡単にできるとは限りません。

私も内職と聞いて1番最初に思い浮かんだのはシール貼りでした。

シール貼りには、値札付け、封筒の宛名貼り、おもちゃや雑貨の装飾、商品のバーコードやラベル付けなど様々な種類があります。

確かに家の中を見ても、化粧品の容器や食器の裏面に注意書きのシールが貼ってあり、身近にかなりたくさんあるなと感じました。

シール貼りは特別な道具や資格も必要なく、未経験でも気軽に始められますが、実は集中力や器用さが必要で、慣れるまでは難しい作業と言われています。

高単価の案件は細かい複雑な作業が必要

シール貼りは、誰でもできる簡単な作業なので、単価は低めです。

しかし、ピンセットを使うような細かいシールや湾曲したパーツにシールを貼るなど、作業の難易度が高いと単価も上がる傾向にあります。

私には息子がいて、おもちゃのパーツのシール貼りを何度かしましたが、決められた場所に真っ直ぐきれいに貼ることは意外に難しいです。

息子に頼まれて電車のおもちゃの窓に、小指の爪より小さいサイズのシールを貼った際は四角の枠にぴったり貼れず、ずれてしまいました。

家で使うおもちゃであれば、多少ずれてしまっても「まぁいいか」と思えますが、内職のシール貼りはそうはいきませんよね。

内職は完成した納品数に合わせて賃金が支払われることが一般的で、指示通りできていない場合は数から除外されたり、賃金から引かれたりします。

シール貼りでは、シールが斜めになったりシワができたりすると完成品として認めてもらえないことが多いです。

だからといって丁寧さを意識してゆっくり貼っていては、1枚あたりの単価が低い場合、中々数をこなせず、時間の割に稼げない事態に陥りますよね。

「ママワークス」によると、シール貼りはベテランになれば時給換算で1000円以上になりますが、初心者では高くても500円程と言われています。

丁寧に貼るだけでなく、1つ1つ早く貼る必要もあり、慣れるまでは難しい仕事であることがわかります。

シール貼りに向いている人
  • 器用で細かい作業が好き
  • コツコツと同じ作業ができる
  • 作業の繰り返しができる

逆に言うと、不器用で同じ作業の繰り返しが苦手な方には向いていないのね。

恥ずかしながら私は、息子のおもちゃ1つですら思うようにシールを貼れず諦めかけたので、まさに、シール貼りの内職は向いてないなと感じました。

シール貼りに初めて挑戦する際のポイントは、納品日に余裕を持ち、1度に大量に引き受け過ぎないことです。まずは自分に合っているか確かめましょう。

シール貼りの内職が向いていると感じ、作業に慣れてきたら、難易度が高く単価も高い案件に挑戦して収入アップを目指すのをおすすめします。

まとめ

  • 在宅ワークも内職も自宅で働ける点は同じだが、在宅ワークは個人事業主、内職は労働者という点で大きく違う。
  • 在宅ワークをする個人事業主は働き方に関して法的な決まりがないが、内職は家内労働法で最低賃金等の労働条件が決められている。
  • 内職は「製造又は販売業者から委託を受けて物品の製造加工を行なう」と家内労働法で定義され、商品の梱包作業や部品の組み立て、裁縫などの手作業が多い。
  • 在宅ワークはパソコンや電話などの情報機器を使う業務が一般的で、データ入力、イラスト、ホームページ制作、システム開発などがある。
  • 内職は製造元から原材料を受け取り作業をするため、原材料や完成品の紛失や破損には注意が必要である。
  • 内職も在宅ワークも、作業場所の確保や作業に充てられる時間のスケジュール管理が大切である。
  • 人と会わずに仕事をしたい方や物品の運搬が難しい場合は、原材料や完成品の受け渡しが郵送でできる内職を探すと良い。
  • 内職ではアクセサリー作りが主婦からの人気が高いが、オリジナルではなく決まったデザイン通り製作するのが一般的である。
  • シール貼りは誰にでもできて一見簡単そうな内職だが、早く丁寧に貼る必要があり、慣れるまでは難しい作業である。
  • 初めて挑戦する際は、納品日に余裕を持ち、1度に大量に引き受けず、自分に合っているかどうか試してみると良い。

在宅ワークも内職は自宅で働くという共通点はあるものの、仕事をする上での立場や法律、作業内容に違いがある点は異なります。

今すぐ簡単に稼ぐ手段を探しているのであれば内職が適していますが、長期的に高収入を見込めるのは在宅ワークです。

どちらにしても、自分の性格を理解した上で、環境を整えたり、納品までのスケジュールを管理したり、作業に取り組む姿勢は変わりませんね。

色々な働き方があるからこそ、その違いを理解して自分に適した働き方を見つけていきましょう!