iPadの家計簿はNumbersがおすすめです。Numbersは無料で使えて、機能が充実しており使い勝手が良いです。
また、iPadを使用するメリットは入力の手軽さです。パソコンのように起動する手間もありません。
さらに作業効率がグッとアップしますので、忙しいけど家計簿管理はしっかりしたいという方にもおすすめです。
今回私は実際に、iPadのNumbersを使用し家計簿を作成してみました。
慣れるまで作成は少し難しく苦戦しましたが、シートさえ作成すればあとは簡単に入力するだけです。
この記事を参考にお気軽にNumbersで家計簿を作成して見てくださいね。
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Numbersは多機能で使い勝手が良く、無料ですので気軽に家計簿を始めたい方におすすめです。
また、デザインやレイアウトも自由に設定することが可能ですので、自分好みの家計簿を楽しく作れること間違いなしです。
さらにNumbersを使用することで、オフライン編集機能などの便利な機能が使用できます。
特に、オフライン機能は通信環境が整っていない場所でも手軽に作業ができ魅力的です。
また、iPhoneやiPadでも表計算ソフトを使用したい方はiCloud機能も便利です。
私は、Apple製品さえ持っていればこれらの機能が全て無料で使用できる点もNumbersの魅力だなと感じました。
そこで、実際にNumbersで家計簿を作成してみましたので使い方や作り方を詳しくご紹介していきます。
作り方をご紹介!3ステップで簡単家計簿
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私は今回初めてNumbersを使い、初めは難しく苦戦しましたが慣れると楽しく夢中で作成していました。
是非自分だけのオリジナル家計簿を作成し楽しく家計管理できるようになりましょう。
作成の流れはたったの3ステップで内容は以下のようになります。
- 1家計全体のシートを作成する(1年間)
- 2生活費のシートを作成する(1ヶ月)
- 3家計簿全体のシートと1ヶ月の生活費シートをひも付ける
まずは、1年間の家計全体のスプレッドシートから作っていきましょう。
家計簿全体のシートはテンプレートを使おう
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Numbersのアプリを開き、新規作成をタップしテンプレート選択画面を開きます。
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今回、家計簿として使用するテンプレートは「簡単な予算」です。
初期状態から、不要なところを削除したり、必要な項目を挿入するなどして自分に合った家計簿になるように整えましょう。
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操作方法は下記の通りにすれば簡単ですのでぜひ一度お試しください。
行の削除:削除したい行にカーソルを当て、ダブルタップすると黒いバーが出てくるので「削除」を選択し削除ができます。
行の追加:追加したい行にカーソルを当て、ダブルタップすると黒いバーが出てくるので「行を上に追加」を選択し行の追加ができます。
支出項目の決め方のコツは、項目を増やし過ぎないことです。
細かく設定すると家計簿をつけることが面倒になり継続が難しいです。だからと言って大まかに設定するとどのくらいの費用を使ったかが分かりづらくなります。
ですので、家族構成や生活スタイルによっても異なりますが、多くても10~15項目くらいで設定しましょう。
私は光熱費と通信料を分けて設定していますが、そうすると見直す時に便利ですし無駄な出費を発見しやすくなりました。
光熱費を電気・ガス・水道に分け、通信料もひとまとめにせず、固定ネット通信料と携帯電話代に項目を分けると便利です。
次に「予算」となっているシート名を変更していきます。
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今回は1年間の家計簿全体のシートを作成していますので、「2022年」または「令和4年」にして変更を行いました。
シート名の変更:シート名にカーソルを当てダブルタップするとキーボードが出てくるので名称の変更を行いましょう。
これで、家計全体のスプレッドシートが完成しましたので、続いて1ヶ月分の生活費のスプレッドシートを作りましょう。
表計算ソフトを使って生活費のシートを作ろう
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シートの左端にある「+」の記号をタップしてシートを増やします。そうしますと、このような表が表示されます。
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生活費のシートの完成図は下記のような感じです。
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好きな色にデザインを変更することも可能ですので、順番に説明していきます。
まず初めに1番左の列を「日付」に設定し変更してみましょう。
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1列目はヘッダーになっているので「日付」と入力します。(ヘッダー:表での項目を示します)
2列目からに実際の日付を入力します。連続する数字の入力は、まず1日と2日のセルに数字で「1」「2」と入力していきます。
数字の1のセルを選んで右下の小さな白丸を押したまま数字の2のセルまで引き下げます。
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そうしますと上のような状態になります。そこでカーソルを2のセルの下へ持っていくと、ラインの中心に黄色い丸印が出てきます。
それを押したまま引き下げていくと3、4、5と以降の数字も自動的に入力されます。
次に、ヘッダーの項目を入力して色を付けていきましょう。
ヘッダーの日付から左には、食費・日用品・育児用品など、毎日の支出の項目を入力します。
この項目に関しても、細かく分けすぎると面倒になってしまうので必要以上の設定は避けましょう。
私は、お金を使ったら必ず入力しておけるように「その他」や「雑費」などの項目を作っています。そうすると悩むことなく入力だけでも続けられます。
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ヘッダー行は好きな色に変更可能なので、あなた好みにアレンジしてくださいね。
ヘッダー行の色付け:ヘッダー行の左に表示される行数のところをタップします。画面中央にあります「ハケ」のマークをタップし「セル」を選び「セル塗りつぶし」のところで色を変更します。
次に各項目の合計金額を入れるためのフッター行を作成します。
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ですが、フッター行は必ず作らないといけないということはなく、合計を表すため1行あれば良いです。
フッター行の作り方:表の1番下の行の左に表示される行数のところをタップし、画面中央の「ハケ」マークをタップし「表」を選び「ヘッダとフッタ」で調整します。
次に合計金額を自動で計算できるように設定していきます。
表計算ソフトを使うメリットが自動計算です。ですので家計簿でも有効活用していきましょう。
合計金額の計算方法は一見難しそうですが、非常に簡単です。
下の図のように、白丸をドラッグさせて計算範囲を選択していきます。(ドラッグ:押したまま移動させておきたいところでボタンを離すこと)
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そうしますと、画面の左下に様々な計算式と値が表示されます。
さらにSUMで囲まれたところを「合計」のセルにドラッグさせます。
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これで合計金額がフッターに入りました。同様に、各日付の項目を全て選択しその日の合計金額が計算されるように設定します。
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2日目以降は1日目の合計のセルをタップし、そのまま最終日まで移動させると同じ計算式が自動的に入ります。
作成したシートのひも付けは簡単にできる
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最初に作成した「家計全体のシート」と「生活費シート」をひも付けします。
「食費など毎日の生活費」の金額のセルに半角の「=」を入力し、その状態のまま「生活費のシート」の合計のセルを選びます。
そうしますと、家計全体のシートには自動的に詳細シートの合計金額が反映されます。
これで家計簿は完成です。今回は「簡単な予算」のテンプレートを使用し家計簿を作成しました。
実際に作成してみて、私は慣れるまで少し難しく苦戦しましたが、シートさえ作ればあとは簡単に入力するだけですの非常に手軽に始められるなと感じました。
さらに、Numbersはテンプレートが豊富でより自分好みの家計簿を作成できます。
テンプレートが豊富で作成の手間が省ける
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Numbersには非常に便利なテンプレートが豊富に用意されています。
私は家計簿として「簡単な予算」というテンプレートを使用しましたが、これ以外にも様々なテンプレートがあり自分好みの家計簿が作成できそうだなと感じました。
エクセルのようなベーシックなテンプレートだけでなく、個人財務・パーソナル・ビジネス・教育などのカテゴリーのテンプレートも選択できます。
作成したい表のタイプを考え、最適なテンプレートを選択しクオリティの高い表計算や関数計算表を作成できます。
また、これだけの豊富なテンプレートは全て無料で使用することができます。Numbersは機能が豊富ですが無料で使用できることが魅力です。
無料で機能が豊富!使いこなしで作業効率アップ
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Numbersは無料で配信されているのでダウンロードするだけですぐに使用が可能です。
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無料だと使える機能が少ないんじゃないの?
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無料で機能が豊富なところがNumbersの魅力です‼
無料ですがさまざまな種類の機能があり、その機能を使いこなすことによって作業効率がアップします。
私も今回初めてNumbersを使用しましたが、無料でこの機能が使用できることに驚きました。
ですが、表計算ソフトで有名なエクセルには機能は劣るんじゃないの?と気になる方も多いはずです。
そこで今回はダウンロードに料金がかかるエクセルと無料で使用できるNumbersで機能の違いを見ていきます。
エクセルかNumbersで迷っている方はぜひ参考にしてください。
エクセルとNumbersの機能性を徹底比較
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表計算ソフトといえばエクセルが有名ですが、Numbersもエクセルに似たようなことができます。
Numbersはエクセルにくらべて機能的に少し物足りなさは感じるかもしれませんが、使いやすさについては抜群です。
今回は、エクセルとNumbersを比較しどちらを利用するべきか詳しく説明していきます。
エクセル | Numbers | |
---|---|---|
関数の数 | 450以上 | 250以上 |
自動化 | ◎ | 〇 |
グラフ | 〇 | 〇 |
テンプレート | 〇(機能性) | 〇(デザイン性) |
iPhone・iPadでの共有 | × | ◎ |
料金 | 有料 | 無料 |
比較すると一目で違いがわかりますよね。わかりやすく下記にてまとめてみました。
- エクセルは豊富な関数で複雑な計算が得意
- 表計算を自動化する場合はエクセルが優秀
- 簡単なグラフを作成する場合はNumbersの方が使い勝手が良い
- レイアウトはNumbersの方が自由度が高い
- テンプレートの数はエクセルでデザインはNumbers
- iPhone・iPadでの使用可能なNumbersは共有機能が魅力
私はテンプレートの数はエクセルが優秀ですがデザインに関してはNumbersが優れているように感じました。
早速、エクセルとNumbersそれぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。
エクセルを使えば複雑な計算や表計算の自動化も簡単
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エクセルを使用するうえで関数はかなり重要になります。関数の数はエクセルが450個以上、Numbersが250個以上です。
ですので、エクセルはNumbersよりも多くの関数を所有しており、複雑な計算はエクセルの方が得意といえます。
しかしNumbersが所有していない関数というのは、高度な関数ばかりですので、家計簿として使用する程度でしたらNumbersでもほとんど支障はありません。
私は、統計などの複雑な計算を行う場合はエクセルの方がベターかなと感じました。
さらに表計算の自動化はエクセルのマクロが有名ですが、NumbersにもAppleScriptがあり自動化は可能です。
しかし、AppleScriptはマクロと比べて利用者数が少なく作成方法が難しく悩んだりしたときに参考情報を見つけるのに苦労します。
ですので、表計算の自動化を行うことが多い方はマクロが無難です。
Numbersはレイアウトの自由度が高いのがポイント
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グラフの作成については、エクセルとNumbersそれぞれにメリットがあります。
エクセルは、数値を入力してからグラフを作成するとグラフが作成しやすいです。
それに対してNumbersは、作成したいグラフを選択してから数値を入力するという作り方の方が作成しやすいです。
ですので簡単なグラフを作成する場合は、エクセルよりNumbersの方が使い勝手が良いといえます。
さらに、レイアウトについては圧倒的にNumbersの方が自由度が高いです。
Numbersは1つのタブに複数の表を配置できるので非常に便利です。また、写真やイラストも自由に配置できます。
対して、エクセルにはこの機能はなく1つのシートに1つの表しか表示できません。
ですので、レイアウトの自由度はNumbersが優れています。
私はNumbersも機能は充実していますので家計簿をつける程度でしたらNumbersでも充分かなと感じました。
エクセルかNumbersで悩んでいる方や、これから家計簿を始めたいという方も是非参考にしてみてください。
まとめ
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- iPadの家計簿はNumbersが多機能でおすすめである
- NumbersはApple製品さえ持っていれば機能が全て無料で使用できる
- iPadでのNumbersの家計簿はたったの3ステップで作れる
- Numbersは個人財務・パーソナル・ビジネス・教育など、さまざまなカテゴリーのテンプレートを選択できる
- Numbersは無料で配信されているのでダウンロードするだけですぐに使用することができる
- エクセルは統計などの複雑な計算が得意である
- エクセルは表計算の自動化を行うことが多い方におすすめ
- Numbersは簡単なグラフを作成する場合に使い勝手が良い
- Numbersはレイアウトの自由度が高い
- 家計簿をつける程度でしたらNumbersでも充分である
今回初めてNumbersで家計簿を作成し、慣れない作業で少し苦戦しましたが慣れれば使いやすく、非常に優秀なアプリだなと感じました。
また、iPadで使用することで作業効率がグッとアップしますので忙しいけど家計簿管理はしっかりしたいという方にもおすすめです。
シートさえ作成すればあとは簡単に入力するだけですので、この記事を参考にお気軽にNumbersで家計簿を作成してみてくださいね。
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