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エクセルで行列が再表示できない時はロック解除を試してみよう!文字が青い場合や1行目が非表示の場合の再表示方法も図解します

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エクセルで行や列が再表示できない場合、シートにロックがかかっている可能性が高いです。

シートのロック解除は【校閲】タブからワンクリックでロック解除可能です。

さらにロック解除でパスワードの入力を求められた場合は、ファイルの作成者に確認しましょう。

それでも再表示できない時は、文字が青い場合はデータにフィルターがかかっていないか、1行目やA列が非表示になっていないかも確認してください。

私はエクセルの操作でつまずいた時、1つの原因しか思いつかず、解決に時間がかかった事が何度もありました。

そんな時に、考えられるいくつかのパターンと対処法を知っておくのが、解決までの最短ルートですので、是非参考にしてくださいね♪

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エクセルで再表示できない時はロックが原因の可能性大!

エクセルで非表示になっている行や列が再表示できない場合、考えられる原因は3つあります。

  • シートにロックがかかっている
  • フィルターがかかっている
  • 1行目やA列が非表示になっている

3つもあると、どれが問題なのかと不安に思われるかもれませんが、ご安心下さい。

3つの原因はとても簡単に判別でき、解決方法もどれもシンプルな操作で済みますよ。

私はエクセル操作で迷った時はネットや本で調べる事が多いのですが、上級者向けの複雑なワザが書いてあると、途中で断念してしまう事もありました。

この記事では、初心者でもわかりやすいように、簡単な解決策を図解でわかりやすく紹介していきます!

まず初めは、シートにロックがかかっている場合のロック解除方法からご説明します。

再表示を選べない場合はシート保護のロック状態をチェック!

エクセルで再表示できない場合、「再表示」の文字が薄くなって選択できない状態であれば、シートにロックがかかっている可能性が高いです。

ここでは、C列~F列が非表示になっている例で見てみましょう。

通常であれば非表示部分を挟んだB列~G列をドラッグして右クリックすると再表示が選べます。

しかし【再表示】の文字が薄くなっていて選択できません。

【シートの保護】がかかっている可能性があるので、確認してみましょう。

【校閲】タブを開いて【シート保護の解除】という表示があれば、シートにロックがかかっているので、再表示するにはロック解除が必要です。

【シートの保護の解除】をクリックすると、表示が【シートの保護】に変わります。

右クリックすると、【再表示】が選択できるようになりました。

とても簡単にできましたね!思ったより簡単で一安心ですね!

【シートの保護】は、よく共有でエクセルを使用する際などに、特定のデータを隠したい時や編集されたくない時に使われます。

そのため、【シートの保護】を実行した作成者が、むやみに再表示できないようにパスワードを設定してロックをかけている場合は、もうひと手間必要です。

次の章では、パスワードが設定されている場合のロック解除方法を説明します。

ロックの解除に必要なパスワードは設定者に確認する

【シートの保護の解除】にパスワードの入力が求められた場合は、シートにロックをかけた本人にパスワードを確認する必要があります。

パスワードは利用者が自由に設定できます。そのためネットなどで検索しても解除パスワードは分かりませんので注意してくださいね。

大抵は、パスワードの設定者はデータを共有している社内の人というケースでしょうか。

もしパスワードを教えてもらえない場合は、そのデータ自体見るべきではないという事ですね。

パスワードによりロックされている場合、【校閲】タブの【シートの保護の解除】をクリックすると、パスワードの入力画面になります。

4文字のパスワードを入力し、OKをクリックします。

再表示したい範囲をドラッグして右クリックすると、【再表示】が選べるようになりました。

これで、シートにロックがかかっている場合の再表示の方法はクリアですね!

ロックがかかっていた場合、確認の手間がかかりますが、データの取り扱いにはそれだけ注意が必要という事ですね。

私はパスワードをいくつか使い分けているので、どこで何のパスワードを設定したか忘れてしまう事が多々あります。

自分がロックをかける立場だった場合は、他の人にパスワードを聞かれた際はすぐに答えられるように、メモを残しておこうと思いました。

シートの保護をロックした本人が、パスワードを忘れていない事を願います。

行列の文字が青の場合フィルターの解除が必要!

エクセルで再表示できない原因の2つ目は、フィルターがかかっている事ですが、フィルターの解除は一段と簡単ですよ!

フィルターの有無を見分ける方法は、文字が青いかどうかです。

行番号が青く表示されていたら、フィルターがかかっている証拠です!

フィルター機能を使うと、特定の条件を満たすデータだけを抽出でき、私も仕事でよく使っています。

膨大なデータの絞り込みも一瞬ですので、作業の効率アップに大変役立ち、もはやこの機能なしでは仕事できない!と思える程便利ですよ。

フィルター機能は使われる方も多いので、再表示できない原因としても大いに考えられますね!

行番号が青になっている場合、フィルター設定を解除する必要があります。

ここでは行の5、7、9行目が非表示になっている例で見てみましょう。

上の表では、5,7,9行目にフィルターがかかっているので、前後の4行目~10行目が青く表示されています。

【データ】タブの【フィルター】をクリックすると、フィルターを解除とともに青色でなく通常の表示に戻ります。

フィルターを解除した瞬間、非表示になっていた5、7、9行目が再表示されました!

あっという間に再表示する事ができ、これならパソコン初心者の方でもマスターできますね!

行番号が青くなっているかは、知らないとなかなか気づきにくいポイントです。

私もフィルター機能を日常的に使っていながら、実は最近までフィルターをかけた際に行番号が青に変化している事に気がついていませんでした。

色々知っていると、操作につまづいた時に焦らずに済みますので、日々ちょっとづつエクセルの豆知識を吸収していきたいですね。

1行目やA列の再表示には名前ボックスを活用!

エクセルで再表示できない原因の3つ目は、再表示したい部分が1行目もしくはA列だった場合です

通常エクセルで非表示になっている行や列を再表示させるには、非表示の行や列を挟むように両隣を選択して右クリックすると再表示を選べます。

しかし、一番上の一行目や一番左端のA列を再表示させる場合、両隣を選択できないので、通常のやり方よりコツがいります。

1行目やA列の非表示は私もよく見逃してしまうので、確認する癖つけたほうが良いですね。

ここでは1行目~4行目が非表示になっている例で見てみましょう。

1行目~4行目を挟むように選択できないので、【名前ボックス】という機能を利用します。

数式バーの左上にあるのが【名前ボックス】で、ここに表示させたい行の数字を入力してエンターを押します。

ここでは表示させたいのは1行目~4行目なので、【1:4】と入力しました。

すると、一番上の行に緑の太線が表示され、非表示になっている行の選択ができました。

【ホーム】タブから【書式】を選択し、【非表示/再表示】を選択して【行の再表示】をクリックします。

非表示になっていた1行目~4行目が再表示されました。

列の場合も同様の手順になります。名前ボックスには数字ではなく、表示したい列のアルファベットを入力ですよ!

【名前ボックス】は住所検索のような役割を果たし、任意のセル番号を入れるとその位置に移動できるので時短ワザとしても使えます。

覚えておくと便利な機能が沢山あって、使いこなせると段々エクセルが好きになりますよ。

シートが非表示の場合ブックの保護を解除!

エクセルでシートごと非表示になっている場合は、ブックが保護されている可能性があり、ロック解除が必要です。

前の章ではエクセルで行列が再表示できない場合のチェックポイントと解決策をご説明してきました。

続いて、この章ではエクセルのシート自体が非表示で再表示できない場合の対処法をお伝えします。

シートが再表示できない原因はブックの保護?シートとブックの違いが少し分かりづらいですね。

エクセルのシートとは、エクセルを起動させて最初に表示される線の入った画面を指します。

一方ブックとは、シートが1つあるいは複数集まったものの呼び名です。

エクセルで【ブックの保護】が設定されていると、非表示になっているシートを再表示できません。

ここではsheet2が非表示になっている例で見てみましょう。

通常ならシートタブを右クリックで【再表示】が選択できますが、再表示の文字が薄くなっていて選択できません。

ブックの保護のロック解除を行うには、【校閲】タブから【ブックの保護】をクリックします。

これで非表示になっているシートを再表示できるようになりました。

しかし、もし【ブックの保護】にロックがかかっていた場合、パスワードの入力画面が表示されます。

4文字のパスワードを入力し、OKをクリックします。

パスワードはロックを設定した人に確認が必要ですね!

シートタブで右クリックして確認してみると、【再表示】の文字が濃くなって選択できるようになりました。

再表示をクリックすると、【再表示】のダイアログボックスが表示されます。

非表示になっているSheet2を選択して、【OK】をクリックします。

もし複数シートが非表示になっている場合、このタイミングで一括で再表示可能です。

非表示になっていたSheet2が再表示されて解決です!

私は【ブックの保護】という用語に馴染がなかったので、最初は戸惑いましたが、操作自体はシンプルですぐ覚えられました。

大事なデータはシートごとまるっと非表示に設定されている事もあるので、無理に再表示しない気配りも必要ですね。

ブックの保護解除については下記記事でも詳しく紹介していますので合わせて確認してみてくださいね。

エクセルで行列を全選択すると一括で再表示できる

エクセルで行と列の非表示部分を一括で再表示させるには、セルを全選択してショートカットキーを使うのがおすすめです。

ショートカットキーは、マウスに持ち替える手間が省けて時短になるので、私もよく使っています。

非表示になってる部分が行や列にあり、特に広範囲の場合は、行と列でそれぞれ再表示の操作をするのは効率が悪いですよね。

ショートカットキーで、一気に行列を再表示させてしまいましょう!

行と列で、複数の部分が非表示になっている例を見てみましょう。

セルの左上にある緑色の三角形の全選択ボタンをクリックすると、全部のセルが一括で選択されます。

全選択した状態で再表示のショートカットキーを使うと、非表示部分が全て再表示できますよ!

  • 行の再表示 「Ctrl」+「Shift」+「9」
  • 列の再表示 「Ctrl」+「Shift」+「0」

ショートカットキーではキーボード右側の数字が並んでいるテンキーは使用できないので気を付けましょう。

ショートカットキーは種類が多いので、私はよく使うものは付箋に書いて覚えるまでPCに貼っておきます。

また、覚えたてのものは積極的に使用して、記憶に定着させています。

便利機能を大いに活用して、エクセルを仕事に、日常に活用させていきましょう♪

下記記事では非表示の行列を一括で再表示させる方法を詳しく解説しています。

さらにショートカットキーについても紹介しているのでぜひ合わせてご確認ください。

まとめ

  • エクセルで行列が再表示できない場合の主な原因は3つあり、シートのロックが保護されている、フィルターがかかっている、非表示部分が1行目かa列の場合である。
  • シートのロックが保護されている場合は、【校閲】タブから【シート保護の解除】をクリックすると解除できる。
  • シートにロックをかけた人がパスワードを設定していたら、ロック解除には4桁のパスワードを入力する必要がある。
  • 行番号が青く表示されていたら、データにフィルターがかかっている証拠で、【データ】タブから【フィルター】をクリックしてフィルター解除で再表示できる。
  • 1行目やa列が非表示の場合は、通常のやり方では再表示できず、【名前ボックス】に再表示したい行もしくは列の英数字を入力して操作する方法もある。
  • 行列ではなく、非表示になっているシートを再表示させたい場合は、【校閲】タブから【ブックの保護】をクリックすると再表示を選択できる。
  • エクセルで行列を一括で再表示できない場合は、セルを全選択してショートカットキーを使用すると時短になる
  • 行の再表示は「Ctrl」+「Shift」+「9」を使用し、列の再表示は「Ctrl」+「Shift」+「0」を使用する。

私は学生の頃エクセルが好きではなく、苦手意識を持っていました。

ですが、仕事で使うようになり、色々な機能を知るにつれて、その便利さに感心し段々とエクセルが好きになってきました。

今は書籍だけでなく、ネットやYouTubeでもエクセルの使用方法を調べる事ができてとても便利ですね。

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