近年教育に関する様々な取り組みの一つとして、読書が推奨されています。
そこで、書いた本の記憶を定着させるため、国語力を伸ばすため読書ノートができました。
読書ノートの書き方はさまざまですが本のタイトルや作者など詳細を書いておくことで、自分が読んだ本を忘れずに覚えておくことができますよ。
私も実は、大学時代から読書ノートを付けています。
書き方は自己流で、B6のノートをメインとして読書ノートを使っています。
シリーズものをどこまで読んだか忘れないためにつけ始めました。
今は色々な読書ノートが販売されており、どれも魅力的で買うのに迷いますね。
そんな読書ノートの書き方、ツール、具体的にどんな読書ノートが売っているのか、アプリ版は?など疑問を解決しちゃいます!いっしょに読書を楽しみましょう!
読書ノートの書き方でおすすめ4つ!
読書ノートを書いてみよう!と思っても、どんなことを書いたらいいのか最初は迷ってしまいますよね。
- 本のタイトル、作者、本を読み終わった日付を書く
- 本のあらすじを書く
- 要約を書く
- 感想を書く
読書ノートの書き方は人によってさまざまですが、私は大体この4つを書くことが多いです。
タイトル、作者、読了日(どくりょうび)は必ず書きましょう。
これらをきちんと記録しておくことで、何の本を読んだのか忘れてしまうことを防げますよ。
次に、本のあらすじを書きます。あらすじの書き方がわからない、という場合は文庫本であれば裏表紙に書いてありますので、それを書き写すといいですよ。
そして本の要約を書いていきます。完結に本の内容をまとめることで、後々読み返した際にすぐに内容を思い出すことが出来ますよ。
本の感想は、自分がこの本を読んで何を思ったか、どの登場人物に感情移入したか、自分だったらこの時どうしたか、など自分の思ったことを自由に書きます。
私はB5ノートの半分の大きさの大学ノートに1番だけ書いていました。
感想も書いていたのですが、ある時少し負担に感じるようになってしまいました。
それ以降は1番だけを書くことにしたところ、負担がかなり減りましたよ。
本来読書ノートは自分のために書くものでから、負担に感じたのでは意味がないと思います。
肩ひじ張らずに自分に合った読書ノートの書きかたを見つけていきましょう。
本の要約が苦手な方におすすめの本がある
要約は難しそうでできない、という方にはおすすめの本があります。
齋藤孝さんの「三色ボールペンで読む日本語」という本です。
本の内容を簡単に言いますと、本を読むときに三色のボールペンで文章に線を引きなが読んでいく読み方が紹介されています。
すごく大事なところに赤の線、まあ大事なところに青の線、おもしろいと感じたところに緑の線を引いていきます。
借りた本に線は引けませんから、買った本に書きましょう。
線を引き終わったら赤線を引いたところだけを読むと、そこが本の要約になります。
読書ノートを書くにはルーズリーフがおすすめ
次は読書ノートを何の媒体に書くか、ということです。
- パソコン
- ノート
- アプリ
などがあります。パソコンはWordやExcelに書き込むことができます。
字を書くよりも早く書けるので、手書きより長い文章も疲れず打つことができます。
さくっと気軽に書き込むことができるのもメリットですよね。
ノートは手で書く、という作業をすることで記憶の定着が図れます。
また、実際に自分で書き込んだものには愛着がわいてきますよ。
アプリはスマートフォンを持っていて、ダウンロードすれば誰にでも使えます。アプリなので持ち運び時にかさばりません。
それぞれご自身の使いやすさを重視して、好みで選びましょう。
ルーズリーフは自分仕様にアレンジしやすい
私のおすすめはノート、その中でも特にルーズリーフが一押しです。
私は文庫本を持ち歩くことが多いので外出先で感想を書きたくなる時があります。
ルーズリーフでしたらバインダーに閉じるだけですし、順序の入れ替えができるので、あいうえお順にでも作者ごとにまとめるでも簡単にできますよ。
そんな時、ルーズリーフならノートより軽いですし、書いたものをそのまま持って帰ってバインダーに挟めるのが利点ですよね。
メモ帳は小さくて失くすことが多かったのですが、ルーズリーフは失くしにくく便利なので、バインダーの扱いができる高校生以上の方にお勧めしたいツールです。
読書ノートにテンプレートはあるの?有料?
読書ノートは無料のものや有料のものなど様々な種類があります。
無料のものは、Template boxさん、千葉市図書館、河内長野図書館などです。
Template boxさんと千葉市図書館ではパソコンから読書ノートのテンプレートがダウンロードできますよ。
河内長野図書館では紙の読書ノート冊子を配布しています。
上記のテンプレートは無料とは思えないくらいかわいらしいです。
有料のものは読書ノートとしてお店やAmazonに売っています。
読書ノートテンプレート有料版のおすすめ
こちらの読書ノートの素晴らしい点は、なんといっても本に関する様々な情報を書き残すことができるところです。
本に関する詳細はもちろんのこと、心に残った言葉や本屋さんに関する情報、読書リストなどこの1冊で本にまつわる全てを記録することができます。
以前私は、テレビで紹介されていて気になった本の題名をメモしたことがあります。
いざ本を購入したいと思った際、読書ノートや手帳など、どこに書いたのかがわからなくて結局記入したメモを見つけられなかったことがあります。
1冊にまとまっていれば、本について何か気になった際にこのノートを見れば全て書かれているので、あちこち探したりする手間も省けますよね。
集英社みらい文庫から出ている読書ノートでは、羽海野チカさんがイラストを描いた「読書ノートcolorful」絵本で有名な「11匹のねこ」などがあります。
どれも子供のころにあったらよかったな、と思うかわいらしさです。
中身もたっぷり感想が書けるようになっていて従妹に教えようかと思います。もちろん大人が使ってもOKですよ。
読書ノートのこども向けはどんな感じ?
先ほどご紹介しました千葉市図書館では、ねんちょうさん用と1年から3年生用、4年から6年生用それぞれが、パソコンから無料でダウンロードできます。
ダウンロードをして印刷をしたら、実際にこちらを折りたたんでノートを作っていきます。
その作っていく工程自体も子供は楽しんでくれそうですね。
子供向けなだけあり、とってもかわいい表紙付きです。
また、小学館からは、コウペンちゃん、名探偵コナン、ドラえもん、すみっコぐらし、12歳読書ノート、アナと雪の女王2などの読書ノートが出ています。
子供の好きなキャラクターの読書ノートであれば、楽しんで記入していくことができそうですね。
12歳読書ノート以外は試し読みができますので、お店になかったり、インターネットで買いたい場合は小学館のサイトでどれが合うか見てみてくださいね。
あなたもこれを機に、子供に読書ノートをプレゼントするのはいかがですか?
ノートを気に入った子供が、記入するために読書を頑張り始めた、という口コミもありました。
私も読書ノートをプレゼントして、一緒に感想を言い合いたいなと思います。
読書ノートはアプリで記録するのも楽しい!
私は、最近読書記録に無料アプリを使っています。紙に書くのも楽しいですよね。
アプリは自分の本棚が作れたり、人とコミュニケーションができたりと、ノートに書くのとは違う機能もあり今は併用しています。
そんな私が使っている、読書ノートアプリを今日は3つお伝えしますね。
ブクログは新刊情報がわかるのが便利!
使い方は、まずサイトの画面下にある虫眼鏡マークに本のタイトルや作者を入力して検索し、本が見つかったら本棚登録を押します。
すると今は読んでいるか読み終わった本なのか等が出てきますのでいずれかを選びます。
そうしたら画面下の本棚をタップすると、自分の選んだ本が棚に入っているのでそれをタップし下にスクロールすると、自分が書いた感想と、人が書いた感想が並んでいます。
ここで、わかりやすいようにブクログの特徴をまとめてみました。
- ログインなしで使える、ニックネームも新しく考えられる
- ハートマークを押すことでいいねができる
- 他の人の感想を読むことができる、コメントもできる、フォローもできる
- 新刊情報がわかる
- 人のブックリストを眺められる
- 「詳細を見る」ボタンを押すと、Amazonのページに飛べる
- まるで書店の棚のような自分だけの本棚が作れる。
自分が書店員になった気分で、本棚を好きな本で彩ることができることが魅力です。ログインなしでアプリを使えるのも敷居が低くて始めやすいですよ。
新刊情報は、一日に約200冊ともいわれる新刊の出版数から目当ての本がないか探すときに便利です。
私が好きなのは、人のコメントを読んだりハートマークでいいねができたりコメントができるところです。
自分が読んだ本を同じく読んだ人がいることはとても嬉しく感じませんか?
逆に自分が好きな本にコメントがないと、もっとこの本を知ってほしくて思わず推薦コメントを書いてしまいます。
ここにもいいねを押してもらえることもあり、続けるモチベーションにもなっています!
読書メーターは備忘録として使いやすい
画面下の虫眼鏡マークからタイトルや著者の名前で検索します。本が見つかったら、画面の上から人の感想をよむことができます。
自分の感想を書きたいときは「Amazonの詳細ページへ」の下にある「本についてつぶやく」を押して、感想が書けます。
読書メータの特徴もまとめてみましたのでご覧ください。
- 自分がどんな人の本を多く読んでいるかグラフがある
- 読んだ本、読んでいる本、積読本、読みたい本とあり、備忘録として使える
- ナイス!ボタンが押せる。押すと「〇〇さんがあなたの感想にイイネしてくれました」とに知らせが通知で届く
読書メーターは、ログインしてから使うようになっています。Facebook、Twitter、Googleアカウントを使ってログインします。
この時注意があります。それはニックネームのことです。グーグル等のアカウントを使った場合、そこに本名を使っていると、初めにそれがニックネームになってしまうのです。
そんなときは慌てずに「基本データ」をタップして、プロフィールを編集するをタップし、アカウント設定画面からニックネームを自分で書き換えましょう。
このアプリも人の感想にナイス!を付けたり、コメントのやり取りもできて便利です。
通知でナイス!を教えてくれるので、ナイス!を見逃すことが減ります。
Readeeは書店員のレビューがあり参考になる
こちらも画面下の虫メガネから本を検索します。本が出てくるので本をタップするとMY本棚にその本が入ります。
本の表紙が出たところで、みんなのレビューを押せばレビューが読めます。
Readeeの特徴をまとめましたのでこちらをご覧ください。
- みんなのコメントにイイネが押せる
- 書店員レビューがある
- ユーザーのランキング、フォロワー数ランキングがある
- 週間登録本ランキングがある
- ログインなしで使える
- 星5つ評価をすることができる
こちらもコメントにイイネを押せます。本の評価を星で表せるのが楽しくて、本の感想を書くのが苦になりません。
私が一番気に入っている点は、書店員さんのレビューです。
新刊の読書速度が速いのはもちろんのこと、本の感想もさすがの洞察力といった感じで、大変読み応えのあるレビューです。
毎回更新を楽しみにチェックしていますので、あなたもReadeeを利用する際はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
- 読書ノートの書き方は、本のタイトル、作者、本を読み終わった日付、あらすじ、要約、感想などをかくのがおすすめ
- 読書ノートを書く時のツールは、パソコン、ノート、アプリなどがある
- ルーズリーフは並び替えもできたり持ち運びに便利なので特におすすめ
- 読書ノートのテンプレートは有料のものと無料のものがある
- 読書ノートは子供向けのものも販売されている。
- 読書ノートには便利なアプリ版があり、特にブクログ、読書メーター、Readeeが使いやすくておすすめ
調べてみると読書ノートはいろんな種類が出ていることがわかり、私も学生の頃にこういう読書ノートがあったらなあと思いました。
まだまだ読書をする人に偏見のあった時代でしたから、感想を言い合うこともほとんどありませんでした。
今の子供には、たくさんのいろんな本を読んで、感性を養ってほしいなと思います。
読書は読むことも楽しいですが、感想を言い合って新しいものの見方を発見するのも楽しいですよ。
そのためにも、これらの読書ノートを見て、一番好きなノートや書き方を選んでもらえると嬉しいです。