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絵本は対象年齢に合わせて選ぶ!!選び方のコツとおすすめ絵本の紹介

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絵本の対象年齢を知るには発達段階に合った文字数と絵のわかりやすさをチェックすることが大切です。

絵本を開いて読んでみた時の文字数で、ある程度の対象年齢が把握できますよ。

絵本に対象年齢がある理由は、発達段階の違いによって理解できる内容が違うからです。

私は小さい頃に幼稚園や家で絵本をたくさん読んだ記憶がありますが、幼稚園の頃に繰り返し読んだ本がとても印象に残っています。

しかし、いざ自分が絵本を選ぶ立場になったときに、どのような本を選んでいいかわからずに悩みました。

年齢ごとの特徴を踏まえておすすめの絵本を紹介していきたいと思います。

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絵本の対象年齢を知るには文字数と絵をチェック!

あなたは子供に絵本を買うとき、どういう基準で選んでいますか。選ぶときのポイントは発達段階に合った文字数と絵のわかりやすさです。

我が家にある絵本を見返してみると、0歳児対象の本は文字や絵がシンプルで、歳を重ねるにつれて文字が多くなったり絵が複雑になってるものが多かったです。

0歳児は絵本の内容を見ているのではなく、読み手の声の調子や大まかな絵の輪郭を感じ取っています。

1ー2歳児はもう少し長い文章・複雑な絵も理解するようになり、3歳児はストーリー性のある絵本も理解できるようになります。

そのため、絵本の中身を見てみて文字数がどれだけ多いのかとぱっと見てわかりやすい絵なのかに注目して見てみてください。

そのあとに、子供の成長に合わせて学んでほしい内容のものを選んでもらうと子供の年齢に合った絵本を選ぶことができます。

0歳児は五感を刺激することが大切

0歳児から絵本は脳への刺激にとても重要です。

私は0歳児からの絵本を読んで赤ちゃんは内容を理解できているのかな?と思っていました。

しかし、内容を理解するか・しないかではなく、読み聞かせすることに意味があるようです。

0歳の発達段階のポイント

生まれたばかりの赤ちゃんは視力が低く、目がほとんど見えていません。

視力が上がってくるのは4カ月頃からだと言われているので、4カ月ごろからの読み聞かせがおすすめです。

視力が上がっているといっても、すべてが見ているわけではないので絵本の文字を読んだり、理解することは難しいです。

0歳児で大切なのは、脳を刺激するために五感への働きかけるような絵本を選らぶことです。

五感への働きかけを具体的に言うと、オノマトペを活用することと、スキンシップを取りながら絵本を読み聞かせることです。

オノマトペとは、擬声語や擬態語を使って表現される言葉のことです。オノマトペを使うことで、表現や想像力を豊かにする効果があると言われています。

擬声語とは、ものの音や声などをまねたもので、「ざあざあ」「ケロケロ」などの言葉です。

擬態語とは、状態をまねたもので「てきぱき」「にこにこ」などです。

スキンシップは視覚や聴覚があまり発達していない分、感覚を使うことで脳への刺激につながります。

ワンワンという擬声語があればぬいぐるみの犬を動かしてワンワンと赤ちゃんに話かけてみたりすると赤ちゃんもたくさんの刺激を受けそうですよね。

私も絵本を読み聞かせる時は、ぬいぐるみと一緒に擬声語を使う手法を使っていますが、かなり子供に好評ですよ。

・0歳児の読み聞かせは4カ月頃からがおすすめ

・オノマトペを使った絵本を選ぶ

・絵本の読み聞かせはスキンシップを意識する

五感を刺激するおすすめ絵本

ごぶごぶ ごぼごぼ 駒形克己さく 福音館書店

この絵本はオノマトペの要素がたくさん使われている絵本です。

音の響きやリズムが子供の興味を引くのでおすすめです。

また、表紙からわかりますが色合いも鮮やかで子供の目を引いて素敵ですよね。

私の小さい時にはなかった本なのですが、感想をみても子供がかなり集中して絵本をみてくれると高評価でした。

ページ数は20ページと少し多めですが、最初から最後まで楽しめる本だと人気な絵本です。

1歳から3歳の発達の特徴とおすすめの絵本

この頃の子供はどの歳よりも成長のスピードが速く感じますよね。

0歳と大きく違う点は文字や絵の内容を理解できるようになるということです。

1歳から3歳の間でもそれぞれ発達段階に特徴があるので、紹介していきたいと思います。

1歳は日常生活と結び付けれる絵本がおすすめ

どうすればいいのかな? わたなべしげおぶん おおともやすおえ 福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

この本は着替えをテーマにした絵本になっています

1歳児といえばイヤイヤ期が代名詞ですよね。親にとってはどう対応したらいいのかが難しい時期なのではないでしょうか。

しかし、イヤイヤ期が来るということは自我が芽生えてきているというとても良い意味が含まれています。

この絵本は、くまの子供が一人で考えながら着替えをしていくというストーリーです。

読み聞かせながら子供と一緒に考えることで、子供のできることが増えていき成長を感じられる本だなとおもいました。

・1歳児は自我が芽生える時期

・着替えやトイレ、歯磨きなどの生活習慣がテーマの絵本がおすすめ

2歳は生活習慣を学べる絵本がおすすめ

おでかけのまえに 筒井頼子さく 林明子え 福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

この絵本は子供の目線ででかける準備をしている本です。

2歳児は好奇心が大きく、自分でできることが多くなっていく時期です。

大人や年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をしている印象が多いのではないでしょうか。

私もお母さんの口紅を真似して塗ってぐちゃぐちゃにしてしまったな、と思い出して懐かしく感じていました。

しかし、大人になると昔の自分のことは忘れていますし、子供のすることに対して理解ができないことのも多いです。

ついつい強く怒ってしまい後悔することも多々あります。

絵本を通して子供だけではなく、自分も考えさせられるなと思った本です。

・2歳児は自分でできることが増えてくる時期

・好奇心が多いため、日常生活や知らないことについての絵本がおすすめ

3歳はストーリー性のある絵本がおすすめ

そらまめくんのベッド ながやみわさく・え 福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

この本は自分のものを他人に貸すという本です。

3歳児は使える言葉が多くなり、想像力が豊かになっていく時期です。

幼稚園に入って友達と一緒に遊ぶなど社会性も育んでいきます。その中では物をめぐって喧嘩がつきものですよね…。

この本は譲ることのの大切さを学べる本になっています。

喧嘩をして得られる学びもありますが、人と共有する大切さも絵本を通じて学ぶことができるのでおすすめです。

また、3歳児は言葉の理解力もついてくるため、0~2歳児と比べて長い文の絵本やストーリー性のある絵本もおすすめです。

3歳児対象の絵本は絵本の数が特に多くて悩んでいますが、私は子供に学んでほしいことを考えながら選んでみようかなとおもいました。

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち) :中川ひろたか/村上康成 – 童心社 (doshinsha.co.jp)

・使える言葉が多くなり、想像力が豊かになる時期

・ストーリー性のある絵本も理解できるようになる

・友達とのかかわり方など社会性が学べる本がおすすめ

人気絵本は見やすさと分かりやすさがポイント

絵本は数千・数万という種類があって、どのような絵本を選んでいいか悩みますよね。

しかし、私が小さい時に人気だった本は今でも読まれている本が多いです。

なぜ長年読まれているのか人気な本の特徴を説明します。

わかりやすい絵で理解しやすい絵本

子供が読む絵本と小学生が読む本のイラストで大きく違うのは、絵のわかりやすさ・単純さです。

表紙をぱっとみてどんな本なのか、内容のイラストも何を表しているのかがわかりやすい絵本が人気です。

私も子供の頃に読んだ絵本で印象深いのは、ビビットな色使いのシンプルな絵本だった印象です。

子供は文字を理解できるようになりますが、主に絵をみて絵本の内容を把握しています。

なのでイラストがシンプルで分かりやすい絵本の方がなんども繰り返し読まれる絵本となるということです。

リズミカルなテンポの良い絵本

話の中で、反復した掛け声で分かりやすく楽しめる本が人気です。

子供と一緒に楽しむには一緒に掛け声ができるようなフレーズがある方が、興味が湧き集中力が続きます。

飽きてしまうと、せっかく絵本の読み聞かせしているのに子供があまり聞いていないという事態が起きてしまします。

リズミカルなテンポの代表としてオノマトペがあります。

0歳児の絵本から活用されていることが多く、少し大きくなった1~3歳でも脳が活性化される効果や自分の気持ちが伝えやすくなると言われています。

また、オノマトペは簡単で分かりやすい言葉なので、親から子供へ言いたいことが伝わりやすいため日常生活でも活用しやすいと思いました。

絵と文字のバランスが良い本

絵と文字のバランスは年齢によって違うため、その年齢に合った絵本がおすすめです。

絵本の対象年齢は文字数に注目すると説明した通り、0歳児に3歳対象の絵本はストーリーや絵も複雑で理解するのは難しいです。

逆に、3歳児に0歳対象の絵本は絵が多く物足りなさを感じるかもしれません。

私も難しい本を読むと、途中で読むのをやめてしまうのと似た状態な気がします。

そのため、年齢に合った文字数と絵のバランスが重要ということです。

絵本の読み聞かせのコツ3選紹介

子供に絵本を読み聞かせる時に、せっかくなら興味を持って聞いてほしいですよね。

子供に絵本に興味をもってもらうには、読む人のテクニックも重要ということです!

0歳児から3歳児まで長い間、活用できる読み聞かせのコツを3つ紹介していきます。

抑揚やテンポをつけて飽きさせない

あなたは学校の授業で眠くなったことはありませんか。

子供への読み聞かせも同様に、同じテンポ・同じトーンで話続けると、飽きて興味がなくなってしまいます。

私も同じトーンでずっと話されると眠くなったり、興味が薄れたりする傾向があるので、大人も子供も同じなのだなと思いました。

そのため、抑揚やテンポをつけることで次の展開に興味が湧きやすく、集中力が上がることが多いです。

楽しい場面では声は高めに大きな声のトーンで、怖い場面では声は低めにゆっくりと小さな声のトーン、など読み聞かせの際にはリズムを意識してみてください。

子供に質問して反応を確認する

自分にとっては簡単な言葉の絵本でも、子供にとってはひとつひとつの言葉を理解するには時間がかかります。

ただ読み進めるのではなく、子供の表情をみながらゆっくりと読み進めてみてください。

私は子供のころは何も考えずに絵本を読んでいましたが、成長して改めて絵本を読むと大事なことがたくさん書いてあるなと感じました。

そのため、子供が理解しているが確認する方法としては表情だけではなく、子供に直接聞いてみるのも良いかもしれません。

そのうえで、この本が伝えたいことを子供に伝えていきたいと思います。

次のページに行く前に展開を一緒に予想したり、今までのストーリーについて振り返る、読み終わった時に感想を聞いてみるなどで子供の反応を意識してみましょう。

環境を整えて読み聞かせに集中させる

あなたは子供が遊んでいるのを見る時に、さっきまで車のおもちゃで遊んでたのに、いつも間にか違う遊びをしているという場面に会ったことはありませんか。

その理由は、1歳頃から特に好奇心が大きく色々な物に興味を持つため集中力が短いからです。

絵本を読み聞かせたい。と明確な目標がある場合には静かな場所に移動し、回りに気になるものがない環境を作ることを意識しましょう。

先ほども説明したように、子供が集中できる時間は限られています。

そのため、読み聞かせの時間は5分程度から始まり、大きくなるにつれて少しずつ読み聞かせの時間を伸ばしていくようにしましょう。

私の場合は、寝室に物がほとんどなく、集中できる環境が整っているという理由で夜の寝る前に絵本を読み聞かるようにしています。子供も集中して聞いてくれていますよ。

まとめ

  • 絵本には対象年齢があり、選ぶときのポイントは文字数と絵のみやすさ
  • 0歳児は視力が発達し始める4カ月頃からの読み聞かせがおすすめ
  • 0歳児の読み聞かせは脳を刺激する効果がある
  • 1~3歳は成長に合わせて、絵本で日常生活や生活習慣について学べる本がおすすめ
  • 絵本はわかりやすい絵とテンポや抑揚がつけやすいものが人気である
  • 読み聞かせは、抑揚をつけて読むこと、子供の反応をみながら読むこと、集中できる環境を整えることが大切である

絵本は内容のメッセージを伝えるだけではなく、親と子供のスキンシップとしてもとても良いツールだと思います。

子供の発達段階に合った絵本を見つけて、子供が絵本に興味を持ってくれると嬉しいですよね。

絵本の対象年齢を考えて購入するときの、参考にしてみてください。