Numbersの家計簿テンプレートは初心者でも簡単に使うことができる上に自分好みに加工できます。
私は簡単にできる家計簿を使いたかったので家計簿アプリを使ったことがあります。
最初の一週間は続くのですが段々と入力が面倒になって使わなくなり、その後家計簿アプリを開くことはなくなりました。
そこで、手帳を使って管理しましたが計算が大変でこちらも続かずに断念しました。つまり、家計簿を続けるコツは「簡単」であることが大切です!
Numbersの家計簿はテンプレートがあるので簡単に出来ますし自分好みに変更可能です。
この記事ではNumbers家計簿テンプレートの使い方を解説しますのでぜひ参考にしてみて下さい。
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Numbers の家計簿テンプレートは簡単に使える!
Numbersには既に家計簿テンプレートというものが存在しており誰でも簡単に使えます。
家計簿といえばエクセルを思い浮かべませんか?白い表にマスが沢山あり、一体どこに何を入れたらいいのかわからず入力さえも躊躇するほど苦手意識が強い私です。
しかしエクセルが苦手でも、既にテンプレートとして準備されているものに入力するだけなら悩まずにサクサクと家計簿が作れます。
エクセル苦手意識が強いNumbers初心者の私が家計簿テンプレートの使い方を説明していきます。
家計簿テンプレートは3回クリックで開く
Numbersの家計簿テンプレートはわずか3回クリックするだけで開きます。
Numbers初心者の私でも簡単すぎてびっくりしました!
クリックする場所も分かりやすいので迷わずクリック出来ます。
操作方法をマスターして簡単に出来る家計簿を作成しましょう。
①パソコン画面上にあるNumbersをクリックします。
②クリック後出てきた画面から新規書類をクリックします。
③色々なテンプレートがある中から「家計簿」をクリックします。
以上です。これだけで簡単に家計簿テンプレートが開けます。表やグラフ、項目も作られている上に色もカラフルなので俄然やる気が出てきますね!
毎日の家計簿はNumbersで簡単に作れる!
Numbers家計簿テンプレートの項目ごとに入力するだけで家計簿が出来上がります。
そんなことを知らない過去の私は財布に溜まったレシートを見ながら手帳に一生懸命書いていました。
溜まっていたレシートを記載するわけですから時間は30分以上かかっていたと思います。半年間は続いたのですが、今では手帳を開けることさえなくなったのが現状です。
つまり家計簿を継続して書くためには簡単にできることが継続していくための近道ではないでしょうか。
それができるのがNumbersの家計簿テンプレートを使った方法です。
では早速、家計簿テンプレートに入力していきましょう。
①上部にあるタグの、左から2番目の「支出記録」をクリックします。
②日付、詳細、カテゴリ、金額を入力していきます。
基本動作はこれだけです。しかし、操作していると気になる所が数カ所ありました。
小数点があって数字が見づらいな。
簡単に修正できますよ!
小数点表記を消す方法を画像で徹底解説
小数点表記は3つの手順を踏めばすぐに消すことが可能です。
私は小数点表記されている家計簿を見た時に食費が150万円なんておかしいとお茶目な勘違いをしてしまいました。
小数点表記を消すことで勘違いせずに正しい金額を把握できるようになります。
実際にやってみたので画像を使って分かりやすく解説していきますね。
①「金額」の数字が記載されている初めのセルをクリックします。
②数字部分のセル全体を囲うように左ドラッグで最後のセルまで伸ばす、または最初のセルをクリックして一番下最後のセルをシフトキー+クリックして囲みます。
③画面右側にデータフォーマットが表示されます。その中の「少数の桁数」を「0」に設定します。
これで簡単に小数点がなくなり金額が分かりやすくなりましたね。
項目に美容を入れたいのだけれど、どうすればいいの?
こちらも簡単に変更できます!
カテゴリを追加する方法を分かりやすく解説
カテゴリを追加する方法はクリックする場所と入力する場所が分かりやすいので簡単にできます。
私もそれらしきクリック箇所や入力場所を少しいじっただけですぐに追加できたので感動しました。
こちらではより分かりやすいように画像を使って解説していきます。
①カテゴリ欄の食費(C2)の部分をクリックしていきます。
②画面右、右上の「セル」ボタンをクリックしてデータフォーマットが「ポップアップメニュー」になっているかを確認します。
③項目が表示されている左下の+をクリックして「新規項目」のところに追加したい項目を入力します。
④追加したいセルをクリック、隣の下矢印をクリックすると項目が出てくるので追加したい項目をクリックします。
以上がカテゴリを追加する方法です。とても簡単に追加できました。
ちなみに項目を増やしすぎると後々記入が面倒になってくるので、できるだけ最小限での項目をおすすめします。
元々の項目「私物用」を「保険」に変えたい場合はどうしたらいいのだろう?
選択して入力するだけの簡単操作です!
カテゴリを変更する方法を画像で説明
カテゴリの変更方法も1分かからずすぐに変更できます。
エクセルが苦手なNumbers初心者の私でも簡単に変更できたので楽しく作成できました!
では画像を使って分かりやすく説明していきますね。
①カテゴリ欄の食費(C2)の部分をクリックしていきます。
②C行最初のセルを左ドラッグで最後のセルまで囲う。または最初のセルをクリックして最後のセルをシフトキー+クリックして囲みます。
③画面右側のデータフォーマットがポップアップメニューになっているのを確認、その下に項目があるので変更したい項目をダブルクリックし項目名を変更します。
基本の設定はされているので、細かい部分や気になる箇所を直していけばより使いやすくなりますね。
この一通りができれば、毎日の家計簿は簡単に作れます。
月ごとの家計簿はNumbers初心者でも作れる
毎日の家計簿記録から月ごとの家計簿を出して管理することも Numbersでは簡単に出来ます。
私は手書きで行っていたので、それぞれの合計金額を電卓で計算していました。
そうすると時間がかかりますし、数字を間違えたらもう終わりです。最初からやり直しの悪夢再来です。
Numbersではそんな面倒なことはせずに家計簿テンプレートを少し修正しながら月ごとの家計簿を作る方法があります。
今月はどれくらい使って残高がどれくらいなのかを把握して上手く家計を管理できるようにしましょう!
ピポットテーブル機能を活用して作成
ピポットテーブルを使うとすぐに月ごとの支出記録表が出来ます。
ピポットテーブルとは大量のデータを元に集計や分析する機能のことをいいます。
最近のNumbersにやっと搭載された機能なので、より操作がしやすくなったとの声もあります。
エクセル苦手意識の強い私でも数回クリックしただけで簡単に作れたのでぜひやってみることをおすすめします。
【月ごとの家計簿の作成方法】
①支出表のセルを選択し画面上の「ピポットテーブル」をクリック。
②新しいピポットテーブルシートが出てくるのを確認。
③行の項目にカテゴリを入れるために右側の「ピポットオプション」をクリック、フィールド内にある「カテゴリ」を下にある「行」の四角スペースへドラッグ。
④列の項目は月ごとを表示させるためにフィールドに記載の「日付」を右下にある「列」の四角スペースにドラッグ。
⑤書いていく中身は金額になるので、同じようにフィールドに記載の「金額」を下にある「値」の四角スペースにドラッグ。
⑥日付のインフォメーション記号をクリック、フィールドオプションが表示。フィールドオプション内のグループ分けを「年月」に変更。
これで上の列は日付記載ができるようになり、月ごとの家計簿が完成。
カテゴリやスペースも数えるほどしかないので操作に迷うことなく作れました。
月ごとの家計簿の空白部分についても説明していきますね。
①表の中に出来てしまっている空白のセル部分をクリックしていきます。
②右画面の「フィルタ」をクリック、「カテゴリ」を選択し空白部分のチェックを外します。
このようにすると空白部分は表示されなくなるので試してみて下さい!
月ごとの家計簿を入力して反映させる方法を解説
ここからは最終段階ですが、月ごとの家計簿を入力して反映させる方法も今までの操作方法を使うだけで出来ます。
私もやってみたところ、出費を入力すると画面が変わってなくて慌てましたが「あるボタン」をクリックすれば問題なく表を完成させることに成功しました!
時間もかからず誰でも簡単にできますので心配ご無用です。
実際に数字を入れて反映させていく方法をお伝えします。
①毎日の支出記録を開いて記載していきます。
②「支出記録のピポット」部分をクリックします。
③シートを右クリックして「ピポットテーブルの更新」をクリックします。
これで入力したものが反映されます。月間家計簿の完成です。
このように毎日の支出金額を入力していくと自動で月ごとに分けられているのでとても簡単に家計簿が作れます。時間もかかることなく面倒な計算も全てNumbersがやってくれるのでとても楽ですよ♪
年間家計簿をNumbersで簡単に作る方法
Numbersは年間家計簿も簡単に作ることが可能です。
私たちが日々過ごしていく中で、いつ社会の経済が一変し、様々な物価が値上がりになり、しかし給料は上がらず生活が苦しくなるかもわかりません。
そのような場合に備えて、日ごろから家計を把握し、定期的に管理していくことはとても重要です。
社会的な影響による家計の危機をどう乗り越えていくのかを考えるためには、年間の収支額を把握しておくと対策が練れるので心強いです。
これからはしっかりと年間収支額を把握して、激動の世の中をうまく乗り切れるようにNumbersで管理していきましょう!
年間家計簿シートの作り方を画像で解説
年間家計簿シートは今までの操作ですぐに作成できます。
今までは手帳に自分で記入、計算していたので年間収支金額を出すとなると恐怖で震えます。一体何時間かかるのか、考えたくもありません。
しかしNumbersの家計簿テンプレートでは入力したものは全てNumbersが計算してくれるので、自動で年間家計簿が完成しているということになります。
画期的なこの機能を使って、年間家計簿を作っていきましょう!
【年間家計簿の作成方法】
①支出記録からピポットテーブルをクリックし、新しいピポットシートを出す。
②行の項目にカテゴリを入れるために画面右側の「ピポットオプション」をクリック。
③フィールドに記載の「カテゴリ」を下にある「行」の四角スペースへドラッグ。同じように「日付」は下の「列」、「金額」は「値」のところへドラッグ。
⑥日付のインフォメーション記号をクリック、フィールドオプション内のグループ分けを「年」に変更してクリック。
これで年間家計簿の完成です。月ごとの家計簿作成とほとんど同じ操作で出来ます。
シート名を変更する方法も簡単操作で出来る
シート名を変更する方法は2回クリックと名前入力するだけで簡単にできます。
私は作り終えた後、どれが月ごとの家計簿でどれが年間家計簿なのか分かりづらいと感じましたがそれも簡単に解決しました!
シート名を「月ごと」「年間」に変えると一目で簡単にわかるようになります。
①名前を変えるシートをクリックして画面上に出します。
②画面右上の「フォーマット」をクリックして「シート名」を記載します。
これで月ごとの家計簿と年間家計簿が一目でわかるようになります。
Numbersの年間家計簿を使うことで年間収支が簡単に把握できて、今後の対策も考えられるようになる、そんな便利な機能があるNumbersはおすすめです。
iPhoneでも家計簿管理できる方法を伝授!
わざわざパソコンを開かなくてもiPhoneで家計簿管理が出来ます!
家計簿をつける為に外出中にレシートを受け取って、そのまま財布の中に溜まったままパンパンになってしまった経験はありませんか?
私はこれがレシートではなくお札で財布がパンパンならいいのにと妄想の世界に飛び立ったことも何度かあります。
その場ですぐに金額を入力できれば財布の中にレシートは溜まっていかないので、iPhoneから家計簿入力出来たらいいのにとずっと思っていました。
実は、NumbersはiPhoneから簡単に家計簿入力が出来ます。
ここではiPhoneから家計簿入力する方法をお伝えます。
- iPhoneからApp StoreをタップしNumbersと検索
- アプリをインストール
- タップするとパソコン上と同じ表が表示される
- 入力していく
このようにパソコン上で作った家計簿はiPhoneでも同じように入力出来ます。
これだといつでもどこでも入力できるのでとても便利です。
しかし、iPhoneユーザーではなくAndroidユーザーだとブラウザからicloud.comにアクセスしなければならず、家計簿は確認のみで編集はできないようです。
今後は携帯とパソコン、どちらも使えるように改善されていけばありがたいですね。
さらにMac bookを使っているとiPhoneに自動で同期されるのでわざわざ取り込まずともiPhoneですぐに確認や入力ができるので便利ですよ。
Mac bookを使っているiPhoneユーザーはぜひ使ってみて下さい。
まとめ
- 家計簿を続けるコツは「簡単」に出来ることが大切である
- Numbersは家計簿テンプレートをクリックして入力するだけで簡単に家計簿が作れる
- 毎日の出費は「支出記録シート」に入力するだけで日々の家計簿が作れる
- 小数点表記を消す方法は金額部分のセルを全て選択して画面右の「少数の行数」を「0」に設定する
- カテゴリを追加する場合はカテゴリ欄の費目をクリック、ポップアップメニューの左下+をクリックして新規項目を入力する
- カテゴリを変更する場合はカテゴリ欄全てのセルを選択してポップアップメニューを表示、変更したい項目をダブルクリックし項目名を入力すると変更出来る
- 月ごとの家計簿はピポットテーブルをクリックしてシートを表示して行スペースにカテゴリ、列スペースに日付、値スペースに金額をドラッグすると作れる
- 月ごとの家計簿は日付の隣にあるインフォメーション記号をクリックして「年月」に変更が必要である
- 年間家計簿シートは月ごとの家計簿と同じ手順でドラッグし、日付のインフォメーション記号をクリックして「年月」から「年」に変更するだけで作れる
- Mac bookを使っているiPhoneユーザーはNumbersアプリをダウンロードすればパソコンと同じようにiphoneから家計簿入力ができる
Numbersの家計簿テンプレートを使うとエクセルが苦手なNumbers初心者の私でも簡単に家計簿が作れました!
つまり誰でも簡単に使える家計簿なのです。
今まで家計簿が続かなかったり今から家計簿管理を始めようとされているあなたにおすすめします。
ぜひNumbersの家計簿テンプレートを使って家計簿管理してみて下さい。
\1,000名以上の初心者がOfficeスキルを習得!/