Windowsユーザーの方でもNumbersの家計簿テンプレートの編集ウィンドウを使えば、簡単にカテゴリ追加できます。
NumbersはApple社が提供する無料の表計算ソフトで、便利な家計簿テンプレートがあります。
私はWindowsユーザーなので、Numbersは使えないと思いこんでいました。
しかし、WindowsユーザーであってもNumbersで簡単な家計簿を作れます。
ただし、テンプレートのままですとカテゴリの種類が限られています。
家計簿テンプレートにカテゴリ追加は簡単にでき、セルを選択すると自動的に編集ウィンドウが開くので難しい操作は必要ありません。
この記事を読んで、WindowsユーザーのあなたもNumbersの家計簿テンプレートにカテゴリ追加して、使いやすいようにカスタマイズしましょう♪
Numbersの家計簿にカテゴリ追加するのは簡単!
WindowsユーザーがNumbersの家計簿テンプレートにカテゴリ追加するには、ポップアップメニューを編集しましょう。
私は家計簿をつけていると、「食費」や「日用雑貨」などのカテゴリを自分の使いやすいように追加したくなります。
スマホの家計簿アプリを使っているのですが、既存のカテゴリに加えて「プレゼント代」や「美容費」などを追加しています。
個別のカテゴリとして分けておくと、支出の把握がしやすくなっておすすめですよ。
WindowsユーザーはiCloudにログインしてiCloud Numbersを利用できますが、iCloud Numbersの家計簿テンプレートにもカテゴリ追加でき、その方法はとても簡単です。
作業時間:1分
- セルを選択する。
- データタブをクリックする。
- ポップアップメニューを選択する。
- 項目を追加する。
それでは、カテゴリ追加の方法を詳しく解説していきますね。
①画面上部に表示されている支出記録シートをクリックしましょう。
②支出記録の表の「カテゴリ」と書いてあるあたりをクリックすると、表のセル番号が表示されます。
③セル番号C2をクリックしてそのままマウスを表の一番下まで持っていきます。
C2からC27まで選択でき、青い線で囲み枠ができました。
④右側に編集ウィンドウが開き、すでにデータタブが選択されています。
⑤データフォーマットの欄が「ポップアップメニュー」であることを確認しましょう。
⑥下に表示されている「+ボタン」を押すと「新規項目」の欄が追加されます。
⑦「美容費」と記入して、「Enter」を2回押すと項目名が追加されるので確認してください。
⑧セルC12のカテゴリ欄をクリックすると、追加した「美容費」がドロップダウンメニューに表示されています。
iCloud Numbersの家計簿テンプレートにカテゴリ追加が簡単にできました。
元のテンプレートのカテゴリは代表的なものしかありませんので、あなたの使いやすいように項目を増やしてカスタマイズしてくださいね。
Numbersをwindowsで開く方法を詳しく解説
WindowsでNumbersを使いたい方は、iCloud.comにサインインしましょう。
私はNumberについて、Apple社が提供するソフトなのでWindowsでは使えないと思いこんでいました。
しかし、Apple IDがあればすぐにNumbersを使えます。
表計算ソフトといえばExcelを思い浮かべる方が多いかと思いますが、Numbersも便利な表計算ソフトです。
Excelと違って無料で使えるところが、Numbersの最大の魅力です。
Excelはお金がかかるもんね
無料で使えるのが嬉しいわ♪
WindowsでもNumbersを使って、簡単な表計算は十分にできますよ。
作業時間:1分
- 「iCloud.com」を検索する。
- Apple IDを入力する。
- パスワードを入力する。
- Numbersをダブルクリックする。
それでは、どのようにしてWindowsでNumbersを開けばよいか詳しく解説します。
①ブラウザで「iCloud.com」を検索しましょう。
Googleでもyahooでもあなたの使いやすいものでよいですよ。
検索結果にiCloudのサインインサイトが出てくるのでクリックしてください。
②iCloudのサインイン画面が出てきたことを確認してください。
iCloudのサインイン画面の入力欄にApple IDを入力し、矢印マーク(→)をクリックしましょう。
③Apple IDが読み込まれると、下にパスワード入力欄が出てきます。
パスワードを入力し、矢印マーク(→)をクリックしてください。
④iCloudにサインインできたら、Numbersのアイコンをクリックします。
⑤画面が変わり、iCloud Numbersのソフトが開けました。
私は、WindowsでAppleのソフトを開くのは煩雑な手順が必要なイメージがありましたが、とても簡単に開けたのでびっくりしました。
こんなに簡単にできるなら、もっと前から試してみればよかったわ。
ただし、iCloud Numbersを開くには、Apple IDが必要です。
私はiphoneユーザーで、もともとApple IDを持っていたのでサインインはすぐにできました。
Apple IDをお持ちでない方は、まずApple IDを作成してくださいね。
Numbersの家計簿テンプレートは開けばすぐに使える
iCloud Numbersには家計簿テンプレートがあり、開けばすぐに使えるようになっていて便利です。
私は以前オリジナルの家計簿を作ろうとしましたが、イチから作ることが面倒になっていまい断念した経験があります。
デザインやサイズなど、センスのない私には見やすくて使いやすい家計簿を作るのは難しいのです。
その点、iCloud Numbersの家計簿テンプレートは開けばすぐ使えるようになっています。
グラフや表が使いやすく配置されているので、感覚ですぐに使えるようになりますよ。
それでは、iCloud Numbersで家計簿テンプレートを開く方法と、通貨を日本円に編集する方法を解説します。
ブラウズからの選択で家計簿テンプレートを開く
iCloud Numbersでブラウズからテンプレートを選ぶだけで、家計簿はすぐに始められます。
私は、スマホアプリを利用して家計簿をつけています。
支出を入力すれば自動で計算してくれるので便利なのですが、画面が小さいところが私には使いにくいです。
そこで、PCで家計簿をつけることを検討していたら、Numbersで簡単な家計簿テンプレートがあることを知りました。
テンプレートがあるのなら、すぐに始められるので試してみる価値ありですね。
作業時間:1分
- 「ブラウズ」をクリックする。
- メイン画面に表示される「スプレッドシートを作成」をクリックする。
- 「家計簿」を選択し、ダブルクリックする。
それでは、iCloud Numbersで家計簿テンプレートを開く方法を詳しく説明します。
①iCloud Numbersの画面で、左側に表示される「ブラウズ」をクリックしましょう。
②メイン画面に表示される「スプレッドシートを作成」をクリックしてください。
③「テンプレートを選択」画面の個人財務カテゴリーから「家計簿」を選びダブルクリックします。
これで家計簿テンプレートが開きますので、画面上で確認してください。
私は、はじめて家計簿テンプレートを見た時に、カラフルで見やすいと感じました。
「予算シート」には、上部にグラフが、下部に表が配置されていてデザインもすっきりしています。
「支出記録シート」もすでに整理された表ができており見やすいです。
デザインが苦手な私には、すでに整理された状態から始められることは嬉しいポイントです。
通貨の単位を日本円にするにはデータタブで編集する
家計簿テンプレートの通貨単位を日本円にするには、セルを選択して右側に出てくる編集ウィンドウのデータタブから編集しましょう。
Apple社が提供するソフトは使いやすさが魅力のひとつですよね。
私は現在iphoneユーザーですが、以前はアンドロイドのスマホを使っていました。
iphoneに換えた時、アンドロイドスマホと比べて操作が簡単ですぐに使い慣れました。
Numbersもはじめて使う方でも感覚で操作できるソフトですので、使っているうちにすぐに慣れますよ。
Numbersの家計簿テンプレートは、開いた状態では通貨の単位が「$」になっています。
通貨の単位を「円」に変えて使いやすくしましょう。
作業時間:1分
- セルを選択する
- データタブで「日本円」を選択する
それでは、通貨の単位を変更する方法を詳しく紹介します。
①予算シートの下部にある「カテゴリ別の概要」表を見ましょう。
「カテゴリ」と書かれているあたりをクリックするとセル番号がでてきます。
B2からD11までマウスをドラッグして選択しましょう。
②セルを選択すると、自動的に画面の右側に編集ウィンドウが出てきます。
データタブをクリックし、データフォーマット欄の下矢印ボタンを押します。
すでにチェックが入っていますが、ドロップダウンから「通貨」をクリックしてください。
③小数点以下は表示が必要ないので、「少数の桁数」欄に「0」を入力し「Enter」を押すか、下矢印で「0」に合わせましょう。
④今回コンマはつけないので、「3桁区切り」のチェックをクリックして外します。
⑤通貨の欄の下矢印をクリックして、ドロップダウンを表示させてください。
スクロールすると日本円(\)が出てくるのでクリックしましょう。
⑥選択したセルの通貨の単位が、$から日本円に変わりました。
同様に、「支出記録シート」の通貨の単位を変更しましょう。
難しい操作はなしで考えることなく、通貨の単位を変更できました。
Numbers家計簿テンプレートの予算シートの使い方
iCloud Numbersの家計簿テンプレートの予算シートでは、ひとめで予算と実際の支出額を比べられます。
私はスマホの家計簿アプリを使っていますが、支出を記録するだけで予算との比較をしていません。
予算との比較ページはあるのですが、画面や文字も小さく分かりにくいのです。
家計簿はただ支出を記録するだけでは意味がなく、しっかり見直して予算との差額を確認することで節約意識が高まるのです。
記録するだけで満足しちゃってるんだよね
iCloud Numbersの家計簿テンプレートでは予算シートがあり、分かりやすいデザインでひとめで予算と支出の差額がわかりますよ。
それでは予算シートの使い方を詳しく説明します。
家計簿にあなたのカテゴリ別の予算を入力しよう
予算の欄に、あなたが決めた各カテゴリの予算金額を入力しましょう。
予算シートには上部にグラフ、下部に「カテゴリ別の概要」という表があることを確認してください。
各カテゴリの「予算」と「実際の支出額」とその「差額」を表す表です。
B列は各カテゴリの「予算」を入力する欄です。
C列の「実際の支出額」には計算式が入っていて、支出記録シートから自動的に各カテゴリの支出額の合計が出力されます。
D列の「差額」は、「予算」と「実際の支出額」の差が自動で計算されています。
11行目も計算式が入っていて、「予算」「実際の支出額」「差額」のそれぞれの合計です。
「差額」を見れば、ひとめで支出記録を入力した時点での「予算」の残りが確認できます。
「予算」にはあなたが自分で決めた予算額を入力しましょう。
試しに、「食費」の予算を35000円から20000円に変更してみました。
自動で計算され差額も変わったことがわかります。
赤字の(\575)はマイナス575円という意味で、赤字になってしまいました。
支出記録と予算の差額確認を習慣にすると、今月はあとどのくらい使えるかが意識付けできますね。
無駄遣いを減らすことにつながって、家計の管理がしやすくなります。
私はスマホ画面だと小さくて見るのが面倒になってしまうので、PCの大きな画面で確認できるのは嬉しいです。
グラフは予算と収支の差額がひとめでわかる
予算シート上部のグラフでは、ひとめ見ただけで予算と支出の差がわかるデザインになっています。
私は数学が苦手なので、家計簿をつけることがあまり好きではありません。
数字自体に苦手意識があるので、家計簿の数字を見てもパッとイメージがわかないのです。
予算シートにはあらかじめグラフがついていて、ひとめでわかりやすいのでありがたいです。
右側の「予算と実際」のグラフでは、各カテゴリの「予算」と「実際の支出額」が棒グラフであらわされています。
予算が水色、実際の支出額が黄緑色で示されていることを確認してください。
「予算」と「実際の支出額」の差がパッと理解できますね。
たとえば、日用雑貨の棒グラフを見ると、もう少しで支出額が予算に並びそうです。
予算の残額が少ないので、雑貨の購入を必要最低限にするなどの対策を練りましょう。
左側の「実際の概要」のグラフは、今の時点での支出全体のうち各カテゴリの支出がどのくらいの割合を占めているのか表しています。
これを見れば、どのカテゴリで多くお金を使っているのかがすぐにわかりますね。
視覚的に確認できると、忙しくても時間をかけずに理解できるので嬉しいです。
Numbersの家計簿テンプレートの支出記録はすぐできる
iCloud Numbersの家計簿テンプレートで、「支出記録シート」に支出を記入していきましょう。
私はずぼらなので、いままで何回も家計簿をつけることに挫折した経験があります。
はじめの2、3か月は続くのですが、だんだん支出記録が面倒になってしまいやめてしまうのです。
その経験から、家計簿はとにかく支出記録が楽にできることをおすすめします。
その点、iCloud Numbersの家計簿テンプレートは、支出記録の表はすっきりとしていてわかりやすく、必要最低限の項目でまとまっています。
カテゴリもドロップダウンで選べば良いので簡単です。
入力は日付とカテゴリと金額の3STEPのみ
入力に必要な情報は日付とカテゴリと金額の3つだけです。
それでは実際に「支出記録シート」の支出記録の表に入力していきましょう。
今回は「2020/11/25」に「食費」を「3000円」使った記録を入力していきます。
まず、日付の欄に「2020/11/25」と記入しましょう。
確認していただくと、日付欄の幅が狭く見えづらい状態です。
A列とB列のセル番号の間にカーソルを持っていき、カーソルが両矢印(←||→)になったらドラッグして列の幅を調節しましょう。
カテゴリは、セルをクリックしてドロップダウンの下矢印をクリックしその中から「食費」を選択します。
金額に「3000」と入力すると、自動で「\」が付いてきます。
入力項目が少ないので簡単に家計簿をつけられました。
これならめんどくさがりの私にも続けられます♪
「詳細」の欄は自分のメモとして使えるね
余計な情報の入力が必要なくて、シンプルで使いやすいわ
今回はテンプレートを使った家計簿をご紹介しましたが、iCloud Numbersで自分のオリジナル家計簿も作れます。
下の記事で、iCloud Numbersの機能で作れるオリジナル家計簿の作り方を解説してますので参考にしてくださいね。
まとめ
- iCloud Numbersの家計簿テンプレートにカテゴリ追加したいときは、編集ウィンドウのポップアップメニューから追加する。
- WindowsでNumbersを使いたい方は、Apple IDでiCloud.comにサインインするとiCloud Numbersを利用できる。
- iCloud Numbersでブラウザからテンプレートを選択すると、すぐに使える家計簿テンプレートが開ける。
- 通貨の単位を円にするには、セルを選択して右側に出る編集ウィンドウのデータタブから編集する。
- 予算シートであなたの家計の予算を入力すると、支出との差額が自動で計算される。
- 予算シートは、ひとめで予算と支出を比べられるグラフが付いている。
- 支出記録は「日付」「カテゴリ」「金額」を入力すればよくシンプルなので、家計簿を続けられる。
Windowsユーザーでも、Numbersの家計簿テンプレートにカテゴリ追加するために、自動で出てくる編集ウィンドウから追加する方法を解説しました。
私は、以前NumbersはMacユーザーにしか使えないと思っていましたが、Apple IDがあればWindowsでも便利に活用できることがわかり嬉しいです。
無料ソフトですが、家で使う家計簿には充分な機能です。
自分の使いやすいようにカテゴリ追加し家計簿を長く続けて、賢く家計管理しましょう♪