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絵本の定期購読が安いのは福音館書店!メリットとデメリットを解説

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絵本の定期購読で一番安いのは、福音館書店「こどものとも」シリーズです。

私は書店の絵本コーナーに行った際にたくさんの絵本が並んでおり、どれが自分の子供の月齢に適した本なのかわからず、選ぶのにとても時間を要した経験があります。

また、絵本が大人のハードカバーの本と変わらない値段がすることにも驚きました。

そんなときに、安い絵本の定期購読サービスはないかな?と調べてみたところ、福音館書店の定期購読が最安値だとわかりました。

嬉しいことに、安いのに絵本としての質もいいというところが福音館書店の定期購読の最大の特徴です。

そんな福音館書店の定期購読サービスについて徹底調査しましたので、メリット・デメリットと共にお伝えしていきます!

 

 

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絵本の定期購読で一番安いのは福音館書店

引用:ぐりとぐら なかがわりえこ・作/おおむらゆりこ・絵 出版社:福音館書店

絵本の定期購読サービスをしている出版社は多数ありますが、一番安いのは福音館書店「こどものとも」シリーズです。

子供のために絵本は読ませたいけれど、子供にかかるお金はとにかく多岐に渡りますよね。

絵本をお得に定期購読することで、浮いたお金を洋服代に充てたりおもちゃを買ったりと、他のことに使うことができます。

また、絵本を選ぶ際は安さだけでなく、中身が良いかどうかも大事なポイントではないでしょうか。

福音館書店「こどものとも」シリーズは安いだけでなく、その質の高さにも定評がありますので詳しくご紹介していきます。

 

福音館書店は名作を多数輩出している!

引用 ねないこだれだ せなけいこ 作・絵 出版社:福音館書店

福音館書店は、有名絵本を多数取り扱う老舗の出版社です。

絵本選びに迷ったら福音館書店のものを選べば間違いないと言われているほど、信頼のおける出版社なのです。

私は書店の絵本コーナーに行った際、子供の頃好きだった絵本をたくさん見つけ、とても懐かしい気持ちになりました。そしてそのほとんどが福音館書店のものだったのです。

「はらぺこあおむし」、「はじめてのおつかい」、「ねないこだれだ」はみなさん一度は目にしたことがある作品ではないでしょうか。

ちなみに私は「こんとあき」が子供の頃大好きで、書店で見つけたときはなんだか泣きそうになってしまいました(笑)

引用:こんとあき 林明子 作  出版社:福音館書店

 

こどものともは福音館書店のオリジナル絵本

引用:福音館書店

福音館書店の定期購読はお子様の成長と興味に合わせて8つのコースがあります。詳細は以下のとおりです。

対象 10ヶ月〜6歳/小学3年生〜/大人
配本数 月1冊 年間12冊
金額 こどものとも・かがくのとも(幼児向けコース):440円/月
たくさんのふしぎ(小学3年生〜):770円/月
送料 150円(通信販売の場合)
申込み方法
  • 幼稚園・保育園
  • オンライン
  • 書店店頭

なんと送料をいれても月々590円で、年間にすると7,020円です。

絵本の相場が1冊大体1,000円前後ですので、この価格で毎月手に入るのは嬉しいですね。

なぜこんなに安いかというと、定期購読のために作られた完全オリジナルの絵本だからです。

誰もが知っている名作絵本もいいですが、まだ世に出ていない新作絵本を読めるということも、私は同じぐらい魅力的に感じます!

また、本の作りとしては「こどものとも012」以外はソフトカバーとなっており、それもコストを抑えられている要因です。

ちなみに、この定期購読で人気が出た作品はハードカバー化されて書店で販売されます!

「ぐりとぐら」も「こどものとも」から生まれた作品なんだって!

もしかしたら、今読んでいるこの作品が未来のベストセラーになるかもしれない!と思うと、すごくワクワクしながら読むことができそうです。

 

福音館書店の定期購読メリットとデメリット

福音館書店の定期購読サービスについて調査した結果、感じたメリットとデメリットをお伝えします。

  • すべて新作絵本なので手持ちの本と絶対かぶらない
  • 月1冊と配本数が多くない分、たまに書店で好きな絵本を選ぶこともできる
  • 「こどものとも012」はハードカバーなので、へたらない
  • 「こどものとも年少版」からはソフトカバーなので、収納を圧迫しない
  • 解約はマイページからクリックするだけなので簡単

市販絵本の定期購読だと手持ちの本とかぶることもありますが、オリジナルの新作絵本ならかぶる心配はないですね!

また、私が絵本の定期購読で一番ネックに感じていたのが、本がどんどん増えていくことで収納がなくなってくることです。

ですが福音館書店のソフトカバーの本は4ミリと非常に薄いので、収納にもゆとりをもてそうです。

実際に書店で見たところ、こどものとも5冊分ぐらいで一般的なハードカバーの絵本1冊分ぐらいの厚みに感じました。

  • 有名なロングセラーの絵本ではない
  • 年齢に応じて自動的にコースが切り替わらない
  • ソフトカバーなので薄い作りで物足りなさを感じる

福音館書店の定期購読はオリジナルの新作絵本なので、自分が子供のときに読んでいた名作を読ませたいという方には向かないかもしれません。

ですが配本数は月1冊と多くはないので、読ませたい作品があればたまに別で購入しても負担にならないかと思います。

内容がわからないオリジナル絵本が届くことで、自分では選ばないような絵本に意外と子供が食いついたりと、新たな発見も期待できますよ!

薄い作りであるのは人によってはメリットにもデメリットにもなり得ますね。

いわゆる絵本らしいハードカバーのしっかりさを求める方には物足りないかもしれませんが、その分たくさんの絵本を収納できるメリットのほうが大きいように思いました!

 

 

こどものとも012を実際に買ってみた!

 

引用:こどものとも012 2023年4月号 ほっぺほっぺ 木坂 涼・文 / 齋藤 槙・絵 出版社:福音館書店

こどものともシリーズのバックナンバーは、書店でも手に入ります。

ということで、0歳の息子のために「こどものとも012」を購入してみました。

440円とかなりお安いので、定期購読を迷われている方は試しに一冊買ってみるのもアリですね!
感想は以下のとおりです。

  • 絵が大きくて良い意味で単純。月齢の低い子にもわかりやすい
  • 絵がとてもかわいい
  • 文章に擬音やリズム感があり、読み聞かせしやすい
  • 子供が途中で飽きない長さ

私の子供は4ヶ月なので対象月齢にはまだ早いのですが、それでも興味をもったのか、ちゃんと目で追っていました!

せっかく購読し始めてもお子さんの好みに合わない可能性もあるので、まずは一冊書店で試しに購入してみてはいかがでしょうか。

こどものともセレクションに関してはこちらの記事もあわせてご覧ください。

こどものともセレクションで絵本の定期購読!申込方法やラインナップを紹介
こどものともセレクションとは、福音館書店のベストセラー絵本の定期購読サービスです。基本的に幼稚園や保育園経由で申し込み、毎月1冊が定価の半額以下で購入できます。個人での申込方法や、2023年度のラインナップ作品などもご紹介しています!

 

 

おすすめの定期購読サービス2社をご紹介

福音館書店の他にも、絵本の定期購読サービスはたくさんあります。

絵本の定期購読を始めてみても、内容が合うかどうかはお子さんの好み次第です。もし自分の子供に合わなかったときのために、他社のサービスも確認しておきましょう!

数ある絵本定期購読サービスの中でも、コストパフォーマンスの良い2社を厳選してご紹介します。

 

キンダーブックは子供の発達をサポートする

キンダーブックは、日本で最初の月間保育絵本です。

対象 1〜6歳
配本数 自分で決める
金額 380円〜500円
送料 何冊頼んでも毎月240円
申込み方法
  • 幼稚園・保育園
  • オンライン

キンダーブックは、それぞれの年齢に必要な力(自立心、協同性、道徳性など)を養うことを目的とした、教育的要素の感じられる絵本シリーズです。

様々なテーマを1冊に盛り込んでいるので、子供が何に興味を持つかの発掘にもなります。

内容が盛りだくさんなのにも関わらず絵本代は380円〜で、送料をいれても620円〜です。絵本代だけでいったら実質キンダーブックが一番安いですね!

さらに幼稚園・保育園受け取りなら送料がかからない分、福音館書店よりもキンダーブックのほうが安く手に入ります。

オンライン注文だとしても、何冊頼んでも送料が240円一律というのは嬉しいポイントですね。

計10種類ものラインナップがあり、毎月どれを選ぶかワクワクします。

特に科学絵本の「キンダーブック しぜん」は大人にもファンがいるほど人気のシリーズなのです!

このように大人も楽しめる絵本だと、読み聞かせがより幸せな時間になりそうだと思いました♪

絵本を通して子供の成長をサポートすることに重点をおきたいという方は、キンダーブックをおすすめいたします!

 

ワールドライブラリーは海外の名作が届く

ワールドライブラリーパーソナルは、海外の名作しかけ絵本が翻訳されて届きます。

対象 1〜7歳
配本数 月1冊
金額 1,100円
送料 200円
申込み方法 オンラインのみ

月1,300円と聞くと一見高く感じますが、届く絵本は定価が2,000円近くするものもあるため、コストパフォーマンスに優れています。

そもそも市販絵本の定期購読サービスの多くは絵本代が定価か、定価より割高になって届く場合が多いので、定価よりもお得に購読できるという点は大きなメリットですね。

そして何より、しかけ絵本に触れさせることで手指が刺激されて脳が活性化し、子供の発達を促すというメリットがあるのです。

子供の発達のためにも、ぜひしかけ絵本は幼児のうちからたくさん触れさせてあげたいですね!

実際に私も書店でワールドライブラリーのしかけ絵本を手に取ってみましたが、とてもクオリティが高く、子供も最後まで飽きずに読んでくれるのではないでしょうか。

気になる方は下記からご覧ください。

世界中で愛されている英米のベストセラー絵本の中から 厳選した絵本とAudio CDのセット WORLDLIBRARY ENGLISHシリーズを発売
 

こぐま社と絵本のサブスクは送料無料

ここまで3社の定期購読サービスを紹介してきましたが、いずれもオンライン注文の場合は送料がかかります。

送料がかかるのがもったいなく感じてしまうという方のために、送料無料のサービスもご紹介します。

 

こぐまえほんクラブは0〜2歳に特化

かわいいこぐまちゃんの絵本シリーズが有名な、こぐま社の「こぐまえほんクラブ」は送料無料で利用できます。

対象 0〜2歳
配本数 年間18冊(月1〜2冊)
金額 年間18,370円
送料 無料
申込み方法 オンライン

ロングセラー書を中心に、子供の発達段階に合ったこぐま社の本が毎月様々なテーマに沿って届きます。

引用:こぐまちゃんおはよう わかやまけん・作 /もりひさし・作 /わだよしおみ・作 出版社:こぐま社

  • 年間購読料が定価と同じなのに送料無料
  • 申し込み特典で[こぐまちゃんビニールポーチ]がもらえる

年間購読料18,370円は、届く絵本の定価の合計金額とまったく同じでした。

絵本一冊分の価格だけで、自分で選ぶ手間なくプロが選んだ良書をゲットできるのはとてもお得ではないでしょうか。

一方、注意すべき点も見受けられましたので、お伝えいたします。

  • 途中退会は原則不可。やむを得ず退会する場合は事務手数料1,000円が発生
  • こぐま社の絵本に偏る

出版社の定期購読サービスだと、その出版社の本に限定されてしまいますね。

様々な種類の本を読ませたい場合は、絵本のサブスクのような出版社以外の会社が運営しているサービスを選びましょう!

 

絵本のサブスクは状態のいい中古絵本が届く

絵本のサブスクは、中古絵本を届けてくれるサービスです。プロが年齢に合わせて厳選した市販絵本が届くので、名作やロングセラー本なども届きます。

対象 0〜6歳
配本数 月3冊
金額 2,728円
送料 無料
申込み方法 オンラインのみ

中古に対して抵抗のある方も多いとは思いますが、こちらでは一つ一つクリーニングされた状態の良い中古絵本を届けていますので安心です。

価格は1冊あたりに換算すると約900円です。正直、中古にしては高いのでは?と個人的には思ってしまいました。

市販絵本の相場が1,000円前後ですので、そこまで金額としては変わらないような気がします。

色々な種類の本を子供の成長に合わせてプロに選んでほしい!という方にはいいかもしれません。

 

 

絵本を定期購読するとたくさんのメリットがある

絵本の定期購読サービスがこんなにも充実しているということは、それだけ世間に需要があるということです。

どうして絵本を定期購読するといいのでしょうか。絵本を読み続けるメリットと、定期購読サービスを利用するメリットの2つの観点からお話しします。

 

絵本の読み聞かせは子供の発達に良いことばかり

絵本が子供の発達に良いということはなんとなくイメージがおありかと思います。

では具体的にどんな効果があるのかご存知でしょうか。

乳幼児期の絵本の読み聞かせによる、嬉しい効果をご紹介します!

  • 語彙が増えることで会話力や国語力を高めてくれる
  • 多くの知識が身につく
  • 他者の感情に共感する力がつく
  • 集中力が身につく
  • 想像力が身につく

特に語彙力は学力の基盤とも言われています。絵本に乳幼児期から触れていた子供は、そうでない子と比べてテストの点数などに差が出ているという研究結果があります。

そして読み聞かせの仕方にもコツがあり、抑揚をつけすぎない・アドリブをいれない・あまりにもゆっくり話しすぎない、などが子供の集中力を維持するために必要なポイントです。

私はよかれと思って抑揚をつけたり、途中で内容の解説をいれたりしていました。

しかし、それは子供の集中力を途絶えさせる行為だとわかって反省しました。

なるべく優しい声で、普段通りのスピードで、本に書いてあることだけを読むというシンプルな方法でいいのです。

 

定期購読を活用すると生活に余裕が生まれる

絵本の定期購読サービスを活用すると、時間の余裕が生まれます。

書店で絵本を選ぶことはとてもワクワクしますし、親子での楽しい時間でもありますよね。

ですが、わざわざ書店に足を運んで絵本を選ぶ時間はそうそう取れなかったりしませんか?

私は書店に絵本を選びに行くと、子供にどの本を買うべきか迷い30分以上滞在してしまいます

ネットで選ぶにしても、今の子供の月齢にあった絵本はどれなのか、その中でも口コミがいいのはどの本か、選んでいるとあっという間に時間は過ぎます。

せっかく毎日絵本を読むなら、定期購読サービスを活用しましょう!

そうすることで、本を選ぶという地味に大変な作業から開放され時間と心にゆとりができますし、子供に向き合う時間も増えます。

もちろん、たまに書店に行って自分たちで選ぶことも大事ですね!

 

 

まとめ

  • 絵本の定期購読サービスで一番安いのは、福音館書店「こどものとも」シリーズ
  • 福音館書店は絵本の老舗で多数の有名作品を輩出しており、安くても中身の質はハズレがない
  • キンダーブックは子供の発達をサポートする教育的要素の強い月刊絵本
  • ワールドライブラリーは海外のしかけ絵本が定価よりもお得に手に入る
  • 送料がもったいないと感じる方には、送料無料の定期購読サービスという選択肢もある
  • 絵本を乳幼児期から読み聞かせすることで、学力向上など子供にとって良い効果ばかり
  • 定期購読サービスによって絵本を選ぶ時間が省け、心にゆとりができる

絵本の定期購読は意外と安く始められることがわかりましたね。

各社さまざまな特徴があり、各々のご家庭によってフィットするサービスは違うはずです。

ぜひご自身の子供の好みや傾向に合わせて、これだ!と思う定期購読サービスを選んでくださいね。

そして毎日の読み聞かせを習慣化して、かけがえのない親子時間を育みましょう!