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大人気絵本100かいだてのいえシリーズ解説!!読み聞かせにもおすすめ

『100かいだてのいえ』は、幼児から小学生低学年に大人気の絵本シリーズで、年齢によって様々な楽しみ方があるのが魅力です。

シリーズには『100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』『そらの100かいだてのいえ』『もりの100かいだてのいえ』があります。

どれも縦にページをめくる絵本で、主人公が100かいだての家を順番に巡っていき、動物や虫などの住人たちに出会うお話です。

私は小学校図書館で司書として働いていますが、常に5冊とも貸出中で、低学年には読み聞かせでも大人気です。

また、10以上の数を覚え始めた子どもたちには、数字を学ぶ上でもぴったりな絵本といえるでしょう♪

読み聞かせのポイントも解説していますので、ぜひお子さんと一緒に100かいだてのいえシリーズの世界を楽しんでくださいね!

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絵本100かいだてのいえのあらすじ!細かい部分も楽しめる

シリーズ1作目の絵本『100かいだてのいえ』は主人公トチくんの元に、100かいだてのいえの住人から手紙が届くところから始まります。

100かいだてのいえには、1から10階にはネズミさん、11階から20階にはリスさん、というように10階ごとに様々な生き物が住んでいました。

トチくんがいろんな生き物たちに出会いながら、トチくんを待っている最上階の住人の元に向かうという物語です。

単純でわかりやすい物語展開で、小さい子どもも安心して読み進められます。

初めて読んだ時、大人の私にもじんわりと心に残る終わり方で、人気であることに納得しました。

可愛らしい生き物たちが子どもに大人気!!

シリーズを通して、100かいだてのいえには10階ごとにいろんな動物や虫などの生き物が登場します。

縦開きの絵本には、見開きに10階分の絵が細かく丁寧に描かれており、絵を見るだけでも楽しめますよ!!

生き物が大好きな子どもたちには、まさにぴったりの絵本ですね♪

『もりの100かいだてのいえ』 いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

本文に書いてある部分はもちろん、文章にはなっていないところでも生き物たちの生活が描かれていて、何度読んでも発見があります。

読み聞かせをしていると子どもたちも「次は何の生き物だろう?」とワクワクしながら聞いてくれますよ。

読んだことがある子どもの中には「次はカタツムリ!!」「次はコウモリ!!」と、次の生き物を覚えている子もいます。

内容を覚えるほど読んでいても、繰り返しまた読みたくなるのが、この絵本シリーズの魅力なのですね!!

また、それぞれの階にはカラフルな色で階数が書かれているので、数字をおうのも子どもたちの楽しみになっているようです。

10以上の数字を覚え始めた子どもたちには、ぴったりの絵本ですね♪

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100かいだてのいえシリーズは全5作品ある

大人気の『100かいだてのいえ』シリーズは、2023年時点で全5作品が発売されています。

今回はAmazonのレビュー数や評価を参考にして、人気順に各作品をご紹介しますね。

司書である私が読んでみた感想や、実際に子どもたちが教えてくれた感想も合わせてお伝えします。

また、『100かいだてのいえ』シリーズは、出てくる生き物や主人公が1冊ずつ違うのも面白い点の一つです。

お子さんのプロフィールに近い主人公のものや、興味があるものに合わせて、選んでみるのもおすすめですよ。

<第1位 100かいだてのいえ>

『100かいだてのいえ』  いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

約10年で、ミリオンセラーを達成したシリーズ1作目が、レビュー数・評価ともに第1位でした。

個人的にも1番のお気に入りは、この『100かいだてのいえ』です。

主人公・・・星を見るのが大好きな少年トチくん

登場する生き物・・・ネズミやリスなどの動物、ハチなどの虫

可愛らしい動物や虫が登場するので、生き物が好きな子にはぴったりです!!

コウモリの登場するページは、トイレなど家の中の色々なものが逆さまになっていて、面白がる子どもが多いですよ。

トチくんが天体観測をするシーンは、絵と文章の美しさを感じられて、大人の私もじーんとしてしまいました。

<第2位 うみの100かいだてのいえ>

『うみの100かいだてのいえ』  いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

第3作目の『うみの100かいだてのいえ』が第2位でした。

船に乗っていた女の子がカモメにえさをあげようとして、持っていたお人形を海へ落としてしまいます。

このお人形「テンちゃん」が今作の主人公です。テンちゃんは海の中で、着ていた洋服やアクセサリーをすべて失くしてしまいます。

テンちゃんが失くしたものを探しながら、うみの100かいだてのいえを巡り、女の子の元へ帰れるのか?という物語です。

主人公・・・着せ替え人形のテンちゃん

登場する生き物・・・海の生き物(深海生物も!!)

ラッコやイルカ、深海生物といった海の生き物が好きな子におすすめな1冊です!!

海の生き物たちと洋服やアクセサリーを交換していくので、最後テンちゃんがどんな姿になるのかワクワクしながら読み進められます。

どこかに出かけるのではなく、無事に帰れるのか?という物語なので、子どもたちのドキドキはシリーズで1番の印象を受けました。

ラストの海の生き物たちと一緒に海上を目指すシーンは圧巻です!!

<第3位 もりの100かいだてのいえ>

『もりの100かいだてのいえ』 いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

シリーズ最新作が、この『もりの100かいだてのいえ』です(2023年1月時点)

この作品は、音楽がテーマになっているので、森の動物たちだけでなく様々な楽器も登場します。

音楽が好きな女の子オトちゃんがハープの練習をしていると、見たことのない不思議な花から音が聞こえてきます。

あちこちに咲いている花を辿って森の中へ進んでいくと、1本の大きな木にたどり着きました。

そこには、音楽や楽器が好きな生き物たちが住んでいて、オトちゃんは最上階を目指します。

主人公・・・音楽が大好きな女の子オトちゃん

登場する生き物・・・森に住む動物や虫、鳥。様々な楽器も出てくる。

この作品は、生き物が好きなお子さんだけでなく、音楽に興味があるお子さんにもおすすめです。

森の動物たちが楽器を作ったり、練習したりしている姿を覗けますよ。

「ドンドコドン」「ピーピロピロロ」など、楽器の擬音も楽しく、読み聞かせでも盛り上がります。

<第4位 ちか100かいだてのいえ>

『ちか100かいだてのいえ』 いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

『ちか100かいだてのいえ』は、その名の通り、地下に向かってどんどん降りて行く絵本です。

お風呂が大好きな女の子クウちゃんは、火山のふもとで催されるパーティーに招待されます。

パーティーに向かう最中、クウちゃんが地下の様々な生き物に出会う物語です。

主人公・・・お風呂が好きな女の子クウちゃん

登場する生き物・・・モグラやアリ、セミの幼虫といった地下に住む生き物

この絵本、地下に入って1番に登場するのはウサギなのですが、子どもたちは「どうしてウサギ?」と思ったようで、聞かれたことがあります。

穴を掘って暮らすウサギもいるのですよね。子どもたちにとって、そんな新たな発見があるのも、このシリーズの魅力の一つです。

<第5位 そらの100かいだてのいえ>

『そらの100かいだてのいえ』 いわいとしお作/偕成社
引用 偕成社公式HP

『そらの100かいだてのいえ』に登場するのは、生き物ではなく、雨や風、雲、オーロラといった気象現象のキャラクターたちです。

また、植物はどのように芽を出すのかに触れるストーリーになっているので、理科の知識の第一歩としてもおすすめですよ。

主人公・・・食いしんぼうシジュウカラのツピくん

登場する生き物・・・雨や雲、オーロラなどの気象現象

子どもたちは、にじのバウムクーヘンに興味津々で「食べてみたい!!」と喜んでいました。

気象現象が登場したり、ヒマワリの種が花を咲かすまでの物語ですが、難しすぎず、子どもにもわかりやすい内容です。

上記で紹介した通り、『100かいだてのいえ』はシリーズごとに様々な生き物が登場し、ストーリーもそれぞれ異なります。

ぜひ、お子さんが好きそうな1冊を選んであげてくださいね♪

何歳からおすすめ?読み聞かせなら3歳から

偕成社の公式ホームページによると、『100かいだてのいえ』シリーズの対象年齢は、3歳からと記載されています。

読み聞かせをしてあげるなら3歳から、自分で読むなら小学校低学年におすすめの絵本です。

幼児絵本としては文章が多いので、3歳くらいのお子さんは途中で飽きてしまうかもしれません。

その場合もイラストを見て楽しんだり、少し年齢を重ねてからもう1度読んでみると、気に入るかもしれませんね。

ひらがなとカタカナで書かれているので、初めてお子さん自身が一人で読む絵本としてもおすすめですよ。

小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙ランキングベスト100にも3回も選ばれており、小学生低学年のお子さんにも人気があります。

子どもって、お気に入りの本は、お話を知っていても何度も何度も読みたがるのですよね。

小学生たちも「幼稚園のときに読んでもらった!!」と言いながら、もう1度自分で読むために借りていきます。

様々な年齢でいろいろな楽しみ方や読み方ができる絵本です。

100かいだてのいえは親子での読み聞かせに最適

『100かいだてのいえ』シリーズは、親子で読み聞かせするのに最適な絵本です。

絵本の読み聞かせは、語彙力の向上や読書量の増加、自律神経の安定などのメリットがあると言われています。

しかし、読み聞かせであればどんな本でも良いのか、というとそうではありません。

実際に子どもたちに読み聞かせをしていると、反応が良いものとあまり良くないものがあるのですね。

では、読み聞かせに向く本というのは、どのような本なのでしょうか?

読み聞かせに適した本というのは、絵に対する文章の量が多すぎず、見開きに一場面というのがポイントだそうです。

児童文学作家であり、財団法人東京子ども図書館の設立者である松岡享子さんは自身の著書で、このように説明しています。

「幼い子は、どうしても、つぎからつぎへとページがくられ、新しい場面があらわれることを期待して、ながい文のところでは落ちつかなくなりますから、一場面に対する文の量は、なるべく少なく、話についていく子供の心の動きと、場面の変化のペースがちょうど合うことがのぞましいのです。」

引用 『えほんのせかいこどものせかい』 松岡享子著/文藝春秋

一つの絵に対して、文章の量が多すぎると、子どもはお話を聞きながら飽きてしまうことがあります。

その点、『100かいだてのいえ』シリーズは、細かく絵が描き込まれているので、子どもが飽きてしまうことは少ないのです。

しかし、大勢に対して読み聞かせする場合には、この細かい絵は遠くにいる子にはよく伝わらないので、不向きと言えます。

その場合は大型絵本を使えば、どこから見ても伝わりやすいのでおすすめですよ♪

読み聞かせをする際は床に置いてゆっくりと読もう

私が実際に子どもたちに『100かいだてのいえ』シリーズの読み聞かせをした際に、気をつけたのは以下のポイントです。

読み聞かせのポイント
  • 床に置いて読む。
  • 文章の読む順番に気をつける。100かいだてのいえを一緒に登っている感覚でゆっくりと読む。
  • 裏表紙までしっかりと見せる。最後にもう一度表紙を見せる。
  • 読み終わった後は感想を求めたりせずに、子どもに余韻を味わう時間を持たせる。

『100かいだてのいえ』シリーズは、通常の絵本よりもやや大きく縦開きなので、床に置いて読む方が圧倒的に楽でした!!

また、下から上に登っていくので、文章も下の段落から上の段落へと順に読む部分が多くあり、気をつける必要があります。

子どもたちは、絵でも登場する生き物たちの様子を楽しんでいるので、その時間もたっぷりとれるように余裕を持って読みましょう。

裏表紙の絵にも物語の続きが描かれているのでしっかり見せてあげると、気づいた子はとても喜んでくれましたよ。

『100かいだてのいえ』は、数字も学べますし、色々な動物が出てくるので知育絵本として使う方も多いです。

しかし、初めて読んだときには感想を求めたり、クイズを出したりせずに、物語の余韻を存分に感じさせてあげてくださいね。

Amazonや楽天で全巻セットやミニブックが購入可能

Amazonや楽天では、『100かいだてのいえ』シリーズが全巻揃ったギフトボックスが購入可能です。

全巻揃っている上に、シリーズの主人公たちが勢揃いした可愛い専用ボックスに入っています♪

絵本を読み始める年齢のお子さんにぴったりなギフトボックスなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

小さい子どもにぴったり!!丈夫なミニボードブック

3歳程度の小さい子どもには、『100かいだてのいえミニ』というボードブックのシリーズがおすすめです。

ボードブックとは、表紙・中身・裏表紙のすべてが丈夫な厚紙でできている本です。

3歳くらいまでの子どもたちは、薄い紙を上手にめくることができませんが、ボードブックは厚紙でできているので、ストレスなくめくることができます。

小学生でも、早く見たいページがあったりすると、すごい勢いでページをめくり、破ってしまうことが意外と多いです。

小学校の図書室では、毎日のように本のページ破れを修理しています・・・。

ボードブックであればページ破れの心配もなく、水やジュースをこぼしても、すぐに拭けば汚れることもありません。

また、この『100かいだてのいえミニ』は、通常の『100かいだてのいえ』シリーズよりもサイズが一回り小さくなっているのも魅力的です。

小さい子どもが一人で読んだり、お気に入りの本を持ち運びたい時にも、最適なシリーズといえるでしょう♪

身長より高い大型絵本で世界観をさらに楽しめる

『100かいだてのいえ』シリーズは大型絵本も販売されています。

通常の絵本では縦開きになっていますが、大型絵本は横開きで縦に長い作りです。

なんと、その高さは116センチもあるので驚きです!!私も初めて見たときはびっくりしました。

幼児にとっては自分の背丈よりも高い本になるかもしれませんね。

世界観に没入するのにはうってつけのようで、一つ一つの階をじっくりと眺めて楽しんでいる姿が印象的でした。

また、大型絵本は大勢に対しての読み聞かせに向いているので、お話会などでも大活躍していますよ♪

作者いわいとしおさんには他にも素敵な本がたくさん

作者のいわいとしおさんは、『100かいだてのいえ』以外にも、様々な絵本を書いています。

『100かいだてのいえ』のように細かくカラフルな絵のものから、保護者にも読んでほしい1冊まであるので、ご紹介しますね。

『100かいだてのいえ』シリーズをすべて読み終わってしまったお子さんにもおすすめですよ!!

<ゆびさきちゃんのだいぼうけん>

小さな女の子「ゆびさきちゃん」を指でたどって、一緒に冒険ができる物語です。

トコトコ、ぴょんぴょん、ギシギシなど、子どもが喜びそうな擬音がたくさん出てくるので、一緒に読んでも楽しめますよ♪

迷路や絵探しの要素もあるので、お話だけでなく、遊びながら楽しめる絵本です。

<ぼく、ドジオ。>

運動が苦手で、何をやっても上手くいかない少年トシオくんは、あまりにドジばかりなのでお姉ちゃんにドジオと呼ばれています。

主人公の名前は「トシオ」、この絵本は作者いわいとしおさんの少年時代がモデルになった物語です。

いつもドジばかりで自分に自信のないトシオくんですが、欲しかった工作の本を買ってもらってから、少しずつ変わっていきます。

陰ながら見守り、応援するお父さんとお母さんの姿に読んでいてとても感心しました。

得意なこと、夢中になれることの大切さを伝えてくれる1冊で、保護者にもぜひ読んでほしい絵本です!!

まとめ

  • 100かいだてのいえは、縦開きの絵本で、主人公が100かいだてのいえを順に回っていき、住人の生き物たちに出会う物語。
  • シリーズは、『100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』『そらの100かいだてのいえ』『もりの100かいだてのいえ』の5冊。
  • 単純でわかりやすい物語と、細かく描き込まれたカラフルな絵で、幼児から小学校低学年に大人気。繰り返し読んでも楽しめるのが魅力。
  • 10以上の数字を覚え始めた子どもには、数字を学ぶ上でもぴったりな絵本。
  • シリーズごとに、主人公や登場する生き物が違うため、読み手の好みや興味があるものに合わせて選ぶのがおすすめ。
  • 公式サイトでは対象年齢は3歳からと記載されている。ひらがなとカタカナのみで書かれているため、小学校低学年が初めて自分で読む絵本としてもおすすめ。
  • 見開き1ページあたりの絵と文章の量が適切なので、親子で読み聞かせするのに最適。大人数への読み聞かせは、大型絵本を使用すると良い。
  • 楽天やAmazonでは、5冊セットの箱入りギフトボックスや、丈夫で小さめサイズのミニボードブック、高さ116センチの大型絵本が購入可能。
  • 作者のいわいとしおさんには、『ゆびさきちゃんのだいぼうけん』や『ぼく、ドジオ。』などの子どもたちが興味を持ちそうな他の作品も多数ある。

『100かいだてのいえ』は全5冊からなるシリーズ作品で、細かな絵から毎回新しい発見が得られるため、幼児から小学生まで幅広い年代におすすめです。

図書室では、毎日のように「100かいだてのいえ、ある?」と聞かれるほど、大人気の絵本ですよ♪

子どもたちの視点は本当に面白く、繰り返し絵本を読んでは、様々な発見を報告してくれます。

ぜひ、親子でコミュニケーションをとりながら、一緒に読んでみてくださいね♪

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