電車やバスの通勤中、ランニングやウォーキングなど、イヤホンを着けて動画を観たり、音楽を聴いている人をよく見かけます。
そんな中でも最近目にするのが『Airpods』です。iPhoneを使っている方なら気になりますよね。
実際に使用している方を見るとかっこいいですし、Apple製品ならばきっと音質もいいのだろうと使用感も気になります。
今後購入することを見据えてAirpodsのことを調べていくうちに「音量が小さい」という噂を耳にして気になってしまいました。
果たしてAirpodsは本当に音量が小さいのか、原因や対策、対処法はないのかを徹底調査いたしましたので、是非参考にしてみてください。
Airpodsの音量が小さいときにまずするべき対処法
私はイヤホンで音楽を聴きながら、色々することが大好きです。
明るい曲を聴いて気分を上げたり、クラシックなんかを聴けば優雅な気持ちになったり、音楽一つで色々な気持ちになれるので一人の時は頻繁に聴いています。
でもその好きな音楽の音が小さいと気分は上がりませんよね。
私は動画を観ていて肝心な言葉が聞こえなかったりすると、何度も戻して聞き直したりしてしまいます。
音量が小さく感じるときは、いくつか設定を確認、Airpodsの設定をするか、iPhoneの設定をするだけで改善することがあるので、ご紹介します。
Airpodsのメッシュ部分を掃除する
引用 Apple
Airpodsに限らず、イヤホンを使用したときにつく汚れは気になりませんか?
左右の汚れこそが音が小さく聞こえる原因である場合があります。
まず、それぞれのAirpodのメッシュ部分を調べます。
- まずは表面をメガネ拭きなどの柔らかい布で拭く
- 汚れが頑固であれば、アルコールを使用して拭く
- 使い終わった歯磨きなど硬めのブラシで優しくなぞることで汚れが落ちる
- 頑固な汚れはつまようじを使ってかき出す
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」→「バランス」で、バランスが中央に設定されていることを確かめる
- 完全に乾くまで使わずに待つ
どうしても耳に着けるものですから、汚れが気になりますよね。
私も自分の持っているイヤホンを、時々掃除をして清潔にするようにしています。
Airpodを一度充電ケースに戻してみる
我が家のロボット掃除機も、たまに動作中に動かなくなる時があります。
そんな時には一度ホームへ戻してあげます。すると復活するのです。
Airpodsも汚れがそこまで付いていないなら、一度本体を充電ケースに戻して様子をみてみましょう。
- 充電ケースがフル充電されていることを確認する
- 左右のAirpodsを充電ケースに入れ、しばらく待つ
- モバイル(iPhoneかiPad)のすぐ近くで充電ケースを開く
- モバイルでAirpodsの充電が入っているか確認する
- Airpodsを装着し、音楽を流してみる
- それでも聞こえない場合はAirpodsをリセットする
ちょっとした不具合の場合、このように一度本体に戻すことですぐに直ることがあるので、ぜひ上記の流れを一度試してみてくださいね!
Siriを呼び出して音量確認をしてみる
iPhoneをお持ちの皆さんはSiriの機能を使ったことがありますか?
質問に答えてくれたり、冗談を言えばおどけて返してくれたりします。とても便利で面白いので、私もよく使用します。
この非常に便利なSiriですが、そのSiriに音量調整をお願いしてみる方法も試してみましょう。
- iPhoneのサイドボタンを押してSiriを呼び出します。または、「Hey,Siri.」と呼びかけます。
- そして、「今の音量は?」と問いかけると、現在の音量が何パーセントか答えてくれます。
- 音量が上げれるようなら、Siriに「音量を上げて」と頼みます。
呼びかけて色々対応してくれるなんて、便利だね!
Siriは今日の天気を問いかけると住んでいる地域の天気予報をすぐに答えてくれます。
我が家ではテレビをつけてニュースを見るよりとても早くわかり、しかもほぼ当たるような気がするので、私も子供たちも天気予報はSiriに尋ねます。
低電力モードがオフになっていることを確認する
何にしても、使いすぎるとバッテリーがなくなってしまいます。
iPhoneにもバッテリー消費を抑えてくれる機能に『低電力モード』があります。
低電力モードがオンになっていると、Airpodsもバッテリー消費を抑えるために音量を自動的に小さくします。
- バッテリー消費が気にならないなら、iPhoneの『設定』→『バッテリー』メニューから『低電力モード』をオフにする
- iPhoneの画面右上から下へ指をスライドさせて『コントロールセンター』を出す→『電池』アイコンから低電力モードオフにする
音量を大きくすると、バッテリーの消費も激しくなるんですね。
私の友人も『低電力モード』の存在を知らず、バッテリーの消費が激しいことに悩んでいたことがありました。
Airpodsの登録を解除して再接続する
音量以外の不具合の多くも、Airpodsの登録を一度解除し、再接続すれば解決します。
登録を解除する方法
- 『設定』から『Bluetooth』のメニューを開く
- 現在接続されているAirpodsの名前の横の『i』をタップする
- 画面の一番下にある『このデバイスの登録を解除』選択する
- 画面中央に確認画面が表示されるので、『このデバイスの登録を解除』を再度タップする
私はあまり難しい設定方法になると尻込みしてしまいますが、このような簡単な手順であれば気軽にチャレンジできるので嬉しいです。
登録を一度解除したら、今度は再接続をしてみましょう!
再接続する方法
- Airpodsを充電ケースに入れ、フタをしてiPhoneの近くでフタを開ける
- 『お使いのAirpodsではありません』と表示されるので、『接続』をタップする
- 画面の指示に従って、充電ケースの背面の設定ボタンを押し続けると再接続できる
私はAppleの純正ではないワイヤレスイヤホンを使っていますが、不具合が生じたときは必ずと言っていいほどこの方法を試します。
私の経験上ではこの方法で改善することが多かった印象です。あなたも一度試してみてくださいね。
Airpodsを初期化してみる
何をしても音量が大きくならない時は、初期化(工場出荷時の状態)する方法があります。
- 上記の手順でAirpodsの登録を解除する
- Airpodsを充電ケースに入れ、フタを開けた状態でのままAirPodsの充電ケース背面の設定ボタン押す
- ランプがオレンジに続き、白く点滅するまで(15秒間程)長押しする
- AirPodsを再接続する
Appleの公式サイトでは、Airpodsシリーズのお手入れ方法も公開していますので、そちらも参考にされてみてください。
- AirPods や AirPods Pro は水で洗い流さないでください。
- 糸くずの出ない柔らかくて乾いた布を使ってください。
(以下略)
この中には皮膚が敏感な方向けの説明が書かれていました。
私もアレルギーを持っているので、このように配慮してくれるのはとてもありがたいですね。
ヘッドフォン通知機能をオフにする
ヘッドフォンの通知機能をオフにすることで音量の小ささが解消することもあります。
通知機能をオフにする実際の手順をご紹介いたしますね。
- 『設定』アプリから『サウンドと触覚』を開く
- 次に『ヘッドフォンの安全性』を開く
- 『ヘッドフォン通知』の設定をオフにする
- 『ヘッドフォンの安全性』の下の『大きな音を抑える』がオンになっていたら、こちらもオフにする
私はiPhoneにこんな機能があるなんて、知りませんでした。
そもそもこのヘッドフォン通知機能とは何のためにある機能なのでしょうか。
実はこちらの機能はとても大切な機能であることがわかり驚きました。早速ご紹介いたしますね。
Airpodsの音量が小さいのには理由があった
さて、上記で紹介した『ヘッドフォン通知』機能ですが、実はこの設定があるのには理由があったのです。
その理由とは、実は私たちの聴覚を守ってくれるためについた機能だったのです。
通話はもちろん、音楽や動画視聴、オンライン会議などを利用するにあたり、イヤホンは必須アイテムとなっています。
ですが、イヤホンで長時間にわたり大きい音を聞くと、耳に負担がかかり、それが続くと耳が聞こえにくくなる可能性があるというのです。
このような症状のことを「音響性難聴(音響外傷)」といいます。
WHO(世界保健機関)では2015年に「Make Listening Safe」を立ち上げ、オーディオ機器や娯楽施設でのリスニング習慣改善を進めています。
2019年2月には、長い時間大音量で音楽を聴き続けると聴覚障害を引き起こす恐れがあるとして、音量制限機能の搭載を求めるよう発表も行っています。
AppleもiOS 14.2では、ヘッドフォンの音量がWHOの示すガイドラインを超えると、自動的に音量を下げる機能が追加されています。
WHOのホームページによると、世界の約11億人の10代の若者と若年成人が難聴のリスクがあるそうです。
WHOが注意喚起しているなんて、私は知りませんでしたし、世界にそんなにも難聴のリスクを背負って生活しているんだ、と驚きました。
私たちもこの機能をうまく活用しなければなりませんね。
Androidでairpodsを接続したとき音は小さい?
これまではiPhoneでAirpodsを使用する際の音量の小さいことについて紹介しましたが、Androidで接続しても音量は小さいのか調べました。
AirPodsをApple以外のデバイスでBluetoothヘッドセットとして使用することができます。Siriは使用できませんが、聴いたり話したりすることはできます。
引用 Apple
色々なサイトや口コミを調べましたが、Androidに関しては音量が小さいなどの不具合はないようです。
私は現在Androidを使用していますが、設定など調べたところ、iPhoneにはある『ヘッドフォン通知』機能はありませんでした。
私も含め、Android利用している方でAirpodsを使っている方、今後使うことを考えている方は注意しなければなりませんね。
Airpodsの2種を徹底比較!特徴も解説
引用 Apple
いざAirpodsを購入するといっても、AirPodsには通常モデルの「AirPods」とプロモデルの「AirPods Pro」があります。
上記画像の「AirPods」で、下記画像が「AirpodsPro」となります。
引用 Apple
なんとなく見た目が違うような気がしますが、使用経験のない私には違いがいまいちよくわかりません。
それぞれの特徴をや違いなどを細かく調べましたので、1つずつご説明していきますね。
AirpodsとAirpods Proの特徴をご紹介
まずはAirpodsとAirpodsProの特徴を比較してみたいと思います。
実際に調べてみると、それぞれサイズ感に大きな違いがあることがわかりました。
- Airpodsの充電ケースは縦長
- Airpods Proはの充電ケースは横長
- イヤホン本体の形状が違う
- Airpodsの本体は全体的に細長い
- Airpods Proの本体はイヤーチップがついており、全体的にコンパクト
イヤホン本体はAirpodsの方が大きいですが、充電ケースはAirpods Proの方が大きいです。
AirpodsProのほうが充電ケースのサイズが大きいのに本体が小さいのは予想外でした。
本体の大きさが小さいと耳に付けた時にコンパクトなので邪魔にならないのが良いな、と感じました。
ノイズキャンセリングがAirpodsProの特徴!
形もそうですが、両者の一番大きな違いがノイズキャンセリングです。
ノイズキャンセリングとは、ノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)意味があります。
こちらの機能が搭載されているのがAirpods Proです。設定はiPhoneの「設定」から行っていきます。
「ノイズキャンセリング」をオンにして使用すると、防音室にいるかのような音の聞こえ方で、周りの雑音は全く聞こえません。
iPhone以外で使用する際も、Airpods Proの本体の軸の部分を長押しすると「ノイズキャンセリング」と「外部音取り込みモード」の切り替えがすぐに出来ます。
私はノイズキャンセリングはポップスやロックとクラシックで聴こえ方が違うのか、とても興味があります。
それぞれの価格の違いはどのくらい?
次にAirpodsとAirpodsProの金額を比較してみたいと思います。
Airpods Pro→30,580円(税込)