読書感想文で入賞するためのコツをおさえると読書感想文は書きやすくなります。
長期休みの宿題でよく出される読書感想文は、苦手意識がある方もいるのではないでしょうか。
私が小学生のころは、いつもめんどくさいなと感じていました。
入賞するためのコツを知り、読書感想文はこうかけばよかったのかと勉強になりました。
書き方のコツを知ると、読書感想文の入賞に近づき、苦手意識がある方も書き方を知ると、普段より書きやすくなります。
まずは、本の選び方、読み方から工夫し、構成を考えます。
読書感想文で入賞するためのコツをおさえて、自分にしか書けない読書感想文を書きましょう。
読書感想文で入賞するにはコツがあった
読書感想文は自分にしか書けないコツをおさえると入賞できます。
読書感想文で入賞するには以下のコツがあります。
- 募集要項を守る
- あらすじを書きすぎない
- 自分だけのエピソードを書く
- タイトルが工夫されている
まずは、課題図書や文字数など募集要項を確認しましょう。
とてもいい読書感想文が書けていても、募集要項から外れていると受賞は難しいです。
また、あらすじを簡潔にまとめ自分の体験や意見を中心に書くと、自分にしか書けない読書感想文になります。
例えば本を読んで悲しいと思ったのであれば、悲しいと思った理由もおり混ぜるのです。
そして、タイトルに一工夫加えると読み手の興味をひく自分にしか書けない読書感想文になるでしょう。
私も本を選ぶ時タイトルが面白そうと思って選ぶ時があるので、読書感想文のタイトルも面白そうと思うものの方が読みたくなると感じました。
本のタイトルだけを書くのではなく、一番印象に残った言葉や作品の意味などを短く表現すると良いです。
読書感想文の本文を書き終わってからタイトルをつけると内容を考えやすくなります。
書きやすい本とは自分で興味関心があるもの
読書感想文を書きやすくするために本の選び方と読み方が大切です。
自分自身の興味があるものや、感想が思いつきやすい本を選ぶと自分の読書感想文が書きやすくなります。
本の読み方にもポイントがあり、読書感想文を書くために意識して取り組むと良いですよ。
私は読書感想文を書きやすくする方法があることに驚きました。
本の選び方、読み方のポイントをおさえて、読書感想文を書き進めやすくしましょう。
自分と共通点がある本を選ぶのもおすすめ
読書感想文を書きやすくするための本の選び方は以下になります。
- 読んだ後に心を動かされ、感想があるもの
- 興味関心があるものや自分との共通点があるもの
読書感想文を書くうえで本を読んだ後に心を動かされたり、本に対して感想がたくさんあるものがおすすめです。
興味関心がある、自分自身と共通点があるものを選ぶと、読んだ後に感想を持ちやすくなります。
私はスポーツをしていたので、スポーツや部活動について書かれている本が、私自身と共通点があるものだと感じました。
また、授業などで戦争について学んでいれば、学習したときに感じたことと本を読んで感じたことを比べるといいですね。
自分が好きなもの、学校で習ったこと、友達と遊んで知ったことなど些細なことが、自分自身との共通点や興味を持つことにつながります。
課題図書の場合は選択肢が狭くなりますが、その中で興味が持てるもの、共通点があるものを探して書きやすい本を選びましょう。
読む前と後にメモを取っておくと書き進めやすい
読書感想文を書きやすくするための本の読み方は以下の通りです。
- 読む前の本の印象をメモする
- 読んでいく中で、気になった部分に付箋を貼る
- 気になった部分の整理したこと、読み終わって感じた本の印象をメモする
本を読む段階でメモを取っておくと読書感想文を書きやすくなります。
本を読む前の印象をメモしておくと、読み終わった後に感じたことと比べられます。
本を読んだ後にメモをとると、内容が分かったうえでの印象になってしまうので、読む前にメモをとるのがおすすめです。
そして、本を読み進めながら共感した、面白いと感じた、自分と意見が違うなど、気になった部分にしるしをつけましょう。
何色か付箋を準備し、感じたところに合わせて色分けし付箋を貼ると、後でページを確認できるのでおすすめです。
マーカーで線を引く、メモをとる方法でも可能です。
私なら「共感した」は紫、「おもしろい」は赤、「悲しい」は青などでざっくり分類して色分けしようと考えました。
あとは、読み終わった後の感想を整理していきましょう。
自分の今までの考え方や価値観と本の印象に残ったところを比べながら、感じたことをまとめていくと読書感想文が書きやすくなります。
例えば、読む前と比べて印象がどうだったか、一番気になった部分はどこか、本を読んだことで行動したいことなどをメモするといいです。
私は本を読み終えた後、何も考えずにいきなり読書感想文を書いていたので「本を読み直しては書き進める」を何度も繰り返していました。
しっかりメモをとると考えがまとまり、効率よく書き進められますね。
書き出しは読み手の印象に残るように書く
読書感想文の書き出しは読み手の印象に残るように書くと良いです。
読書感想文を書くときは構成を「はじめ、なか、おわり」の3つに分けて考えると書きやすくなります。
読書感想文のはじめは全体の20%程度を目安に、以下の通りのことを書きましょう。
- 本を選んだ理由や読む前の自分について
- 本のあらすじ
書き出しをどのようにしたら良いか悩みますよね。
書き出しにインパクトがあると続きが気になって読みたくなる読書感想文になりますよ。
本のあらすじをだらだらと書いてしまうときもありますが、はじめの部分で簡潔にまとめると良いです。
おすすめの書き出しは以下の通りです。
- 本を選んだきっかけ
- 本の感想
- 会話文
本を選んだきっかけはどのような作品でも活用できる書き出しです。
「○○が好きだから」「表紙が気になったから」「お母さんに面白いとすすめられたから」などさまざまな書き出しが考えられます。
私もよくお母さんがこれ面白いんじゃない?と本を買ってくれました。
このようなきっかけを書き出しに書いてみましょう。
本の感想は思ったことを簡潔にまとめましょう。
感動したなどのいい感想だけでなく、いらだちを覚えたなどの悪い感想でもいいです。
「私は驚いた。なぜなら~」と思ったことを伝えた後、なぜそう思ったのかの説明を書きます。
物語のカギとなる主人公のセリフや名言にはかっこいい言葉やグッとくる言葉がありますよね。それをを書き出しておくといいですよ。
名言などかっこいい言葉や心にグッとくる言葉を最初に持ってきた後に、誰の言葉なのか、どんな場面なのかを付け加えます。
そうするとあらすじの説明を続けやすくなりますね。
なかの部分は構成で最も重要な部分
読書感想文の「なか」の部分は、自分の考えを伝える重要な部分になります。
読書感想文のなかは全体の60%程度が目安です。
印象的だった場面を具体的に、そして印象的だった理由や本に対して思ったことを書きます。
以下にそのポイントとなる要点をまとめました。
- 本を読んで気になった場面から選び、印象的で伝えたいところを決めましょう
- 自分の考えや読む前の印象などメモをしていたことを書いていきましょう
- 自分の感想や考えを伝えるときは、理由をしっかり書きましょう
感動した場面に対して、どこが感動したのか、なぜ感動したのかを具体的にすることで印象的だった理由が伝わりやすくなります。
さらに印象的だった場面に対して、自分の経験談や自分が主人公の立場だったらどうするかという視点の書き方もあります。
自分と主人公の行動が同じか違うかを書いたうえで、なぜそう考えるのか理由を書き加えるのです。
私も本を読んで悲しいやおもしろいと思う場面があります。
実際に同じような状況になったことがあって、本の主人公になったらこう考えると思ったからなどを詳しく書くといいです。
終わり方を工夫し自分の考えを伝えよう
読書感想文のまとめ・終わり方は「なか」の部分をまとめ、再度自分の考えを伝える場面です。
読書感想文の終わりは、全体の20%程度を目安に書きましょう。
本を読んで学んだこと、感じたことを今後の生活にどのように活かしたいかをまとめて伝えると良いです。
終わりの伝え方の例は以下の通りです。
- 「この本を読んで~~を学びました。この学んだことを今後に活かしていきたいです。」
- 「私も○○のように努力し続けられる人になりたいと思う」
例のように終わりを結ぶと本から感じたことを踏まえ、今後に活かすことを伝えられます。
私も本を読んで「だからお母さんに怒られたのか」と考え方が変わったことがあります。
そして考え方が変わった後に同じ間違えを起こさないように気を付けるようになりました。
読書感想文の終わりは最後に一番伝えたい事を改めて伝える部分です。
自分の考えをまとめて、読み手に伝わるように文章を書きましょう。
まとめ
- 読書感想文に入賞するためにおさえるとよいコツがある
- 読書感想文を書きやすくするため、本の選び方と読み方を工夫する
- 書き出しを工夫して、読み手にインパクトがあるものに
- なかは重要な部分なので、感想をしっかり伝える
- まとめでは改めて伝えたいことを書く
本を読み、メモでしっかり思ったことをまとめてから読書感想文を書くといいです。
あらすじを簡潔にまとめ、自分の意見や感想をしっかり伝えると、自分にしか書けない読書感想文になりますよ。
私は小学生のころあらすじなど本の説明をだらだらしていたので、自分にしかない感想を書くことが大切と学べました。
読書感想文を書くときのコツをおさえて、ぜひ読書感想文を書いてみましょう♪