読書をした後、その時に得た知識や学んだことを読書記録に書いておくことで、さまざまなメリットが得られます!
備忘録・本の内容の整理・アウトプットと振り返り・読書の質が上がるなど、読書記録のメリットを説明しますね♪
読書記録を付けるには当然、読書する本が必要です。読書自体もたくさんの魅力がありますよね。
教養や知識、娯楽や子供の寝かしつけのお供、魅力を上げ出したらキリがないほどです。
そんな日常に彩りを与えてくれる読書ですが「読んだら終わり」にしてしまうと、せっかく読書で得た学びを忘れてしまいます。
今回、読書の記録を付けるメリットと、おすすめのアプリやノート、子供用におすすめの読書記録も紹介しますね!
読書記録を付けることで気づけばあなただけの教科書、または参考書になりますよ♪
読書の記録を付けることのメリット4選!
読書記録を付けるメリットは大きく分けて4つあります。
- 備忘録になる(種類と読了日)
- 本の内容が整理できる(あらすじや対人関係)
- アウトプットして振り返りができる(感想)
- 読書に対する質が上がる
読書記録を付けることは目新しいことではないですが、文化省の調査によると日本人の読書量は年間12冊〜13冊ほどだそうです。
「1ヶ月に大体何冊くらい本を読むか」という調査では、なんと約半数以上の人が「1ヶ月に1冊も本を読まない」という回答結果でした。
本離れが目立つ結果を知り読書好きの私はちょっぴり残念な気持ちになりましたが、読書記録を付けるメリットを知れば読書が楽しくなりますよ♪
読書記録は主に備忘録としての役割になる
読書記録をすることで本の種類や読了日が分かり、一目で読書量が分かるので積み重ねることで達成感も得られます。
私は主に小説やエッセイ、ビジネス指南書を読むことが多いのですが、読書をしていて「これ覚えておきたい」「このフレーズ素敵だな」と思うことが必ずあります。
そんな時に読書記録に記しておくことで「どの本だっけ?何ページだっけ?」という探す手間が省けます。
ビジネス本など指南書から得た知識を引き出す場面が多い方は、なおさらメリットになります。
さらに本を読んで感じたことや学んだことを一言でも書いてアウトプットすることで深く記憶することができます。
本の内容が整理できる
私は小説を読んでいて「あれ?AさんはBさんの何だっけ?」といった具合に途中で対人関係が分からなくなることがあります。
特に、隙間時間に読書をしたり一気読みしない方は経験したことがあるのではないでしょうか。
実際に私は隙間時間に読書をするので、内容が途切れ途切れになってしまいます。
そんな時まず、読書記録にあらすじと対人関係をサッとメモしておきます。
そうすることで読書する前に確認してから読み始められるので、本の内容の理解が深まります。
アウトプットして振り返りができる
私が読書記録の醍醐味だと感じる項目が「振り返り」です。
本を読んだ感想や感じたこと、さらに本のレシートや読んだお店のレシートも挟んでおくのもおすすめです。
1年前の記録を振り返った時に「この本読んでたな」「こんな風に感じてたんだな」と懐かしい気持ちになります。
誰かに見せるものではないので、書き方の構成や綺麗に書く必要はありません。
素直に本音を書くことで、普段築けないことや内面的な変化を感じられます。
読書に対する質が上がる
積み重ねるほど「読書をしよう」というモチベーション(動機)につながり、本への理解も深まるので自然と読書をする習慣が身に付きます。
私が記録を付け始めた頃は「書いているだけ」という感覚で書いていたので飽きてしまうことがありました。
しかし、読書記録を書くことで何が得られるのか、何のために記録するのかを知ることで格段に読書記録が楽しくなりました。
特に語彙力や知識は、アウトプットすることで日常会話で自然と引き出されるので口下手な私は自信につながっています。
読書の記録をじっくり書くなら記録ノートがおすすめ!
読書記録を書くノートはもちろんあなたの好きなものでよいですが、おすすめなのが読書記録専用のノートです。
その中でもあらかじめ記入項目が書が書かれているタイプは項目に沿って記入していくので手書きでも続けやすいノートです。
書店やインターネットでさまざまなタイプの読書記録が販売されていますが、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
これから読書記録を始めたい方にもおすすめな読書記録ノートを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ムーミン100冊読書ノート
ムーミンのイラストが可愛い読書ノートです。ネットショップで検索すると必ず上位にヒットする人気の読書記録ですよ。
「本のタイトル・著者名・出版社・読了日・読み終えた感想」を自由に書き込める欄があります。
あらかじめ必要な項目が書かれているので、これから読書記録を始めたい方にもぴったりです。
文庫サイズのノートなので本棚に収まりやすく、バッグに入れて持ち歩くのにも便利なサイズですね。
私はアニメも原作も読むほどムーミンが好きなので、ノートを開くたびに癒されて読書記録をする時間が楽しくなりそうです。
ムーミンの故郷フィンランドは「読書大国」とも言われていて子供たちが読書記録を自由に書くことで国語力が上がっているそうです。
読解力世界一のフィンランドメソッド(フィンランド教育法)を取り入れて読書記録を楽しみましょう♪
エディット読書ノートブックジャーナル
文具を中心に取り扱っている「マークス」のEDITシリーズは手帳も人気ですが実は読書ノートもあります。
書籍サイズのシンプルでおしゃれな読書記録ノートは「本好きのための読書ノート」と称されていて書き込み項目が充実していますよ!
「ブックジャーナル・心に残った言葉・読書リスト・支出表・ブックアドレス・メモ・読書リスト」のページがあります。
ブックジャーナルのページだけでも項目がたくさんありますよ。
タイトル・読了日・著者・ジャンル・装丁家・国・出版社・価格・初版・購入先・感想・評価・キーワード・引用が書き込めます。
これだけ項目があると読書家にはたまらないですよね!私は書くことが好きなのでとても魅力を感じました!
書き方の例が公式サイトに掲載されているので、さらに詳しく知りたい方は確認してみてください。
新潮社の商品!ほんのきろく
新潮社の商品「ほんのきろく」は100冊分の記録ができます。サイズは文庫サイズで、表紙は新潮社のキャラクターがゆる可愛いですよ。
100冊分の読書リストから始まり、記入ページは見開き2ページあります。
「記入項目は、書名・著者名・出版社・読了日・評価・感想・あらすじ」が書き込めます。
見開き2ページでたっぷり感想が書ける欄があるので、書きごたえがあり振り返った時にじっくり自分と向き合うことができます。
「100冊目指すぞ!」と目標を立ててる方も、自分のペースでコツコツ記録を付けたい方も100冊分の記録が書けた時に達成感を感じられますよ!
文庫サイズで100冊分もの記録ができるので1冊手元に置いておきたいなと思いました。
100冊の記録がつまった読書記録はきっとかけがえのない財産になりますよ♪
読書の記録を手軽に書くならアプリがおすすめ!
便利で溢れている現代では、読書記録もデジタル化しています!手軽に記録できる他に、アプリによっては本を探せる機能が付いています。
私もアプリを使っていた経験がありますが、とにかく手軽で便利です!
なかなか手書きの読書記録が続かなかった方はぜひアプリを試してみてください!
基本的な本の情報はバーコードスキャンできてや感想や気に入ったフレーズを記入できる他に、新作の本の情報も知ることができます。
今までで読んだことのないジャンルに出会ったりできるので楽しく記録が付けられます。
読書記録アプリといったらブクログ♪
読書記録アプリでもっともポピュラーとも言えるブクログは、100万人以上の会員を誇るアプリです。
私は自分に合った読書アプリをいくつも試した結果、ブクログがもっとも使いやすいと感じました!
主な機能は以下の通りです。とにかく便利な機能が満載です!
- バーコード読み取り・キーワード検索で本の情報の登録
- 感想・評価・メモ・フレーズの記入
- 再読記録
- 記録のグラフ化
- ユーザーと交流
本の裏表紙にあるバーコードに、スマートフォンのカメラをかざせば簡単に本の情報を登録できます。
記録が自動でグラフ化されるので昨年の読書量の比較などが、一目でわかります。
さらに私は手書きで記録するようになってからも新刊情報や話題の本、ランキングなども見ることができるのでブクログを愛用していました。
ユーザーとの交流では、読んだ本の感想を見ることができたりコメントもできるので本についてトークを楽しむこともできます。
私は、指南書本などの感想を読ませていただいて、「そういう考え方もあるのか!」とさまざまな方の学びを知れて刺激になっています。
数値化するならこれ!読書メーター
読書メーターの機能は、「グラフ化に特化している」読書記録アプリです。
主な機能は以下の通りです。必要な機能が揃っています。
- バーコード読み取り・キーワード検索で本の情報の登録
- 本の感想
- 記録のグラフ化
- ユーザーと交流
読書ページ数・読書冊数や著者グラフがデータ表示され、著者グラフは今まで読んだ本の著者一覧をチェックできます。
「読んだ本・読んでる本・積読本・読みたい本」という具合に本を読んでいる状態を4つに分けて管理できるので、常に読書の進捗状態を管理できます。
ブクログに比べると気に入ったフレーズやメモなど細かい項目がないので、本の感想は要点をひとまとめに書きたい方におすすめです。
私も読書メーターを試したことがありますが、著者データから「この小説家の本ばかり読んでるな」と自分の好きな小説家を発見できました!
さらに「この小説家は他にどんな本があるかな?」とその場で検索できるのでとても便利です。
感想やメモはシンプルに、読書量を数値で記録したい方におすすめです。
シンプルでかわいい世界観!ビブリア
ビブリアはiosアプリのみですが、シンプルに読書記録を付けたい方におすすめです。
本の情報を登録して、メモ・感想・評価を書くだけなので「手書きの読書記録に近い感覚だな」と感じました。
読書量と振り返りをしたい方におすすめです。シンプルですが記録がグラフ化されるので、必要最低限の機能が備わっていますよ♪
さらにキャラクターから一言コメントをもらえるにでささやかな楽しみにもなりますね。
図書カードのように、シンプルに読書量が分かる機能が小学生の頃を思い出させてくれるような懐かしさも感じられるアプリです。
子供におすすめの読書記録ノート3選!メリットがたくさん♪
読書はお子さんにとって大切な教養です。語彙力や読解力だけでなく、学力や社会性にも影響を与えます。
私には小学生の娘がいますが、学校で0時間目に読書タイムが設けられていて苦手だった読書に興味を持つようになりました。
さらに図書カードがいっぱいになると読破章がもらえることに達成感を得られるので娘は毎年、読破章を目指して読書をしています。
そこで、読書が苦手なお子さんでも続けやすい読書記録を紹介していきます。もちろん読書が好きなお子さんにもおすすめですよ♪
大人気のキャラクター!すみっコぐらしの読書ノート
子供に大人気のすみっコぐらしの読書ノートは、お子さんが楽しく読書記録を続けられる工夫がされています。
ちなみに大人の私も大好きなキャラクターで、表紙だけで癒されますよ!
ノートを開くと「この本は、読書が好きな人も苦手な人も楽しく続けられる読書ノートです。(後略)」と優しいメッセージから始まります。
「読み始めた日・読み終わった日・本のタイトル・作者名・お気に入り度」の基本的な項目が揃っています。
さらに「素敵な登場人物・素敵な場面・素敵なセリフ・メモ」があるので一言だけでも書いておくと振り返りが楽しくなりますよ♪
5冊ごとに付属のごほうびシールを貼れたり、クイズページがあったりと子供心をくすぐるページがあります。
ページのあちこちにキャラクターがいたり、全ての漢字にふりがなが書いてあるので低学年のお子さんでも気軽に始められますよ。
性別問わず使える!ドラえもんの夢をかなえる読書ノート
タイトルが素敵なこちらの読書ノートは、小学館の商品です。性別問わないデザインです。
こちらも使い方の説明や、5冊ごとにごほうびページが合ったりと続けられやすい工夫がされています。
「読み始めた日・タイトル・作・イラスト・この本を読んだ理由・メモ」の基本的な項目がありますが、新たな工夫がありました。
「この本を読んだ理由」は「感想」とは少し違い、なぜこの本を読もうと思ったのか自然と思考的な書き方ができるところがポイントです!
振り返りをした時に、より内面的な変化が感じられるのではないでしょうか。
ずっと使いたくなる読書しょうかいノート
読書しょうかいノートは、伝える力・書く力を養うことができる読書ノートです。
記録の項目が、誰かに読書感想を紹介するイメージをして書けるようになっています。
- ひとことで書いてみて
- もうちょっとくわしく教えて
- これまでに、きみがこの本と同じけいけんをしたことについて書いてみよう
- この本で一番きおくにのこったのは?
- おすすめポイント
- だれにすすめる?
小学生になる準備時からずっと使える読書ノートですが、シンプルな読書ノートに慣れてきたらステップアップとして取り入れるのもおすすめです。
私の娘は国語や道徳の「これを読んであなたはどう思いましたか?」といった感想を述べる問題が苦手なので、とても興味が湧きました!
小学生になると新たな環境でクラスの仲間とのコミュニケーションに難しさを感じることもあるでしょう。
実際に私が小学生の頃にぶつかった壁でもあり娘も経験したことを思うと、誰しもがぶつかる壁かもしれません。
私の観点からそんな時にも少しずつ読書しょうかいノートを書くことで、自信につながるのではないかと感じました。
子供だけでなく、大人の方も書くことやコミュニケーションが苦手な方、もっと鍛えたい方も活用できる素敵な読書記録です。
テンプレートスタンプで読書記録ノートを自作?!
読書記録ノートを買ってみたものの、自分に合わなかったらなかなか続けられないものです。
私は長く使い続けることを想定する時はとにかく、とことん吟味します。毎日手に取るものならなおさらです。
「どうしてもいい読書記録ノートが見つからない。」そんな時は、オリジナル読書記録を作ってしまいましょう♪
ノートにスタンプを押すだけでできちゃいますよ♪シンプルでもカラフルでも好みに仕上げられるおすすめスタンプを紹介します。
シンプルでおしゃれな読書感想スタンプ
こちらの読書感想スタンプは、お好きなノートにポンっと押すだけで読書記録を書き込めます。
タイトル・日付・著者・感想の見出しが付いていて、スタイリッシュな読書記録になります。
amazon
カラーバリエーションが「黒色」「朱色」「青色」「緑色」があるので色で本のジャンル分けをするにもいいなと感じました!
カラーペンで装飾を施せば世界で一つだけの読書ノートが出来上がります。
約3000回以上使えて、専用の補充インクも販売されているので何度でも使えるのが嬉しいですね。
遊び心をくすぐる♪ミドリスタンプ
ミドリオンラインストア
こちらは遊び心のあるデザインがかわいいスタンプです。スタンプの上から色が塗れるので、柄を書いたりして自由にデザインできます。
日付・タイトル・感想を楽しく書き込むことができるので、進んで読書して記録をためたくなります!
ひと手間かけた読書記録は、振り返った時に当時のひと手間まで懐かしさを感じられそうで私も作りたくなりました!
お子さんにもおすすめなので、親子でオリジナル読書記録を作って読書を楽しみましょう♪
まとめ
- 読書記録のメリットは備忘録・整理・アウトプット・読書への質が上がる
- 読書記録はあなただけの教科書になる
- 隙間時間の読書もメモしておけば本への理解が増す
- 読書記録の醍醐味は振り返りで内面の変化を感じられる
- 記録を積み重ねるほど知識と読書習慣が身に付く
- 読書記録ノートは項目が書かれているから続けやすい
- 項目のタイプは必要最低限のものから充実したものがある
- 読書記録アプリはバーコード読み込みやユーザー交流がある
- 子供用の読書記録は、楽しく続けやすいノートがおすすめ
- 読書記録で伝える力を身につけて自信につながる
読書は人生を豊かにする素晴らしいものです。読んだら終わりにしていては勿体無いです!
読書記録のメリットを知り、学びや知識がこぼれ落ちてしまう前に記録しましょう♪
読書記録をすることで、知識や世界観だけでなく内面的な変化を感じられる貴重なノートが出来上がるでしょう。きっとあなただけの財産になりますように。