あなたは漫画をアプリで読むことはありますか?
漫画アプリにも操作方法や、取り扱っている作品などそれぞれの特徴があるため、私は複数ダウンロードして使い分けています。
ところで、漫画を読むために必要な通信量はどのくらいなのかご存知ですか?
画像を何ページも閲覧するので、結構な通信量がかかっているイメージがありますよね。
私はスマホの通信制限がかかるのが怖いため、基本的にはWi-Fiのある環境で読むか、ダウンロードするようにしています。
そこで、調べてみるとアプリによって通信量に差があることが分かりました。
あなたが使っている漫画アプリはどのくらい通信量がかかっているのでしょうか?
実際に漫画を読んで、アプリごとの通信量を比べてみましたのでご紹介いたします。
漫画アプリの通信量を数値化してみた

無料で漫画が読めるアプリは沢山ありますよね。
移動時間や家事の合間、寝る前などちょっとした時間で読む方も多いのではないでしょうか?
私も「ちょっと疲れたなあ…」という時の気分転換に読むことがあります。
無料で読める漫画はどんどん読み進めたくなりますが、通信量も無料というわけではありません。
そこでデータ通信量を計れるアプリを使って、実際に漫画アプリで1話読んだ時の通信量を計ってみました!
漫画アプリの通信量比較
分かりやすくするために、各漫画アプリで同じ漫画を1話読んで比較してみることにしました。
今回読んだのは『珈琲いかがでしょう』の第1話です。
pixivコミック
中村倫也主演でドラマ化もされた話題作です。
私は先に漫画を読んでいたのですが、ドラマもハマり役だなと思いました!
通信量 | |
eBookJapan | 5.7MB |
LINEマンガ | 12MB |
ピッコマ | 2MB |
pixiv | 1.7MB |
comico | 13MB |
今回、私が実際に計測した通信量がこちらになります。

同じページ数を読んでもこれだけ差があるのには驚きました!
comicoはカラー版、それ以外はモノクロでしたのでその差はあるのかなと思います。
ですが、それにしてもLINEマンガの12MBとpixivの1.7MBの差は歴然ですね。
調べてみたところ、他の漫画アプリで比べてもやはり各アプリで通信量にはかなり違いがありました。
あなたのお気に入りの漫画アプリはこの中にありましたか?
Wi-Fiのない環境で漫画を読んでいると、知らないうちにデータ通信量を消費している可能性がありますのでご注意くださいね。
漫画アプリの動画広告も通信量が発生している!
漫画アプリを開いた際に、『動画を見ると1話無料』と表示されたことはありませんか?
アプリによっては広告動画を見ることによって1話無料になったり、アプリ内で使えるポイントがもらえたりと特典があります。
ですが、例え20~30秒でも動画の通信量はとても気になりますよね!
それが好んで見ているわけでもない広告となると、私はますます気になってしまいます。
私が使用しているアプリではCOMICOがこれに当たります。
COMICO
今回は、この動画がどのくらいの通信量なのかを計測してみました。
動画によって15~30秒と差がありますが、何回か試してみて私の場合は広告動画あたりの平均が1.06MBでした。

これだけ見ると大した量ではありませんが、1日に何度も見るとなると、その分通信量も増加しますよね。
ちなみに、COMICOでは一度広告動画を見ても再度この表示が出るので、動画を見るたびにポイントをもらうことができます。
動画を見た分だけポイントを稼いで、漫画を無料で読めるこのシステムはCOMICOのメリットです。
ですが、いくらポイントゲットできるからといって動画を見すぎると、速度制限がかかってしまう可能性もあります。
私は広告動画を見るのは時間に余裕があって、Wi-Fi環境下にいるときだけにしています。
COMICO
また、このように貯まったポイントには有効期限があります。
1日限定の場合も多いので、あまり欲張りすぎずに使える分だけ貯めるのが良いですね。
漫画アプリのストリーミングとダウンロードの比較

「通信量が気になるから、外出中は漫画アプリは使わない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
インターネットの契約プランによっては、いつの間にか速度制限がかかっていたり、制限解除のために追加料金がかかるという場合もあります。
ですが、多くのアプリでは、マンガを読む際にストリーミングかダウンロードかを選ぶことができます。
そこで、通信量を抑えたいのならば断然ダウンロードです!
それでは、ストリーミングとダウンロードがどのように違うのか比較してみましょう。
ストリーミングとは?
近年、漫画アプリだけでなく音楽や動画配信サービスでも定番になっているので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ストリーミングとは漫画や音楽、動画をインターネットに接続した状態で楽しむことができる再生方式です。
そこで、ストリーミングのメリットとデメリットをご紹介いたします。
【メリット】
- 読み進めながらデータを読み込むので待ち時間が少ない
- 著作権のある作品も閲覧できる
- デバイスのストレージには影響がない
ストリーミングのおかげで、漫画アプリもスムーズに読むことができているのですね。

たしかに、一昔前は『データを読み込み中です』という表示をよく目にした気がします(笑)
また、データを保存するわけではないので、ストレージの容量に影響しないのも嬉しいポイントです。
私はしばらく機種変更をしていないので、アプリや子供の写真でスマホの容量がいっぱいです。
そのため、普段使っている漫画アプリはいつもストリーミングで読んでいます。
【デメリット】
- インターネットのない場所では使用できない
- 読み返したい時は、毎回通信して読み込まないといけない
- 通信環境が悪いと読み込みが遅かったり、読み込めないときもある
ストリーミングは常に通信している状態ですので、そもそもインターネットのない環境では使うことができません。
また、一度読んだページに戻るためにも毎回通信しているということをお忘れなく!
通信量の面からみると、ストリーミングはかなり消費していることになりますね。
たまたま、数日前に主人のスマホのデータ通信に制限がかかりました。
私はちょうどこの記事を執筆中だったので、「何が原因?」と興味津々で聞いてしまいました(笑)
今回は、外出先でWi-Fi接続を切ったのを忘れて、家で漫画や動画アプリを使用したのが原因でした。

今まで通信制限かかったことないから驚いたよ…
ダウンロード再生とは?
ダウンロードというのは、初めにすべてのデータを読み込んでデバイスやアプリに保存することです。
ダウンロードしたデータを、インターネットに接続せずに視聴することを『ダウンロード再生』と言います。
こちらもメリットとデメリットを見てみましょう。
【メリット】
- 一度ダウンロードしてしまえば、通信せずに閲覧することができる
- インターネットがない環境でも開くことができる
- メディアに保存することができる
【デメリット】
- 初めにすべてのデータを読み込むので時間がかかる
- パソコンやスマートフォンのストレージを圧迫する
このように、通信量がかかるのは初めにダウンロードする一度きりです。
ダウンロードするには少し時間がかかりますが、一度保存してしまえば何度でも読み返すことができます。
また、通信環境に関係なく読めるので、外出中に読むときにはダウンロードしておいた方が安心ですね。

ただし、ダウンロードする際にはそれなりの通信量が発生しますので、Wi-Fiのある場所で行うことをおすすめします。
また、保存するためにはストレージの容量を空けておく必要があります。
繰り返し読みたい作品以外は、読み終わったらこまめにダウンロードデータを消去するようにしましょう!
ストリーミングとダウンロードどちらもそれぞれ良いところがあります。
あなたのいる環境や、目的に合わせてうまく使い分けてくださいね。
漫画アプリの通信量を抑えるおすすめの方法4選!

通信量はアプリによって、また閲覧方法によっても違うことが分かりました。
では通信量を抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは4つの方法をご紹介したいと思います。
Wi-Fiのある環境で使用する
スマホやタブレットのデータ通信量を抑えるためにはWi-Fiが必須となります。
特に漫画や動画は多くの通信量を消費するので、Wi-Fi環境なら安心です。
ご自宅や会社だけでなく、最近は図書館やカフェなど様々な場所でフリーで使えるWi-Fiが普及していますよね。
私は職場近くの駅ビルでランチをしたり、時間をつぶすことが多いのですがその時はフリーWi-Fiがとても役に立っています。

ゆっくり座れるフリースペースがあるので、余裕があるときは動画を見てしまうこともあります。
オフラインに対応しているアプリを選ぶ

こちらはeBookJapanのアプリですが、このように「いますぐ読む(ストリーミング)」又は「ダウンロード」といった選択肢が読む度に出ます。
私は家ではWi-Fiがあるので、通信量など気にせずストリーミングでサクサク読んでいます。
ですが、通勤電車で読みたい時は、前日に気になる作品をダウンロードしておきます。
そうすることによって、外出中も通信量を気にしてヒヤヒヤする心配がなくなるのでおすすめです♪

やはり通信量を抑える一番の方法は通信しないことですよね。
デバイスやアプリ内にダウンロードできる、オフライン対応のアプリを選びましょう♪
また、スマホやタブレットの速度制限を防ぐためには、Wi-Fiのある環境でダウンロードすることが必須です!
動画広告のないアプリを選ぶ
前述したとおり、動画広告も何回も見ればそれなりの通信量が発生します。
それならば、動画広告のないアプリを選ぶようにしましょう。
私はまだ子供が小さいので、漫画を1冊ゆっくり読む時間はありません。
ですので、家事や寝かしつけ後の隙間時間で1話読むくらいがちょうどいいです。
時間がない私にとっては、たかが30秒でも広告を毎回見るのはもったいなく感じてしまいます。
そのため私は通信量だけでなく、サクサク読み進められないもどかしさからも、動画広告のないアプリを優先して使っています。
自動アップデートはオフにする!
漫画アプリに限らずですが、アプリのアップデートをする際にも通信量が発生していますよね。
自動アップデートがオンになっていると、外出中などWi-Fiの有無に関係なくアップデートが行われてしまいます。

アプリによってはかなりの通信量が消費されるので、通信制限の原因にもなりかねません。
設定画面で『自動アップデートのオン/オフ』が切り替えられたり、『Wi-Fiのあるときだけ実行』など選ぶことができます。あらかじめ設定しておきましょう。

Apple製品ではこのような画面で表示されます。
- 「設定」を開く
- 「App Store」を選択
- 「Appのアップデート」でオン/オフを選ぶ

スマホには、以前ダウンロードしたものの使っていないアプリも意外と入っていたりしますよね?
私は先日、外出先で充電が少ない中アップデートが始まっていたので慌てて解除しました。
通信量が大きいとデータ通信量に加えて、バッテリーも消費するので焦ってしまいました。
こういった設定は初期状態ではオンになっていることも多いので、気を付けて確認するようにしましょう!
まとめ

- 漫画アプリの通信量は各アプリによって異なる
- アプリによっては10MB以上の差が出ることもあるので、通信環境には注意が必要
- データ通信量が気になるという方は、Wi-Fiのある環境でダウンロードして読むのがおすすめ
- 広告動画も通信量が発生している
- ストリーミングは常にインターネットに接続した状態でメディアを再生する
- ダウンロード再生は、一度デバイスに保存したものをインターネット接続なしで再生すること
- 漫画アプリの通信量を抑えるためには、通信環境やスマホの設定を工夫する
今回初めて通信量を数値で比べてみましたが、同じ漫画を読むにしてもアプリによってこんなに差が出るとは思いませんでした。
漫画以外のアプリもどのくらい通信量がかかるのか気になってきました…!
あなたも漫画アプリを使用する際は通信量にも気を付けて楽しんでくださいね♪